字幕速記人はステノキャプショナーとも呼ばれ、生放送の番組の音声を聞き取り、字幕を入力する仕事です。そんな字幕速記人、実は女性が多く活躍しているというのです。
テレビがデジタル放送になり、ニュース番組やスポーツ中継などでよく目にするようになったリアルタイム字幕放送。その字幕を創り出す「字幕速記人」にはどんなスキル・資格が必要なのでしょうか?
字幕速記人とは?
1分間に打つ文字、なんと300文字以上!字幕速記人は生放送を支える存在です。
通勤時間、携帯のワンセグで生放送のニュース番組を見ている時、字幕オンにした経験のある方は多いのではないでしょうか。
元は聴覚障害者がテレビ番組が音声で伝える内容を理解できるように、とのことから普及したリアルタイム字幕放送。今では電車など音を出してテレビが見れない環境や、騒がしい場所などで視聴を快適にしてくれる役割を担っています。
そんな今では当たり前になっている字幕ですが、実は字幕入力のプロ、字幕速記人がキーボードで入力しているものなんです。
※写真はイメージです。
女性が活躍できる?
字幕速記人の働く環境はというと、女性が多い傾向があるそうです。
継続することで技術が上がっていくこと、時事やスポーツの用語など知識が身に付けれられること、などの魅力があります。
自分の入力する字幕が多くの人の役に立っている、と大きなやりがいを感じている方も。
求人は多いの?
現在、正直なところ求人が多いとは言えないようです。
ですが、字幕速記人になる「近道」は存在します。
それは、、字幕速記人を養成するスクールに行くことです。
フジテレビやNHKの番組の字幕入力をしている「スピードワープロ字幕放送センター」は、「スピードワープロ学院」というスクールを運営しており、字幕速記人(ステノキャプショナー)を養成しています。
字幕速記人の資格を取るには?
「字幕速記人」という名称の資格は無いようです。
関連する資格として、「速記技能検定」が存在します。日本速記協会が認定する資格試験で、紙に書く速記方法なので字幕速記とは内容が異なります。
字幕速記人になるには?
字幕速記人になるには、養成スクールに行く、または字幕制作の会社に就職する、などの方法があります。
スクール検索はこちら!
字幕速記人(ステノキャプショナー)
字幕速記人以外にもある!稼げる資格
■ペットシッター
飼い主が不在の時に、ペットのお世話をする仕事です。需要はありますが、まだまだペットシッターが少ないのが現状です。
動物が好き、副業を考えている、といった方におすすめです。
ペットシッターについて詳しく
■ 社会保険労務士(社労士)
企業の総務部、人事部で働きたい方が取得しておくと強みになる資格。企業内の場合、資格手当が少し付く場合もありますが、開業の方が高年収を目指せるようです。
試験の合格者は女性が35%(H.26)となっています。
社労士について詳しく
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