心理カウンセラーという仕事の魅力とは?
悩んでいる人の「自己成長」を助ける心理カウンセラーの仕事。人の役に立てる、というイメージから憧れる人は多いもの。
社会人や主婦から心理カウンセラーを目指すにはどうすればいいのでしょうか。今回は、アパレル企業を辞めて心理カウンセラーという夢を叶えた阿久津 まどか先生にお話しをうかがいました。
プロフィール
阿久津 まどか先生
専門分野:働く女性のメンタルヘルス、家族間コミュニケーション
APC心理相談室長として、心理カウンセリングを行うほか、学院講師として後進の育成に力を注いでいる。また、企業や団体などでの講演活動も行っている。プライベートでは一児の母。
日本女性心身医学会々員 / 厚生労働省所轄 中災防登録心理相談員 /(社)日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
結婚や出産をしても働ける、
自分にしかできない仕事がしたい!
ー阿久津先生が心理カウンセラーになった道のりを教えてください。
大学では教育心理学などを学んだものの、卒業後はアパレルの企業に勤めていました。
女性が多く様々な悩みを抱える人が間近にいて、そのような人の役に立ちたいと思ったことや、自分自身も人間関係に悩んだことがきっかけとなりましたね。
また、今後のキャリアを考えた時に、「結婚や出産をしても専門職として働ける、自分にしかできない仕事がしたい!」という思いが強くなり、学生時代から興味のあった心理の道に進むことにしました。
そこで、働きながら通えて実践的な内容が学べるAPC付属心理教育学院に入学しました。
その後、日本応用カウンセリング審議会認定カウンセラーの資格も取得し、学院の母体の心理クリニックで研修生に。
やがてスタッフとして採用になり、経験を積み、主任を経て心理相談室長を任されるまでになりました。
ーこれから講座やスクールを選ぶときのポイントはどこですか?
まずは、実際の面接の現場があり豊富な事例を持っているところで学ばれるのが望ましいですね。
カウンセリングは、教科書通りにいかないケースも多く、ひとつの療法だけでは解決できないのが現実です。「こういう時はどうしたらよいのか」という相手に応じた柔軟な対応が求められるので、豊富な実例を持っていると安心です。
また、講師や学院長のキャリアや専門領域、所属学会などがHPやパンフレットに明記されているかどうかを基準にするといいかと思います。
カウンセリングは現在、統一した基準がなく、いかがわしいところも多いのが現状です。しっかりした学校なのか自分の目で見極めましょう。
心理カウンセラーに向いているのは、「感受性が強い人」!
ーズバリ、心理カウンセラーに向いている人はどんな人でしょうか?
人の心に敏感な、感受性の強い方は向いているかと思います。
また、自分自身も悩んだ経験がある方も心理カウンセラーに向いていると思います。なぜなら、悩みを抱えるということは「感受性が強い」ということでもあるからです。
ただ、やはり勉強は必要ですので……。勉強しながらご自分の悩みもだんだんと整理されていくのが望ましいかと思います。
ー最後に、これから心理カウンセラーを目指す方にメッセージをお願いいたします。
心理カウンセリングの仕事は、自分のプライベートの体験を仕事として生かしていくことができます。
また、その反対にクライエントから教えられたり考えさせられることも多く、仕事を通じて自己成長できるとてもやりがいのある仕事です。
本物のカウンセリングを学んで、ぜひ夢をかなえてください。
取材協力
母体は25年の歴史と被災者のケアなどで実績のあるAPC心理クリニック。
4000件以上の面接から、毎年常に最新の技法が学べ、即戦力のカウンセラーを養成します。質の高い講師陣とステップアップ方式の学習スタイルでカリキュラムを構成してるため、相談者の役に立つ技法が短期間で効率よく学べます。
ワンポイントレッスン付きの説明会も開催中。詳しくはHPへ!
HP:http://www.apc-shinri.com/
■前編はこちら
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