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2024年版!マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本|就職や独立に役立つおすすめの資格を紹介

「就職や転職で有利になりたい」「将来の安泰のために収入を増やしたい」と考える方におすすめの方法が資格の取得です。

資格にはさまざまな種類がありますが、その中には認知度は低いものの「就職に役立つ」・「収入の増加につながる」資格も多く存在します。

本記事では、「2024年版!マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」と題して、今後の需要や将来性に期待が持てる19の資格を紹介します。

就職にお悩みの方、収入アップを希望される方はぜひこの記事をご活用ください。

本記事のまとめ

  • もともとは、2013年に発表された雑誌の企画名
  • 2013年版の資格の中には、現在では需要が見込めないものもある
  • 資格で食べていくためには常にスキルを磨き、時代の流れを読むことが大切
  • 「2024年最新版 マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」の概要・魅力・取得方法
  • 「行政書士+司法書士」など、ダブルライセンスで収入アップを狙う
  • 知的財産管理技能士や土地家屋調査士は「持っていたらすごい資格」

「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」って何?

「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」とは、現在は休刊中のビジネス誌「BIG TOMORROW(ビッグトゥモロウ)」(2013年6月号)で組まれた特集のことです。

2013年時点で「認知度は低いものの需要の高まりが予想され、取得しておけば一生収入に困らないであろう」と考えられる資格19種類が雑誌に掲載されました。

【BIG TOMORROW「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」で紹介された資格】

  • 装蹄師
  • 飾り巻き寿司インストラクター
  • 通関士
  • お墓ディレクター
  • 終活カウンセラー
  • カジノディーラー
  • かわらぶき一級技能士
  • 一級動物葬祭ディレクター
  • サービスマナー講座
  • キャリアカウンセラー
  • 健康気象アドバイサー認定講座
  • 太陽光発電アドバイサー
  • 知的財産管理技能検定
  • eco検定(環境社会検定試験)
  • ビオトープ管理士
  • 熱気球操縦技能証明
  • こども環境管理士
  • きき酒師
  • 世界遺産検定

紹介された19本の中には時代に合わない資格もある

BIG TOMORROWで紹介された「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」は、あくまでも2013年時点における「すごい資格」です。

2024年現在においては、あまり需要の伸びがみられないなど、「一生食べていける」とは言い切れない資格も含まれています。

資格を取るだけでは一生食べていけるとは限らない点に注意

いくら有益な資格であっても、取得さえしておけば人生が保証されるというわけではありません。

資格取得はあくまでも、希望する仕事に就くためのスタートライン。資格を取ったことだけに満足せず、実務を通して知識をアップデートし、スキルを磨き続けることで、長く必要とされ一生食べていける人材になれるでしょう。

また、今現在は需要がある(もしくは今度需要が見込まれる)資格であっても、将来的に状況が変化する可能性も十分にあります。

時代の流れを敏感に読み、他の資格と組み合わせてみる(ダブルライセンス)、仕事のやり方を変えてみるなど、自分なりに工夫することも大切です。

【2024年最新版】マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本

ここでは、「2024年最新版・マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」として、2024年時点でおすすめできる最新のマイナー資格を紹介します。

紹介する19種類の資格は、今後の需要や将来性が期待できるか、就・転職、独立・開業に役立つかなどを考慮して、BrushUP学びが独自に選定しました。

ITパスポート(IP)

ITパスポートとは、ITについての基本的な知識を習得していることを証明する資格です。

正式名称は「ITパスポート試験」で「IP」と略され、「iパス」とも呼ばれます。国が認定する「情報処理技術者試験」の中のひとつであり、国家資格に該当します。

ITパスポートとは

ITパスポートは、PC業務を行う上で求められる「基礎的なIT知識」の証明となります。ITにまつわる新技術やセキュリティ、マーケティングなど、企業の戦力として役立つための基礎を身につけるために最適な資格です。

名称に「IT」と入ってはいるものの、ITの専門家を目指す・携わる人限定の資格ではありません。学生や営業職の社会人など、幅広い方が受験しています。

ITパスポートの魅力やおすすめポイント

国家資格であるITパスポートは、当然ながら履歴書に書ける資格です。

就職活動中の学生であればエントリーシートに、未経験でIT業界に転職する人は履歴書に記入することで、ITへの関心や意識の高さをアピールできます。

基礎的な資格ではありますが、ビジネス上で必要なITの知識や情報モラルが身についていることの証明となります。採用する企業側の安心感につながるでしょう。

IT分野に興味がある方、これから社会人デビューする方など、どなたにもおすすめできる資格です。

ITパスポートを取得するには

ITパスポートを取得するためには、「ITパスポート試験」を受けて合格する必要があります。試験は全国各地の試験会場で頻繁に行われており、パソコンを使って回答する方式(CBT方式)です。

受験資格は特になく独学でも合格を目指せますが、「独学では不安」という方には通学制のスクールや通信講座の受講をおすすめします。

BrushUP学びではITパスポートの資格講座の一括資料請求が可能です。ぜひご活用ください。

ITパスポートをさらに詳しく知りたい方はこちら

ITパスポートの資格取得に役立つおすすめの講座

基本情報技術者(FE)

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門として認識されている国家資格です。正式名称は「基本情報技術者試験」。「FE」と略されることもあります。

一般的な認知度は高くないものの、IT業界では広く知られた資格です。

基本情報技術者とは

基本情報技術者は、ITエンジニアとしての基礎的な知識とスキルが身についていることの証明です。「情報処理技術者試験」の中のひとつであり、ITパスポート(最も初歩的な資格)のひとつ上のレベルに位置づけられています。

