不動産業界では必須と言われる「宅地建物取引士」。しかしながら、資格取得を目指すのは、社会人に限らず学生から主婦、シニアまで。その人気の理由をご紹介します。
宅建士資格を取得するのは不動産関連業者だけではない!?
国家資格の中でも高い人気を誇る宅建士。
平成29年度の受験者数をいくつかの国家資格と比べてみると、
- 宅地建物取引士 209,354人
- 行政書士 40,449人
- マンション管理士 13,037人
- 不動産鑑定士 2,126人
ということで、宅建士の人気が高いことがわかると思います。
では、どのような方が受験して、合格しているのでしょうか?
合格者の属性で見てみると、
- 不動産業34%
- 金融関係10%
- 建設関係10%
- 他業種23%
- 学生12%
- 主婦4%
不動産業以外の業種の方も多く、最年少の合格者は13歳、最高89歳。そして、学生や主婦もいたりと、幅広い世代の方々が受験しています。
宅建士を取得することのメリットとは?
これだけ多くの方が挑戦している宅建士試験ですが、合格率は15%前後と決して簡単な試験ではありません。では、なぜこんなに人気なのでしょうか?
1)就転職に有利
とりわけ不動産仲介業者では、引く手あまたの宅建士。事業所に一定数の有資格者を設置する義務があることから、資格を持っていれば就転職にももちろん有利。
また、不動産と関連の深い金融業でも、不動産購入や投資といったところで、宅建士の知識とスキルが活かせることから重宝がられる資格です。
2)独立・開業
宅建士資格を持っていれば、宅地建物取引業をはじめることももちろん可能。
また不動産売買や不動産投資アドバイザーなど、業界で経験と資金を蓄えて、独立・開業する方もいます。
3)プラスアルファのスキル・知識にも
不動産・金融業界でなくても、不動産に関連した幅広い知識とスキルを活かせる場はあります。
例えば、一般企業での新拠点開拓に伴う不動産取得や賃貸契約、
また飲食や小売り業の新店舗オープンといった際も資格が活きてくるでしょう。
国家試験の中でも知名度が高く、取得していることで一目置かれる宅建士。
一度取れば一生モノのスキルと知識は、人生100年時代と言われる今、不動産や金融業といったまずなくならない業界で長く活躍できることはもちろん、自分の身の周りにも起こりうる不動産売買や賃貸契約といった場面で活かすことができます。
宅建士資格を目指して学ぶなら
宅建士試験の出題範囲は、とにかく膨大。民法や宅建業法といったおよそ10の法令から出題されます。
すべてを網羅するというのは至難の業、やはり優先順位を決めて暗記するなど、効率よく学習することが必要です。
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