30代女性を4つのモデルケースに分け、ライフスタイルやなりたい自分別に「転職に有利なおすすめ資格」をご紹介します。
未婚・既婚、正社員・パートアルバイト、子どもの有無…さまざまな人生を歩むみなさんのキャリアアップ、充実ライフを応援します!
モデル2.歯科医院の受付をしている39歳主婦・子ども有
30代既婚・子ども有の女性は・・・
家族のライフスタイルに合わせて転身できる資格選びをしましょう!
いくつになってもどこででも続けられる仕事に直結した資格
【プロフィール】
m.kさん
39歳既婚・夫 会社員・子ども11歳
結婚、妊娠を機に退職し1年前まで専業主婦
現在は歯科医院の受付でパート勤務
【m.kさんの今】
派遣社員として働いていた会社で夫と出会い結婚。結婚後は派遣社員として別の会社に移り、2年後に妊娠を機に退職。1年ほど前から現在のパートの仕事をはじめた。子どもは小学校6年生。
・歯科医院の受付のパートは週3日1日4時間、時給は980円。受付の他、助手を務めることもある。同じ職場に勤める歯科助手の資格を持っている主婦は時給1030円。
・夫の仕事は転勤が多く、結婚して14年になるがすでに3度の転勤をしている。今後もないとは言えない。
【m.kさんにおすすめの資格】
そんなm.kさんにおすすめなのは「医療事務・介護事務(ケアクラーク)・調剤事務」。
医療・介護系事務資格はいかがでしょうか。現在の職場にいらっしゃる主婦の方がそうであるように、同じ歯科医院に勤めるパートで同じような業務を行う場合でも、資格の有無によって時給も変わってきます。
介護事務は介護施設における事務スタッフ、調剤事務はおなじく調剤薬局における事務スタッフです。「医療事務」より働ける場所が限られてきますが、その分試験範囲も狭いので難易度は低くなります。
これらの医療系事務の仕事は資格が必須というわけではありません。しかしながら、資格を持っていれば転職時に有利になりますし、何より自分の自信につながるでしょう。
【30代既婚女性におすすめする理由】
病院はもちろん、介護施設や調剤薬局は日本全国 人が暮らしているところにはほぼ存在しています。そして診療報酬や調剤報酬といった会計業務も必ずあります。ご主人の転勤などでやむを得ず引越しをした場合であっても、仕事を見つけやすいという点で既婚女性には特におすすめです。また正社員だけでなくパートの求人も多いので、子どもが小さいうちはパートで、手が離れて時間的余裕がでてきたら正社員でと、働き方を変えて長く働けるという点でもおすすめです。
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「30代既婚女性の転職に有利なおすすめ資格」
▼MOS
MOSとは、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」のこと。事務職につく上で欠かせないパソコンスキルを証明する資格です。エクセルやワードといったスキルは、「できる」のレベルが人によってさまざま。判断基準がないといくらできると言ってもそのスキルレベルは相手に伝わりません。就転職時、履歴書にMOSの記載があれば有利になること間違いなしです。在宅でパソコン仕事を受けたいという方にもおすすめです。
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▼初任者研修
介護の入門資格である初任者研修は、最短1ヶ月で取得可能な資格です。介護職は年齢に関係なく就業でき、超高齢社会の日本において今後ますます需要が高まる資格のひとつ。資格がなくても仕事に就くことはできますが、資格があれば採用でも有利になりますし、給与も変わってきます。また介護に関する知識は実生活でも活かすこともできるので学んで損はありません。
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▼簿記
簿記は受験者数が多い資格のひとつ。その理由としてあげられるのが、経理や会計業務がない会社はなくそれだけ需要があるということ。また、そういった業務に関わらず、数字を読める=経営状況を把握するスキルがあるということ、数字に強い人というのは、どんな分野のどんな業種であっても重宝がられるということ。就転職の際にも有利になる資格のひとつです。
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【教育訓練給付金制度について】
厚生労働大臣が指定する講座を受講し、修了すると受講費用の一部が支給される「教育訓練給付金制度」。雇用保険の一般被保険者期間が通算1年以上あれば支給の対象になります。ご紹介した資格取得を目指すための講座の中には、支給対象となっている講座もありますのでご自身の雇用保険支払期間と合わせてご確認ください。また主婦の方でも最大20年までその支給対象になる場合があります。▽「教育訓練給付金制度」について詳しくはこちら。
「教育訓練給付金制度」でさらにキャリアアップ!
「USCPA(米国公認会計士)」もおすすめ!グローバル企業で活躍できる英語力と会計知識を身につけてキャリアアップ。
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▽30代女性の転職に有利なおすすめ資格〜モデルケースに学ぶPart.1〜