システムエンジニアやプログラマーを目指している学生、IT業界に転職希望の未経験者、実務には就いているものの、まだ経験が浅い社会人の方などにおすすめの資格です。

基本情報技術者の魅力やおすすめポイント

現在、IT人材の不足は大きな問題となっており、今後はさらに深刻化すると予想されています。

基本情報技術者はIT人材としての証明となるため、社員や内定者に資格取得を推奨・義務づけている企業も少なくありません。あらかじめ資格を取っておけば、就職や転職時のアピールポイントとして活用できる点が魅力です。

企業の中には、基本情報技術者を保有する社員に資格手当を出すところもあり、収入がアップする可能性もあります。

基本情報技術者を取得するには

基本情報技術者を取得するためには、「基本情報技術者試験」に合格する必要があります。

受験資格は必要なく、誰でも受験することが可能。試験はCBT方式です。ITパスポートよりも難易度が高いため、IT知識に不安のある方には独学よりも講座の受講をおすすめします。

基本情報技術者試験をさらに詳しく知りたい方はこちら

基本情報技術者の資格取得に役立つおすすめの講座

個人情報保護士

個人情報保護士とは、個人情報保護のエキスパートを育成する民間資格です。

一般財団法人「全日本情報学習振興協会」が認定しています。個人情報保護法が施行された2005年に試験が開始された、比較的新しい資格です。

個人情報保護士とは

個人情報保護士は、個人のデータを漏洩や改ざんから守るための幅広い知識と、適正に取り扱う能力を持った専門家です。

試験では、個人情報保護法とマイナンバー法、個人情報の概念・安全確保など、さまざまな知識が問われます。個人情報保護士の勉強で身につけた知識は業種や職種を問わず、個人情報を取り扱う全ての企業(個人も含む)で役立ちます。

個人情報保護士の魅力やおすすめポイント

社員に個人情報保護士の取得を推奨している企業は少なくありません。特に膨大な顧客情報を預かる大手企業では、個人情報保護士の資格は重要視されています。

資格保有者が多数在籍していると、「個人情報の安全管理を徹底している会社」としてアピールでき、顧客からの信頼感が得られるためです。

このように、個人情報保護士は企業から求められている資格であり、特に学生のうちに取得しておくと就職活動の際に武器になる可能性が高いでしょう。

個人情報保護士を取得するには

個人情報保護士を取得するには、「個人情報保護士認定試験」を受けて合格しなければなりません。受験資格はなく、試験は公開会場試験とオンライン試験から選べます。

また、より深い知識と実践力を求める方は、「上級個人情報保護士」にステップアップも可能です。こちらは2日間の講習とレポートの提出によって認定されます。

学習方法は独学と講座の受講の2種類です。講座であれば、効率よく短期間での合格が目指せるでしょう。

行政書士

行政書士とは、顧客から依頼を受けて、官公署(裁判所や法務局は除く)に提出する書類を作成する資格です。難関な国家資格のひとつですが、税理士や司法書士など他の士業に比べると認知度は高くありません。

行政書士事務所や会社の法務部での勤務の他、独立開業も実現できます。

行政書士とは

行政書士は、この申請書類についてのアドバイスをしたり、依頼主に代わって書類を作成したりする職業です。

例えば「建物をつくりたい」「お店をオープンしたい」といったケースで、官公署へ申請書類の届け出を作成します。

上記の「官公署に提出する書類の作成」に加え、遺言書や内容証明などの「権利義務に関する書類の作成」、決算書類や交通事故調査書などの「事実証明に関する書類の作成」の3つは、行政書士の独占業務です。お金を受けとりこれらの業務を行うことは、行政書士以外には禁じられています。

行政書士の魅力やおすすめポイント

行政書士が作成可能な書類の種類は増え続けており、現在ではなんと1万種類以上ともいわれています。

取り扱える業務が非常に幅広いため、すべての需要が突然なくなるとは考えにくいでしょう。そのため、行政書士は将来性のある資格だといわれています。

現在注目を集めているのは、相続や外国人の在留資格に関する業務など。時代の変化を読み取り得意分野を持つことが、行政書士として食べていくためには大切です。

書類作成などの細かい作業が得意な方や、人とコミュニケーションをとることが好きな方は、行政書士の仕事にやりがいを感じられるでしょう。

行政書士を取得するには

行政書士の資格を取得するには次の3つの方法があります。

1. 行政書士試験に合格する
2. 弁護士や税理士の資格を取得し、行政書士としての登録を行う
3. 一定の年数以上、行政事務の実務経験を積み、行政書士としての登録を行う

この中で最も一般的な方法は「1.行政書士試験に合格する」ことです。

受験に際して年齢や学歴、国籍、実務経験などは一切問われません。試験では民法や憲法、行政法など、法令に関する問題が多く出題されるため、法学部の学生や卒業者は有利だと考えられますが、まったくの未経験からでも挑戦できます。

