主婦の副業に必要な資格・スキルとは？

クラウドソーシングサービスとは、「インターネットを通して仕事の受発注を行う」サービスのことです。受注者と発注者は対面する必要がなく、基本的にはPC環境さえあれば自宅で仕事をすることが可能です。主婦の皆さんにとっては、時間と場所にとらわれず働けるという点が大きなメリットになると思います。

会員数が12万人、クライアント数が2万3千社を超える日本最大級のクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスを利用すれば、仕事を探して契約するまでの所要時間が最短15分で済みますので、家事の合間など空き時間を生かし収入を得ることが可能です。
利用者の男女比は半分ずつ。興味深いのは 受注者の7割が地方在住という点です。「場所にとらわれない」というクラウドソーシングサービスの特性が良く出ています。

大別して、専門的な知識や経験が必要な「プロ向け」と、特別なスキルが必要ない「未経験歓迎」の2種類の仕事があります。プロ向けの仕事で多いのはシステム開発や、デザインなど。その他には翻訳や3Dデータ作成といった仕事も登録されています。
未経験歓迎の場合は、 ライティングやデータ入力が多いですが、テープ起こしや筆耕・写真撮影・リスト収集など様々な仕事があります。実際にクラウドワークスで検索すると、興味のある仕事が見つかるのではないでしょうか。

プロ向けの仕事であれば当然、案件にそったスキルや経験が必要となります。例えばシステム開発ならSEやプログラマ・アプリ開発、デザイン関連ならWEBデザインやDTPデザインなどのスキルが求められます。
未経験者向けであれば、特別なスキルや経験は必要ありませんが、 ライティングのスキルはあるに越したことはありません。記事の質が上がれば、それだけ報酬の高い仕事を受注できます。
「役に立つ経験もスキルもない」という方は、まず 今までの経験の棚卸しをしましょう。例えば社会人経験があればWordやExcel、PowerPointなどを使用したことがあると思います。それも発注者に対してアピールできるスキルなのです。 「結婚」「育児」「ダイエット」といった自らの経験を語るような記事の案件もあります。今までの経験を振り返り、自分のスキルを見つめ直しましょう。

まず認識すべきなのは、クラウドソーシングサービスを利用した仕事は雇用関係が発生しないため、「自ら仕事を獲得し管理する必要がある」ということです。
仕事の獲得といっても、報酬や納期に納得できないものまで受注する必要はありません。個人で責任を持って行える範囲にするべきです。ただ初心者だと発注してくれるクライアントがいないので、最初の10件程度は報酬の低い仕事でも受注し、実績をつくることを優先すると良いでしょう。 継続のためには、まず一つ一つの仕事を確実に遂行し、 信頼を得ることが大事です。そうすることで同じクライアントからの再受注や、評価を見た他のクライアントからの依頼が期待できます。
もう一つ重要なことは、 常にスキルを磨き、できることを増やすということです。それにより受注の可能性はさらに高まります。

クラウドワークスは「21世紀の新しいワークスタイル」を提供することを目的としてスタートしたサービスです。
「時間と場所にとらわれず働ける」ということはその要素のひとつに過ぎません。これからは受注者・発注者の「つながり」や「安心」を築いていくことが必要だと考えています。 例えばクラウドワークスには「ありがとうボタン」というシステムがあります。クラウドワークス上で仕事をしている相手にワンクリックで感謝の思いを伝えることができる機能で、2013年4月のリリースから現在までで約50万回押されています。この「ありがとう」は受注者にとって「報酬」以外のかけがえのない資産になるでしょう。
今後も 収入だけなく、笑顔が届くようなオンラインの新しい働き方を多くの皆さまに提供していきたいと考えています。