情報収集やコミニュケーション、ショッピングなど、WEBは私たちの生活に必要不可欠となっています。その中で必要となってくる「WEBデザイナー」というお仕事。今回はその仕事内容や活躍の場などを詳しく紹介します。
WEBデザイナーの仕事内容は?
WEBデザイナーの仕事は多岐に渡りますが、ここでは代表的な2つを紹介します。基本的には発注元やディレクターからきたページ設計図を元に、コンセプトやターゲットに合わせたページ制作を行い、校正を経て最終的にページを納品します。
1.WEBページのデザイン
色々なWEBサイトやページの見た目をデザインします。パソコンやスマートフォンそれぞれのデバイスに最適なデザインや、ターゲットに合わせたテイストを飾りや色などの効果を考えながら、デザインしていきます。
必要なスキルは?
○ デザイン・カラー
デザインすることが未経験の方は、デザインについて学ぶ必要があります。
ただ感覚的にデザインするのではなく、「この部分を目立たせるためには?」「こういった印象を持たせるためのフォントやカラーは?」など、様々なデザイン知識を得ておく事が大切です。
沢山のWEBデザインを見て「なぜこうなっているのか?」を意識して学んだり、レイアウトやカラーなどの本やブログを参考にしたり、本格的にスクールで学ぶことも1つの手です。
○ グラフィックソフト
基本的にデザインはグラフィックソフトを使用して作成します。
代表的なソフトには、イラストやチラシなどの作成にも適しているAdobe Illustrator(イラストレーター)や、写真の加工や編集に強いAdobe Photoshop(フォトショップ)、WEBデザインに特化したAdobe Fireworks(ファイヤーワークス)などがあります。
どのソフトもデザインを作成することができますが、未経験者におすすめなのはAdobe Photoshop(フォトショップ)です。デザインしたファイルはクライアントに納品することも多く、その際にPhotoshopで作成したデータを求められる事が多いためです。このようなグラフィックソフトを使用してデザインを作成していきます。
これらのソフトは学割があり、スクールに通うと安く利用することができます。(※対象校があるので各スクールやアドビ社へ確認してください)
2.WEBページのコーディング
チラシなどの紙のデザインの場合は、作成したファイルをそのまま印刷するような流れになりますが、WEBの場合はデザインを一つ一つの画像やテキストなどに細分化し、ブラウザで正しく表示させるために作業する必要があります。この作業をコーディングと呼び、このコーディングを専門的に行う「コーダー」という職業もあります。
必要なスキルは?
○ WEBの知識
まず、インターネットとは何か、WEBページはどのような仕組みで私たちのパソコンやスマートフォンでみる事ができるのかなどの基礎知識習得が大切です。これらは本やWEB上で学び頭にいれて置きましょう。
○ HTML・CSS
この2つはWEBデザインの仕事をする上で必ず必要になる言語です。
HTML(HyperText Markup Language)は、HTMLタグを使って構成されている文書であり、これがブラウザで読み込まれることで、WEBページが表示されます。
普段みているWEBページをパソコンで右クリックすると「ページのソースを表示」と表示され、マークアップされたHTMLテキストを見ることができます。
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLを装飾をするための言語です。例えば、文字の色やサイズの設定や背景の色や画像の設定、ページ内での位置の設定などを行います。
この2つの言語も本などでの独学も可能ですが、スクールや通信講座で学び、わからないことを誰かにきける環境で勉強すると安心です。コーディングは「メモ帳」などフリーソフトでも十分行えますが、本格的にWEBデザインをやるのであれば、「Adobe Dreamweaver(ドリームウィーバー)」というソフトを利用するのが一般的です。このソフトを使うと、できあがりのデザインを確認しながらコーディングすることができるので、ぜひ使えるようになっておきたいソフトです。
WEBデザインが学べるおすすめスクール
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さらにこんなスキルがあると、仕事の幅が広がります!
○ JavaScript
ユーザーのマウスやキーボードでのアクションを受けて、ブラウザで特定の動作をするために使われることが多い言語。スライドショーや動くボタンなどを実現することができます。資格ガイドへ >>
○ PHP
申込みフォームやショッピングカートなどを実装する時に使われることが多い言語。通常プログラマが作業することが多い技術ですが、WEBデザイナーがデザインからこのようなプログラムもできると、仕事の幅が広がります。また、無料で提供されているブログシステム「WordPress」をカスタマイズする際にもこの技術が必要になってきます。資格ガイドへ >>
○ WEBマーケティング
WEB検索の仕組みや広告の知識を得ることで、検索結果に表示されやすいページ作成を行うことができます。常に変化するWEB業界の知識をチェックして最適なページ作成することが大事になります。資格ガイドへ >>
WEBデザイナーの活躍の場は?
1.制作会社で働く
既にデザインやWEBに関する仕事をしていた経験者など、即戦力が求められる場合が多いので、未経験の方はとにかく自分で沢山のWEBサイトやページを作成して蓄積。ポートフォリオなどを作るなどして面接でアピールしましょう。
お客さんと直接関わりたい、提案したい方はクライアントとデザイナーの間に立つディレクターを目指すこともおすすめ。デザイナーの仕事をしっかりと理解するために、まずはデザイナーとして経験を積むこともオススメです。コミュニケーション力や提案力も必要になってきます。
2.社内デザイナー
WEB媒体をもっている会社や、社内のサービスの作成などを行う社内デザイナー。社内サービスをよりよくするためにマーケティング的な目線も持ちながら、サイトやページ作成を行います。
3.WEB担当・PR・広報
社内のPRや広報などでWEB広告を発注したり、外部でホームページを作成している場合でも制作会社との間に立ってやり取りができる人が必要になってきます。社内でデザインソフトを保有していれば、簡単な修正を行うなど、幅広い仕事を行うことができます。
4.フリーランス・在宅
自分のペースで働きたい方や、子育てしながら働きたい方におすすめの働き方。人気のクラウドソーソングで自宅のパソコンから仕事を受注することができます。
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実際に働く現役WEBデザイナーの声
WEBデザイナーは良くも悪くもミーハーさが必要
伊藤 まいこさん(31歳)IT企業 社内デザイナー(デザイナー歴11年)
元々美術系の勉強をしており、もの作りの延長線上にありつつパソコンを使用する仕事がしたいと考えていました。そんな中でパソコンスクールに見学に行った時に「これからはWEBの時代」という話を聞き、スクールでHTMLやCSSなどを学び始めました。
その後、スクールの就職サポートなどを利用し、IT系の会社に就職。社内デザイナーとして働き始めました。WEBでのデザイン作成は奥が深く、グラフィックソフトは完全独学だったので始めは苦労しましたが、自分が作成したページの効果が良かったり、クライアントに喜んでもらえるようになることも増えてきて、やりがいを感じるようになりました。
WEBは流行り廃りが早いので、新しい技術や知識をどんどん吸収して活かしていくことが必要です。なので、よくも悪くもミーハーさが必要。それを楽しめる人は天職かもしれません。今後は、社内での新しいサービスやコンテンツなどを提案してみたいと思っています!
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