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行政書士の資格取得に役立つおすすめの講座

知的財産管理技能士

知的財産管理技能士とは、知的財産を適正に管理・活用できる能力を証明する国家資格です。

国を始め、大学や企業などでも資格取得を推奨しているところが多く、学生から社会人まで幅広い方が受験されています。

知的財産管理技能士とは

知的財産(知財)とは、人間の頭脳から生み出された「形をもたない、財産的価値のある情報」のことです。

企業が用いるさまざまなロゴ(商標)、小説や楽曲(著作物)、家電や洋服のデザイン(意匠)などはすべて知的財産であり、知的財産権による保護対象となっています。

知的財産管理技能士は、主に企業内で役立つ「知的財産の管理能力やリスクマネジメント能力」を身につけたスペシャリストです。

例えば、「今度、こうしたデザインの洋服を販売したいのだけど、権利を侵害していないかな?」という疑問をスムーズに解決する能力も、知的財産管理技能士に求められます。

知的財産管理技能士の魅力やおすすめポイント

知的財産管理技能士は、企業の知財部への就職を希望している方に武器となる資格です。

企業の中には、昇格や昇給の条件として「知的財産管理技能士の取得」を挙げているところもあり、現在実務を行っている方にも資格取得で年収アップのチャンスがあります。

また、弁理士を目指す方の入り口として、「まずは知的財産管理技能士を取得してみて、自分に合っているかを判断する」という使い方もできる点も魅力です。

知的財産管理技能士を取得するには

知的財産管理技能士を取得するためには、「知的財産管理技能検定(知財検定)」に合格しなければなりません。試験は独学でも受けられますが、各種講座を受講する方法もあります。

資格は3級から1級まで用意されています。

例えば3級を取得すると「三級知的財産管理技能士(管理業務)」の国家資格が付与されます。

3級は、知的財産に関する仕事に就いている、もしくは就こうとしている人は受験できますが、2級以上の受験には、知財に関する一定以上の実務経験などが受験資格として必要です。

知的財産管理技能検定をさらに詳しく知りたい方はこちら

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、不動産登記のプロフェッショナル。独占業務のある国家資格として仕事の安定性が高く、独立開業にもおすすめの資格です。

土地家屋調査士とは

土地や建物の形状や広さ、大きさなどについての登記(表示に関する登記)を行える資格が土地家屋調査士です。

表示に関する登記が必要になるケースは、建物の新築や増改築時、土地をふたつに分けたい時、土地の面積に変更が生じた時などさまざまです。

土地家屋調査士の仕事内容は、不動産の所有者からの依頼を受けて、登記に必要な測量や現地調査、図面作成、代理の申請などが該当します。また、登記にまつわるトラブル時の不服申し立てや、隣接する土地との境界(筆界)をはっきりさせるための調査手続きの代理なども大切な仕事です。

土地家屋調査士の魅力やおすすめポイント

土地や建物が存在する限り、表示の登記に関する仕事はなくなりません。

また、今後、相続に伴う土地・家屋の売却や、土地の分割などが増えてくることが予想されています。表示の登記と筆界の特定は土地家屋調査士だけが行える独占業務であるため、今後も需要の継続が見込まれるでしょう。

土地家屋調査士は豊富な経験が物を言う職業です。まずは補助者(土地家屋調査士の助手)からスタートして経験を積めば、ゆくゆくは独立開業も夢ではありません。

測量や図面作成に興味のある方、「事務だけではなくて、体を動かす仕事もしたい」というフットワークの軽い方は、楽しみながら仕事ができるでしょう。

土地家屋調査士を取得するには

土地家屋調査士の資格を取得するには、年1回行われている「土地家屋調査士試験」に合格しなければなりません。
受験資格は一切なく、独学で受験することも可能ですが、資格を取得するには2段階の試験をクリアする必要があります。まずは筆記試験に合格し、3ヶ月後に行われる口述試験に進みましょう。

土地家屋調査士は国家資格の中ではマイナーなため、手に入るテキストや問題集の種類が少ない傾向です。合格のコツなどの情報も得にくいというデメリットがありますが、しっかり対策すれば合格に近づくでしょう。

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キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、ビジネスパーソンや求職中の人からの相談を受けて支援する資格です。2016年に国家資格化されました。

「キャリアコンサルタント」という肩書きで仕事をするためには、この資格を保有する必要があります。つまりキャリアコンサルタントは「名称独占資格」のひとつです。

キャリアコンサルタントとは

働く人や求職者、学生の仕事に関する疑問や悩みに寄り添い、その人が自分らしく働けるように助言や指導を行う専門家がキャリアコンサルタントです。

  • 「キャリアアップするにはどうしたらいい?」
  • 「転職したいけれど、何から始めればいいのか分からない」
  • 「エントリーシートの書き方を教えて!」

など、キャリアコンサルタントが受ける相談はさまざまです。ときには職場や家庭での人間関係、心の健康についてなどの相談もあるため、幅広い知識が求められます。

キャリアコンサルタントの魅力やおすすめポイント

キャリアカウンセリングに関する資格(民間資格)は複数ありますが、その中でもキャリアコンサルタントは信頼性の高い国家資格です。

心理学やカウンセリング技法など、専門的な知識とスキルが身につくため、就・転職時に有利になる可能性があります。

またキャリアコンサルタントの副業をしている方も多い傾向です。オンライン上で活動できるため、主婦の方やサラリーマンにもおすすめの資格です。

会社や大学に出向いてカウンセリングを行う他、自宅にいながらオンライン上で相談にのるスタイルも需要が増加しています。

「悩んでいる人の力になりたい」という強い気持ちを持つ方は、ぜひ資格取得に挑戦されてみてはいかがでしょうか。仕事選びやキャリア形成について悩んだ過去のある方も、経験が活かせるでしょう。

キャリアコンサルタントを取得するには

キャリアコンサルタントの資格を取るには、「キャリアコンサルタント試験」に合格する必要があります。 受験資格は、以下の条件の中から1つ以上満たさなければいけません。

