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実務者研修の費用が20万まで実質免除に?!「介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度」とは?

今後、介護福祉士を取得してキャリアアップしたい方必見!

平成28年度(2017年1月)試験から、介護福祉士の受験資格に実務者研修の受講が必須となりました。 この記事は、これから目指す方には必須の実務者研修の受講支援の一環である「介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度」について詳しく解説します。

今、実務者研修を受講する理由って?

介護職でのキャリアアップには欠かせない資格に「介護福祉士」があります。この資格を取得することで、給与や待遇のアップや仕事の幅も広がります。

この介護福祉士の受験資格が2017年1月の試験より変更となり、3年以上の実務経験+実務者研修修了になりました。 なので、介護福祉士資格を取得するには実務者研修の受講が必須になります。

「介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度」はどう役立つ?

実務者研修は、幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力や医療的ケアに関する知識及び技能の習得を目的とした研修です。標準受講期間は6ヶ月、費用はお持ちの資格によって異なります。無資格の方は、15万円〜20万円が標準的で、なかなか高額です。
この実務者研修の受講費用を無利子で貸付してくれる制度が「介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度」になります。

条件を満たせば実務者研修受講費用の返還が免除に!

実務者研修の受講費用の貸付金は、受講後介護福祉士の国家資格を取得し、指定施設において介護業務等に継続して2年間働くと返還が免除されます。 今後介護福祉士を取得し、介護職としてキャリアアップしていきたい人はぜひ利用したい制度です。

「介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度」を利用するには?

この制度は東京都を始め、全国の社会福祉協議会で行われています。ここでは東京都の場合を詳しく紹介していきます。

貸付対象

指定を受けた介護福祉士実務者研修研修施設へ在学する(または入学手続きが済んでいる)方で、次のすべてを満たす方
(1)次のいずれかを満たしている
  ア)都内に住所を有している
  イ)都内の実務者研修施設に在学している
  ウ)都内の介護事業所等にて介護業務等に従事している
  エ)実務者研修施設の学生となった年度の前年度に都内の住所を有していて、実務者研修施設での修学のため都外に転居した
(2)申込日前日時点において、介護福祉士国家試験の受験資格として認められる介護等の業務に3年以上従事した
(3)他県等が実施する同種の修学資金を借り受けていない
(4)介護福祉士として登録し、継続して2年以上都内の指定施設で介護業務等に従事する意思を有する

貸付内容

貸付額:20万円以内
貸付期間:実務者研修施設の正規の修学期間
利子:無利子

返還免除

次を満たした場合、返還免除となります。
実務者研修施設卒業後1年以内に介護福祉士の国家試験に合格し、 資格登録をしたうえで都内の指定施設に就職し、2年間継続して介護業務等に従事した場合
(※要件を満たさない場合は全額返還)

申込方法

在学する(または入学を予定している)実務者研修施設より申込書類を入手し、実務者研修施設を通じて東京都社会福祉協議会にお申込ください。

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