幼児食資格ガイド
どんな資格・スキル
幼児食とは、離乳食を卒業する1歳頃から5歳頃までの子どものための食事のこと。大人と同じような食事ができるようになるまでの期間は、子どもの成長に合わせて食事の量、栄養素、見た目、味付け、素材の固さを考えたりと、献立にさまざまな工夫が必要になります。子供の発育の段階に合った献立のポイントを知っておくことが、幼児食づくりには不可欠です。
また、幼児期は正しい生活のリズムや食習慣を身につけていく大事な時期でもあります。幼児食は、子どもが食べることへの興味を覚えたり、食事の基本的なマナーや健康的な食習慣の身につけたりと、正しい食生活を習慣づけていく食育の役割も担っています。
学べること・学び方
幼児食の講座では、食物アレルギーの対処法やアレルギー対応の幼児食レシピを取り扱っていることが多く、アレルギーをお持ちのお子様がいる方や、保育園などで調理師の仕事をされている方にも役立つ内容となっています。
また、幼児期にかかりやすい病気や、病気の時の食事の食べさせ方、「好き嫌いする」「食事の時にじっとしない」「小食でなかなか食べてくれない」など、幼児期に多い問題や困った時の対処法までカリキュラムに組み込まれています。幼児食に必要な栄養素や具体的なレシピなど食事内容だけではなく、幼児期に身につけておきたい食習慣や、幼児期特有の食行動の対応まで、子どもの成長に寄り添った内容が学べます。
こんな時に役立ちます
幼児食は、自分の子どもために学びたいという親御さんに人気のスキルです。離乳食を卒業したあとの食事を考えるのに参考になるほか、食に関するしつけも合わせて学べます。子どもにとって噛みやすい野菜・魚・肉の切り方から実践的なレシピまで覚えられるので、毎日の献立に役立ちます。
保育園や小学校などで調理師をされている方、保育士や幼稚園の先生など多くの子どもさんと接する仕事をしている方、料理教室を開いている方やフード関連のお仕事をされている方のスキルアップとしてもおすすめのスキルです。