  • 所定の講習を修了している
  • キャリアコンサルティングに関する3年以上の実務経験がある
  • 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科、もしくは実技試験に受かっている

試験は学科に加えて、「論述」と「面接」からなる実技があります。実技の面接は、キャリアコンサルタントの役になりきり、クライアント役に対してコンサルティングを行うロールプレイ形式です。

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キャリアコンサルタントの資格取得に役立つおすすめの講座

通関士

通関士とは、輸出入のプロフェッショナルです。

貿易業界唯一の国家資格であり、通関業者に所属して働きます。その他、通関の知識を活かして貿易会社、運送会社、量販店に勤務するなど幅広く活躍できます。

通関士とは

貨物を輸出入する際には、税関を通さなければなりません。

通関士の主な業務は、税関を通す(通関)際に、必要な通関書類の審査や、貿易業者に代わって書類作成・通関手続きを行うことです。税関によって申告書が却下された際には、代理で不服申し立てをすることもできます。

中でも、通関書類の審査と記名・押印は、通関士にしか行えない独占業務です。

通関士の魅力やおすすめポイント

貿易業界において通関士は人材不足であり、特に経験豊富な通関士は引く手あまたです。その理由としては以下のようなものが挙げられます。

  • 日本における輸出入の申告件数は増加している
  • 通関業者は、「一定数の通関士を配置しなけらばならない」という義務を負っている
  • 通関士試験は難関資格であり、資格所有者が少ない

通関士の資格を取得しておけば、貿易業界への転職・就職で有利になることは間違いないでしょう。

通関士の仕事は、ただ黙々と書類を作成するだけではありません。スムーズな通関には、人との連携や交渉も大切です。細かい作業も人とのコミュニケーションも好きという方にとっては、非常にやりがいのある職業といえます。

通関士を取得するには

「通関士試験」に合格すると通関士の資格を取得できます。受験資格はありませんが、大学や専門学校を卒業してから受験する方が多い傾向です。

「通関士」を名乗って仕事をするためには、資格取得後、通関業者として勤務し通関業務に携わる必要があります。通関の知識を持つ人材は、一般企業の貿易部門などでも需要がありますが、通関業者以外で仕事をする場合には通関士とは名乗れません。

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通関士の資格取得に役立つおすすめの講座

日本語教師(登録日本語教員)

日本語教師とは、日本語を母国語としない海外の人に日本語を教える職業です。2024年より「登録日本語教員」として国家資格化されました。

日本語教師とは

日本語教師は、外国人に日本語会話や書き方・読み方を教える資格です。言葉だけではなく、日本古来の文化、日本のアニメや漫画、音楽などの流行も生徒に伝えます。

日本語教師になるには流ちょうな日本語が話せることはもちろんですが、日本語のイントネーションや文法の知識の他、コミュニケーション能力、面倒見の良さ、異文化を受け入れる柔軟な思考など、高い人間性も求められます。

日本語教師の魅力やおすすめポイント

外国人留学生や労働者などの生徒が増加傾向であるのに対し、日本語教師の数は不足しています。こうした背景から、日本語や文化を正確に教えられる日本語教師の需要が高まっています。

人生の経験値が活きる職業であるため、シニア世代の採用率が高いことも特徴です。資格を取得することで、年齢を重ねても活躍できる可能性があります。

また、外国語が話せる方や学ぶ意欲のある方であれば、海外で日本語教師として働く道も開けるでしょう。グローバルに活躍できる点が日本語教師の魅力です。

日本語教師(登録日本語教員)を取得するには

登録日本語教員を取得するには、以下の2つのルートがあります。

  • 1. 登録日本語教員養成機関の登録を受けた機関(大学・専門学校など)で学び、応用試験や実践研修を受ける
  • 2. 養成機関を修了せずに、基礎試験と応用試験、実践研修を受ける

基礎試験では日本語の構造や言語の教育法、異文化への理解など、日本語教育に関する基礎的な知識が問われます。初学者の方や、「日本語教育について幅広く、じっくり学びたい」という方には、基礎試験が免除される【1】のルートがおすすめです。

一つ注意点として、2024年以降、文部科学大臣によって「一定の質の担保」が認められた「認定日本語教育機関」で働く場合、登録日本語教員の資格が必須です(ただし2029年3月まで経過措置期間があります)。

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日本語教師の資格取得に役立つおすすめの講座

発達支援

発達支援とは、発達障がいのある子どもやその保護者へのサポートを行う仕事です。

発達支援に関する資格は複数あり、いずれも民間資格です。現在のところ、国家資格は存在しません。

発達支援とは

発達支援は、子どもの能力を引き出したり、自分らしく生き生きとした生活をおくれるよう教育したり、発達障がいを持つ方に対しサポートすることが仕事です。

発達障がいとは、ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障がい)、吃音、チック症などの総称です。

発達支援の現場では、発達障がいと診断された子どもだけではなく、「診断基準は満たさないが、発達障がいと同様の特性がみられる」いわゆる「グレーゾーン」の子どもへのサポートを行うこともあります。

発達支援の魅力やおすすめポイント

発達障がいが人々に知られるようになり、以前であれば「ちょっと変わった子」として見過ごされていた子どもも「発達障がい」と診断がつくようになりました。

今や発達障がいの子どもは「1クラスに2〜3人」は存在するといわれています。発達障がい、もしくはグレーゾーンといわれる子どもの増加に伴って、発達支援のスキルを持つ人材の必要性は高まっている傾向です。

