この夏こそ自分で浴衣を着たい!
店頭に色とりどりの浴衣がならび、花火大会の予定も近づいてきた今日この頃。
今年こそ浴衣を自分で着こなせるようになりたいという方も多いのではないでしょうか。
この時季気になる、浴衣のアレコレについて迫ります。
浴衣って本当に自分で着られるようになるの?
むずかしそうに見える浴衣の着付けですが、帯締め・帯揚げ・帯枕・長襦袢など様々なアイテムを必要とするきものの着付けに比べて、浴衣は帯(半幅帯)さえあれば着ることができるので非常にシンプル。あまり身構えることはありません。
とは言え、自己流の着付けでは浴衣にしわが寄ってしまったり、帯がゆるんだり、着くずれしてしまったりとトラブルになることも多く、プロにしっかりと着付けのコツを学んでおくのが安心です。
「付け帯(作り帯)」など、帯の結び目があらかじめ作られていて、帯結びのできない人もカンタンに浴衣を着ることができるアイテムも便利ですが、リボンの形がととのいすぎていて不自然に見えることが多く、どうしても子供っぽい印象になりがち。
浴衣美人には、見返り美人のように後ろ姿の美しさが必須。大人の女性として、帯結びまで自分でできるようになるのが一番素敵です。
浴衣の着付けレッスンについて
レッスンは1日〜2日と短期間で学べるものが多く、今から学んでも夏の花火大会やお出かけの予定に間に合います。浴衣・帯などレッスンに必要なものは教室で用意されていることが多く、まだ浴衣をお持ちでない方でも着付けを習うことができます。
中には浴衣プレゼントつきのレッスンも。浴衣も付いて10,000円を切るレッスンが多く、「リーズナブルに着付けを習えてかわいい浴衣も手に入る!」と浴衣入門者さんに毎年人気のようです。
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休日や夜間もOK!自宅で受けられるレッスンも♪
[関東]美保姿きもの学院
浴衣のコーディネート
洋服選びでは、着た時のシルエットを重視する人も多いかと思いますが、浴衣はシルエットが決まっている分、色柄がとても重要です。
「帯の色は、浴衣の柄にある色から選ぶといい」「大柄な人は、華やかで大きな柄の浴衣が映える」「縦にラインが入った浴衣にすると体型をスッキリ見せられる」など、自分に似合う浴衣選びにもちょっとしたコツがあります。
浴衣の色・柄について
大柄な人には華やかで大きな柄が、小柄な方には柄が中くらいのものか、繊細で小さい柄が似合うと言われています。
また、体型を細く見せたい方には、縦にラインが入っているものを選んで縦長効果を出すのがオススメ。
逆に、体が細く貧相に見えすぎてしまう方は、膨張色である淡い色を選ぶのがいいでしょう。
帯の色の選び方
帯の色は、浴衣の柄にある色から選んだり、青系の浴衣なら水色、ピンクの浴衣なら赤系など、浴衣と同系色の色を持ってくるとしっくりまとまります。
コーディネート上級者の方には、たとえば紫の浴衣に明るい黄色の帯など、反対色を使った着こなしもおすすめです。
浴衣選びでお悩みの方は、レッスンの際に、浴衣・着物のプロである講師にコーディネートのコツを相談してみてはいかがでしょうか。
※来週は、浴衣姿での立ち居振る舞いなど「浴衣でお出かけ」について取り上げていきます。
【浴衣美人のすすめ 後編】」はこちら