荒井 詩万(アライ シマ)
大学卒業後、設計事務所に秘書として勤務。在職中、「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」で2年間学び、卒業後フリーのインテリアコーディネーターとして「CHIC INTERIOR PLANNING」を主宰。現在、新築住宅やマンションのインテリアコーディネート・リモデルを手掛ける他、インテリアスクールやセミナーの講師、雑誌の企画・監修、テレビ出演など、インテリアに関するさまざまな分野で活躍中。
Q. 現在まで、どんな方法で夢を叶えてきたのですか?
結婚は、28歳のとき。マンションリフォームなど少しずつ大きな仕事をいただいて、自信をつけ始めたときでした。
結婚を機に2世帯住宅を建てることになり、設計事務所に勤めている主人が住宅設計、私がインテリアを担当。日々夫婦で格闘しながら作り上げた自宅を「YAMATE HOUSE」と名付け、せっかくならたくさんの方に見ていただきたいとコンクールや雑誌などに資料を作って送りました。
すると、この自宅が「神奈川建築コンクール」で優秀賞を受賞。
そしてテレビ番組の「渡辺篤史の建もの探訪」にも出演。
ホームページ作成もきっかけとなり、コーディネートの依頼の他に、セミナー講師や雑誌などのメディアからもたくさんの仕事をいただけるようになりました。
チャンスは、待っているだけでは絶対に訪れてはくれません。ただ、行動あるのみ。動けば、何かしら波が起きるのを感じます。これは、一番最初に200通のダイレクトメールを送った時から変わらない、私の信条でありスタイル。仕事も人とのつながりも、ご縁は自分の行動が築いていくものだと信じています。
Q. これからの目標、叶えたい夢はなんですか?
コーディネートの仕事、講師の仕事、メディアの仕事。いまはこの3本を柱に活動していますが、どれも楽しくやりがいがあるものばかり。
さらに今後は、この柱をそれぞれ深めていきたいと考えています。
その具体的なアイデアとして、5月から自宅で少人数制のインテリアレッスン教室を開催し、インテリアをもっと身近に学べる場を提供していく予定です。
インテリアもファッションやお料理と同じく、日々の生活を豊かにするもの。でも、ちょっと難しく感じている方が多いように思います。この教室を機に「今日の洋服、素敵ね」と言うのと同じ感覚で、インテリアを楽しんでいただけるようになると嬉しいですね。
また、コーディネートの方は個人住宅だけでなく、例えば店舗やホテルなど商業空間も手掛けていきたいと思っています。そしてその経験で得たものを、ひき続きメディアへどんどん発信していきたいと考えています。
Q. これからインテリアコーディネーターを目指す人へアドバイスを!
セミナー講師を務めると「センスに自信がないのですが、私でもなれるでしょうか」という声をよく聞くのですが、大丈夫!
センスはいまからでも磨けます。
それよりも大事なのは、自分自身が生活を楽しめているかどうか。
部屋に飾った花がきれいだなと思ったり、美術館に行って素敵な空間だなと感じたり。
そういうふうに自分自身が生活を楽しめていなければ、人が心地いいと思う空間は作り出せないと思います。
それから、インテリアコーディネーターはクライアント、工務店さん、職人さんたちの真ん中に立って調整する仕事なので、コミュニケーション能力も必要です。
人が好きで、自分の生活を楽しめている人なら、きっとインテリアコーディネーターの素質あり!
また、この仕事は女性がずっと続けていける仕事。結婚や子育てなどの生活経験がプラスになると、私自身実感しています。
皆さんも夢をつかんで、たくさんの素敵な空間づくりをしていきましょう!
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