子どもの発達特性を早期に見抜き、必要な支援を行える人材は、保育や教育、小児医療現場など、子どもに関わるすべての現場で重宝されることでしょう。

発達支援の資格を取得するには

発達支援関連の資格には、複数の民間資格が存在します。以下の資格はその一例です。

【子ども発達障がい支援アドバイザー】
ユーキャンで取得できる、発達支援に関する資格です。
子どもの特性に合わせた対処方法や寄り添い方などを学習します。資格の認定元である発達凸凹アカデミーに課題を提出し、修了試験に合格すると資格が取得できます。

【発達障害支援アドバイザー】
ヒューマンアカデミーの「発達障害支援アドバイザー講座」の受講と課題提出、一般社団法人発達障害支援アドバイザー協会が主催する認定試験を経て取得できる資格です。
福祉や医療、放課後等デイサービスなどのプロから、発達支援の体系的な知識が学べます。

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発達支援の資格取得に役立つおすすめの講座

終活カウンセラー

終活カウンセラーの資格は、終活に悩むシニアに寄り添える知識や傾聴力を身につけていることの証明です。「一般社団法人 終活カウンセラー協会」が認定する民間資格に該当します。

終活カウンセラーとは

終活カウンセラーの主な役割は、終活を希望している(もしくは実践している)方の漠然とした不安や悩みに耳を傾け、相談内容に応じた専門家・専門企業につなげることです。

さらに、エンディングノート作成のサポートや、相談会やセミナーを通じて終活を紹介するなどの業務もあります。

終活カウンセラーの資格取得には、終活の必要性や年金の仕組み、介護、終末期医療、保険、相続問題、お葬式など、さまざまな知識が必要となります。

終活カウンセラーの魅力やおすすめポイント

「終活」は比較的新しい考え方ですが、その存在は広がりをみせ始めています。

2023年、男女2,000名(50〜79歳)を対象に行われた「ハルメク 生きかた上手研究所」の調査によると、全体の7割以上が「終活は必要」であると回答しました。

現在の日本は超高齢化社会です。終活を希望する高齢者の数が増えるにつれて、終活カウンセラーの必要性も高まることが予想されます。

終活カウンセラーは、「終活に悩む方の役に立ちたい」と考える方はもちろんのこと、相手の心に寄り添う傾聴力を身につけたいという方にとっても、取得する価値のある資格です。

終活カウンセラーを取得するには

終活カウンセラーを取得するには、講習の受講・レポートの提出(1級のみ)後、試験を受ける必要があります。
試験には2級と1級が用意されています。勉強で得た知識を自分や家族の終活に役立てるだけではなく、「他の人の終活についても相談にのりたい」と希望する人は1級まで取得しておきましょう。

受験に年齢や実務経験は問われませんが、1級の受験には2級に合格していることが必要です。

終活カウンセラーとしてさらにステップアップしたい方には、講師として活動するスキルが身につく「終活カウンセラー教会認定講師」という上位資格もあります。

お墓ディレクター

お墓ディレクターとは、お墓にまつわる深い知識と教養を持っていることを証明する資格です。民間資格であり、「一般社団法人 日本石材産業協会」が認定しています。

お墓ディレクターとは

お墓ディレクターの主な活躍の場は石材店や霊園です。来店された方に対してお墓選びや納骨方法、仏事などのアドバイスを行います。

資格がなくてもお墓に関する相談にのることはできますが、資格を保有していることで興味を持つ方に安心して相談してもらいやすくなります。

お墓ディレクターの勉強では、お墓の歴史や形状、石材の種類、供養方法、宗教、法律など、お墓や埋葬に関する幅広い知識が身につきます。

お墓ディレクターの魅力やおすすめポイント

誰もがいずれは必要になるお墓。超高齢化社会を背景に、お墓を求める人は増加しています。

お墓は一生のうちに何度も購入するものではなく、費用も高額な傾向です。「後悔しないお墓を選びたい」という顧客ニーズに応えられるお墓ディレクターは、将来性に期待がもてる資格といえます。大きな買い物をサポートして、お客様から感謝の言葉をかけられたときには達成感も得られるでしょう。

墓石業界で活躍したい方は、取得しておいて損はない資格です。店舗によっては資格保有者に手当を支給するところもあり、収入アップにつながる可能性もあります。

お墓ディレクターを取得するには

お墓ディレクターを取得するためには、検定試験への合格が必要です。試験勉強は、資格の認定元より発行されている検定用テキストと問題集を活用しましょう。

試験には2級と1級があります。2級は、お墓関連の業務に就いている人であれば実務経験がなくても受験可能です。2級に合格すると、1級の試験が受けられるようになります。

より専門的な知識が問われる1級の資格取得者は、全国でもわずか701名(2023年時点)。資格の希少性が高く、需要も伸びていく傾向にあるため、スキルアップや収入アップを目指したい人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ドローン(無人航空機操縦者技能証明)

無人航空機操縦者技能証明は、ドローンの操縦に関する国家資格であり、2022年に新設されました。

ドローン(無人航空機操縦者技能証明)とは

無人航空機操縦者技能証明とは、ドローンを含む「無人航空機」を飛ばすためのスキルと知識を持っていることの証明です。資格を活かせる仕事には、ドローンを操作するドローンパイロットや、ドローンの設計を行うドローンエンジニアなどがあります。

特にドローンパイロットの業務は多岐に渡り、荷物の配達やCM撮影、工事現場での測量、肥料や農薬の散布、施設内警備などさまざまです。

ドローンパイロットになるには操縦の腕だけではなく、航空法やルールを理解して守る倫理観、ドローンを自分でメンテナンスできる技術、トラブルへの対応力など、ドローンにまつわる幅広いスキルと知識が求められます。

