資格独自の手厚い補助が魅力!資格ごとの助成金について解説します。
社会人向けの資格取得支援制度、教育訓練給付金とは別に、独自に助成金が設けられている資格もあるのをご存知ですか?今回は、人気の高い「保育士」と「介護職員初任者研修」の助成金制度をご紹介します。
※教育訓練給付金とは?…『資格を取りたい社会人に!「教育訓練給付金」とは?受講費用が戻ってくる?』
保育士資格の助成金
待機児童問題解消のため、保育士の人材不足解消が叫ばれています。安倍政権では保育士の待遇改善などを進めており、手に職として目指すなら今がチャンスの資格でもあります。
未経験から保育士資格を取得する場合、[1]保育士試験の合格を目指す [2]保育士養成施設を卒業すると大きく分けて2つの方法があります。取得方法ごとに助成金制度が設けられています。
保育士試験による資格取得支援事業
保育士試験の合格を目指す場合に受けられる制度。
- 運営主体は都道府県
- 保育士試験対策講座の費用を補助
- 保育士試験の受講料なども免除!
どんな制度?
保育士試験に合格し、資格取得を目指す人が使える制度です。
「資格取得講座受講料補助」と「保育士試験受験料補助」があります。
■ 資格取得講座受講料補助
受講費用の1/2が戻ってきます(上限は15万円)。保育士対策講座などを受講して保育士試験に合格後、保育園などに就職した場合に適用されます。
■ 保育士試験受験料補助
保育士試験受験手数料と受験の手引き郵送料など、保育士試験にかかわる経費すべてが補助されます。資格取得講座受講料補助の対象となる方が保育士登録をした場合が対象となります。
保育士修学資金貸付制度
養成施設の学費を貸し付け!支払免除もあり。
- 運営主体は都道府県
- 保育士養成施設の授業料を補助
- 要件を満たせば支払免除も!
専門学校や大学などの、保育士養成施設を修了し保育士資格を取得した方が対象です。
学費の一部を貸してもらえます。就職先の地域などの要件を満たせば、返済免除になることも!
制度を実施しているのは各都道府県となり、それぞれ給付条件などが異なります。まずはお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
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介護職員初任者研修の助成金
高齢者社会になり、介護の担い手不足が深刻化する日本。介護職員初任者研修は介護の入門資格として人気が集まっています。
家族の介護のため、就職のため、取得の目的は人それぞれですが、特に就職を考えている人に対して手厚い補助金を用意している自治体が多くみられます。
介護職員初任者研修の受講料助成事業
- 条件、給付額は市区町村によって異なる
- 受講料が免除になる自治体も
- 就職サポートも受けられる場合も!
前身であるホームヘルパー2級よりも受講料が割高な介護職員初任者研修。介護の人材育成、確保のために区町村単位で取得支援制度が設けられています。
給付金額や条件は市区町村ごとに異なりますが、講座受講費用の一部または全額が免除になります。資格取得を考えている方は是非チェックしてみて。
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