ドローン(無人航空機操縦者技能証明)の魅力やおすすめポイント

ドローンを飛ばすためには必ずしも資格が必要なわけではありません。しかし、国家資格である「無人航空機操縦者技能証明」を取ることにより、以下のようなメリットが得られます。

  • 市街地での飛行(荷物輸送、測量など)が可能になる(一等資格のみ)
  • ドローンを飛ばす際に必要な国土交通省への一部の申請作業(夜間飛行、目視外飛行など)の手間が省ける

国が民間企業などに対してドローン導入のための後押し(補助金の支給など)をしている背景もあり、ドローンに関する仕事は求人数の増加が予想されています。資格を取得しておくと、就・転職がしやすくなることが期待できます。

ドローン(無人航空機操縦者技能証明)を取得するには

無人航空機操縦者技能証明を取得する一般的な方法は、国で認められた講習機関を修了後、学科試験と身体検査に合格するルートです。ただし、ドローンの操縦に自信のある方は講習機関を経ずに、学科試験と実地試験を直接受けることも可能です。

資格は「二等無人航空機操縦士(二等資格)」と「一等無人航空機操縦士(一等資格)」とに分けられます。受験資格は16歳以上であることと、国交省より受験が停止されていないことと定められています。

ドローン操縦(無人航空機操縦者技能証明)をさらに詳しく知りたい方はこちら

ドローン操縦(無人航空機操縦者技能証明)の資格取得に役立つおすすめの講座(神奈川県版)

ドローン操縦(無人航空機操縦者技能証明)の資格取得に役立つおすすめの講座(福岡県版)

カジノディーラー

カジノディーラーとは、カジノやイベントにおいてゲームの進行を行う職業です。

資格がなくてもカジノディーラーになることは可能です。しかしカジノディーラーの資格を取っておくことで、カジノの知識やゲーム進行に必須のスキルなどが身についていることを証明できます。

カジノディーラーとは

カジノディーラーの主な仕事は、カジノのテーブルゲームをスムーズに進行させることです。次のようなスキルが求められます。

  • カードを素早くシャッフルして配ったり、飛ばしたりする技術
  • ルーレットを華麗に回す演出力
  • ゲストを楽しませるトークスキルや語学力(主に英語)

また、素早く計算してチップを配布したり、ゲストの不正を見張ったりする役割もあるため、集中力や観察力も必要です。

カジノディーラーの魅力やおすすめポイント

カジノが合法化されていない現在の日本では、カジノディーラーは一般的な職業とはいえません。

しかし今後、日本でもカジノが解禁され、2029年には大阪府に国内初のカジノを含む統合型リゾート(IR)が誕生する予定です。

日本国内でのカジノ解禁に伴い、カジノディーラーの需要増加が見込まれています。実際に大阪に開業予定のカジノに必要なディーラーは2,500人前後と試算されています。

カジノディーラーは、将来性に期待が持てる職業といえるでしょう。

また、腕の良いディーラーは年齢に関係なく働くことが可能です。「実力主義の世界で勝負してみたい」というチャレンジ精神のある方はカジノディーラーに向いています。
ディーラーは男性のイメージが強いかもしれませんが、海外では女性も多く活躍しています。

カジノディーラーを取得するには

カジノディーラーの資格には、「日本カジノディーラーズ協会」が運営する「カジノディーラー資格認定試験」という民間資格があります。

試験を受けるためには、受験日当日に満18歳以上であることや違法カジノへの従事経験がないことなど、合計4つの条件があります。試験は筆記と実技で構成され、合格すると3年間有効のカジノディーラー資格認定証を取得できます。

カジノディーラーに必要な知識とスキルは、日本カジノスクールやBLOWカジノディーラースクールなどの養成機関で学ぶことが可能です。

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カジノディーラーの資格取得に役立つおすすめの講座(東京23区)

カジノディーラーの資格取得に役立つおすすめの講座(大阪)

技術士(農業部門)

農業に関する専門知識を持つ技術者が、技術士(農業部門)です。分かりやすく、「農業技術士」などと呼ばれることもあります。

文部科学省が認定する国家資格「技術士」には機械部門や化学部門など21の部門があり、その中の一部門として農業部門が設けられています。

技術士(農業部門)とは

技術士(農業部門)とは、農業にまつわる深い知識と豊富な経験、倫理観を持つ技術者です。

資格取得後は一般企業やコンサル業界でコンサルタントとして働く方が多く、経験を積んで独立開業する技術士もいます。

その他、生態系にやさしい持続可能な農業技術の開発、水資源や土地の有効的な活用、開発途上国への技術支援など、数多くの現場で技術士の能力が求められています。

試験に合格するためには、農業技術から土地利用、食料の生産など、さまざまな知識が必要です。

技術士(農業部門)の魅力やおすすめポイント

試験が難しいことや、知名度が低く受験者が少ないことなどから、技術士(農業部門)の資格を持つ人の数は限られています。その分求人数も多く、資格の保有は就職時の大きなアピールとなるでしょう。

技術者としての高い倫理観を兼ね備えた技術士は、企業内やクライアントからの信頼性が高く、収入アップや重要ポジションへの抜擢なども期待できます。

また、技術士の資格を保有していると、弁理士や労働衛生コンサルタントなどの国家試験を受ける際に優遇(一部試験の免除・受験資格の獲得)されるというメリットもあります。複数の資格を取っておくことで、仕事の幅も広がるでしょう。

技術士(農業部門)を取得するには

技術士(農業部門)を取得するには、国家試験に合格しなければなりません。
高い学力が必要な難関資格であるため、大学院や大学を卒業後に試験を受ける方が大半ですが、最終学歴が高校や短期大学の方の中にも合格者は存在します。

試験はマークシート方式の一次試験と、筆記・口頭試験からなる二次試験があります。一次試験は誰でも受験可能ですが、二次試験を受けるためには一定期間(4〜7年間)の実務経験が必要です。

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きき酒師

きき酒師とは、日本酒の販売と提供のエキスパートです。

日本酒に関する民間資格は複数存在しますが、中でも「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」が認定する「きき酒師」は知名度の高い資格です。

きき酒師とは

きき酒師を一言で表すと「日本酒のソムリエ」です。

日本酒の豊富な知識やテイスティング技術をもとに、お客さんの好みや料理、季節に適した日本酒のアドバイスを行います。

きき酒師には、お客さんに日本酒を美味しく飲んでもらうために必要な「おもてなしの技術」も求められます。

きき酒師の魅力やおすすめポイント

海外では日本酒人気が高まっており、海外向けの日本酒の開発や、訪日外国人への日本酒の提供など、きき酒師の活躍の場は広がりをみせています。

きき酒師が在籍している飲食店は、「日本酒をうまく飲ませる店」という認定証が掲示でき、お店に興味のある方へのアピールにもつながっています。
日本酒を提供する飲食店、酒造会社や日本酒の小売店などへの就職を希望している方、また飲食店の独立開業を考えている方は取得しておくと役に立つ資格です。

このように、きき酒師の資格は仕事に活かせる他、趣味で日本酒を楽しんだり、友人を日本酒でもてなしたりする際にも役立ちます。

きき酒師を取得するには

きき酒師の資格を取得するためには、指定された講座を受講する必要があります。

講座は通学型と非通学型に分かれており、それぞれ3つのコースから選べます。資格の取得には、通学型は試験への合格が、非通学型は課題の提出が必須です。

受験資格は20歳以上であることのみで、筆記試験と日本酒のテイスティングの成績によって合否が判断されます。

愛玩動物看護師

愛玩動物看護師とは、2023年に国家資格化された、主に動物病院で犬や猫、その他のペットの看護を行う専門家です。

愛玩動物看護師とは

愛玩動物看護師の保有者には、獣医師の診療や手術の補助、入院動物の看護などの他、診断を伴わない一部の検査、獣医師の指導下での投薬や採血・マイクロチップの挿入などを行うことが認められています。

また、ペットの日常的なお手入れや投薬方法などについて、飼い主さんにアドバイスをすることも愛玩動物看護師の大切な仕事です。

愛玩動物看護師の魅力やおすすめポイント

ペット保険会社のアニコム損保が行った調査によると、2008年の犬の平均寿命は13.2歳でしたが、2021年には14.2歳まで延びています。こうしたペットの高齢化や、「家族の一員」であるペットの健康管理に費用をかける飼い主さんの増加もあり、動物病院の必要性は高まっています。

多忙な獣医師に代わって一部の獣医療行為を行える愛玩動物看護師の需要は増しており、その傾向は今後も続くことが予想されます。

ペットの飼い方についての専門知識を身に着けている愛玩動物看護師は、ペットショップでも重宝されるでしょう。

日々、さまざまな動物と接する愛玩動物看護師ですが、ただ動物が好きなだけでは勤まりません。「動物や飼い主さんの役に立ちたい」という気持ちが強く、臨機応変な対応や体力に自信のある方におすすめできる仕事です。

愛玩動物看護師を取得するには

愛玩動物看護師を取得するためには、国家試験を受験して合格する必要があります。愛玩動物看護師を養成する大学や専門学校などを修了することで、受験資格を取得するルートが一般的です。

ただし、法施行日前の既卒者や在学者は特例により、指定の講習会を受講することで受験資格が得られます。また、動物看護の実務経験者(5年以上)が受験資格を得るには、講習会の受講と予備試験の合格が必要です。

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愛玩動物看護師の資格取得に役立つおすすめの講座

ペットシッター

ペットシッターとは、飼い主さんの不在時にペットのお世話をする職業です。国家資格はなく、複数の民間資格のみ存在します。

ペットシッターの仕事をする上で資格は必須ではありませんが、取得しておくことで飼い主さんからの信頼感が高まることでしょう。

ペットシッターとは

ペットシッターの主な職場は、ペットが暮らしているお宅です。ペットの飼い主さんの不在時にお宅に出向き、ペットのお世話をします。

具体的な仕事内容は、ペットへの給餌や水の取替え、トイレの掃除、一緒に遊ぶ、犬であれば散歩に連れていくなど多岐に渡ります。病気や高齢のペットの介護や、病院への付き添いなどを依頼されることもあるでしょう。

犬や猫の依頼数が多い傾向ですが、ウサギや鳥、爬虫類、魚など、さまざまな種類のペットを扱うペットシッターもいます。

ペットシッターの魅力やおすすめポイント

「お留守番の間もいつもと同じ環境で、愛犬や愛猫をストレスなく過ごさせてあげたい」と考えて、ペットシッターへの依頼を選択する飼い主さんが増えています。また、一人暮らしでペットを飼う人の増加や、ペット・飼い主さんの高齢化などにともない、ペットシッターの需要は増加しています。

ペットシッターとして働くには、ペットシッティングの店舗や会社への就職、派遣登録などが一般的です。経験をつむことで独立開業も目指せます。

動物好きな方や動物の役に立ちたいと考える方にとって、さまざまな動物と触れあえるペットシッターは魅力ある仕事といえます。ペットを飼ったことのある方は、飼育経験を活かして働くことも可能です。

ペットシッター資格を取得するには

ペットシッターの資格を取る一般的な方法は、通信講座や通学制のスクールで勉強し、所定の課題や試験に合格することです。以下の講座はその一例です。

【動物看護・介護・シッター講座】
ヒューマンアカデミーによる通信講座です。

ドッグシッターの他、動物介護士・動物健康管理士・セラピードッグトレーナー・ペットロスケアアドバイザー・ペット防災管理士という6つの民間資格を一度に取得できます。

専門学校でも採用されているテキストと映像講義により、短期間での取得が可能。すべての添削課題に合格することで、資格が付与されます。

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ペットシッターの資格取得に役立つおすすめの講座

動物葬祭ディレクター

動物葬祭ディレクターとは、ペットの葬儀や火葬に関する専門的な知識と技術を持っていることを証明する民間資格です。

ペットの葬儀を行うために資格は必須ではありませんが、動物葬祭業に関わるのであればぜひ取得しておきたい資格です。

動物葬祭ディレクターとは

動物葬祭ディレクターとは、ペット葬儀のプロフェッショナルです。

ペットの葬儀を行うためには、適切な葬儀や火葬方法、遺骨の取り扱い方、動物霊園の管理、ペットを喪った飼い主さんへの接し方や心のケア、各宗教についてなど、さまざまな知識と技術が必要です。

こうした専門的なスキルを身につけられる動物葬祭ディレクターは、業界内でも権威ある人材として扱われています。

動物葬祭ディレクターの魅力やおすすめポイント

ペットを我が子のように愛する人が増えたことや、ペットを埋葬する場所の減少(集合住宅の増加)などにより、動物葬祭業が注目を集めています。

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが2022年に行った調査によると、「利用予定・利用したいペット関連サービス」の1位は「墓・供養」でした。

ペット葬儀社を選ぶ基準として「動物葬祭ディレクターが在籍しているか?」がひとつの指標となっている流れもあり、資格の保有は動物葬儀業への就・転職時には大きなアピール材料となるでしょう。

亡くなったペットを見送り、飼い主さんの心に寄り添う動物葬祭ディレクターは、「ありがとう」の言葉を数多くもらえる仕事です。動物と人への愛情が深く、細やかな気配りができる方であれば、やりがいを持って働けるはずです。

動物葬祭ディレクターを取得するには

動物葬祭ディレクターを取得するには、「一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会」が主催する、動物葬祭ディレクター検定試験に合格する必要があります。
受験者の必修書である「動物葬祭概論」と過去問題集が発売されているので、取り寄せて勉強しましょう。

資格には2級と1級とがあり、2級は18歳以上の日本人か、日本の永住権を持つ外国人であれば誰でも受験可能です。一方で1級の受験資格は、2級に合格しており、動物の葬祭業務に3年以上従事しているか、動物葬祭業を1年以上経営している人と定められています。

マイナーだけど一生食べていける資格に関する疑問

マイナーだけど一生食べていけるすごい資格に関するよくある疑問をまとめました。

組み合わせると最強になる資格は何がある?

2024年版のすごい資格の中には、他の資格と組み合わせる(ダブルライセンス)ことで、さらに価値を上げられるケースがあります。

例えば、以下のような組み合わせがおすすめです。

【行政書士+司法書士】
本来であれば分業しなければならない約款の作成と登記申請を1人で行えるようになり、収入アップが見込めます。

司法書士と行政書士を比較!ダブルライセンスや年収についても解説します

【発達支援+保育士】
保育士はもちろんのこと、幼稚園教諭や小・中学校教諭、看護師など、子どもと関わる資格とのダブルライセンスがおすすめです。

保育士になるには?必要な資格の取り方や、保育士試験の概要、将来性について解説!

【ペットシッター+ドッグトレーナー】
犬のしつけも行えるペットシッターとして、顧客からより必要とされる存在になれるでしょう。トリマーとのダブルライセンスもおすすめです。

ドッグトレーナーになるには|資格取得方法と講座の資料請求

人生を変えるような持ってたらすごい資格は?

本章で紹介した19の資格の中から、難易度や需要、将来性などの観点から、特に「人生を変えるような持っていたらすごい資格」を紹介します。

【知的財産管理技能士(1級)】
1級の受験には一定の実務経験が必要であり、誰にでも取れる資格ではありません。保有者は一目置かれる存在です。

【土地家屋調査士】
難易度の高い資格であり、独占業務が認められていることからも、取得する価値の高い資格であると判断できます。

【日本語教師(登録日本語教員)】
国家資格化により、地位の向上が期待されています。副業や、定年後のセカンドキャリアなど働き方も多様です。

まとめ

2024年最新版の「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格19本」を紹介しました。

今回紹介した資格の中には、独学で受験できる資格もあります。しかし、「独学ではくじけてしまいそう」「もっと効率良く勉強したい」という方は、通信講座やスクールの受講を検討されてみてはいかがでしょうか。

各講座のカリキュラムは、初学者でも無理なく知識が身につくように工夫されています。疑問点は講師に質問してすぐに解消できるため、独学よりも学習がはかどるでしょう。

BrushUP学びでは、本記事で紹介した講座の資料が一括請求(無料)できます。興味を引く資格が見つかった方は資料を取り寄せて、資格取得の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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