●プロフィール
トップセラピストカレッジにて独立開業をめざす最上級コース「スペシャルプロセラピストコース」を受講。実技系8種とメディカルアロマの資格を取得。スクールに通う間に自宅で自身のサロン『FLORAL FOREST』をオープンした。
-- 実際に接客をして実感したことは?
スクールの先生が「セラピストは、究極の接客業だ」とおっしゃっていたのですが、まさにその通り。セラピストは腕はもちろん、知識も、トーク術も必要だと毎日痛感しています。中でも難しいなあと感じたのは、お客様への説明です。「アロマってなんか癒されるよね」で終わるのではなく、成分のことや、どう作用するのかということを理解していただけると、体にもいい影響があるのですが…。その説明が最初のころはできずに終わったことも多々ありました。この悩みを克服するために、「お客様に説明するなら」という視点で再度勉強。説明のときにも資料を作ってお見せするとお客様にも伝わったようで、最近ではリピーターの方も徐々に定着してきました。
-- 一番楽しいこと、大変なことはなんですか?
もともと人と接するのも、人に触れるのも大好き。触れていると、そのお客様のことがすごくかわいく、愛おしく思えてくるのです。うちのサロンでは、時間を忘れてのんびり過ごしてもらいたいし、元気になって帰っていただきたい。だからお客様は1日3名様限定。いまはこの形がベストだと思っています。 恵まれた環境でサロンを始めましたが、悩みもあります。やはり資金繰りはいろいろと大変でした。個人サロンの場合、意気揚々と初めても、すぐには集客に結びつかなくて辞めてしまう人も多いと聞いていたので、オープン前からそのことを頭に入れて準備もしてきました。お陰さまで最近は予約もほぼ埋まるようになり、順調に運営できるようになってきています。
-- これから叶えたい夢はなんですか?
私は今、75歳の姑と同居しています。
姑に初めてのフェイシャルエステをしたときに、こちらの想像以上に喜んでくれて、「いくつになっても女性はキレイになる事に興味があり、喜んでもらえるんだ」というのを実感し、とても感動しました。
エステはただのお手入れだけではなく、コミニケーションツールであり、どんどん外に出ていく原動力にもなりえるものなのだと感じました。ですので、ゆくゆくは「高齢者(シニア・お姉さま方)の日」をつくり、年齢を問わずいつまでも綺麗でいたい方々を応援していきたいと思っています。
また「子供を持つママの日」も設け、ママがエステを受けている間、お子さんは違うエリアで預かる、ということができないか考えています。その際は、私の母が保育士なので、協力をしてもらう予定です。
「エステ」「癒し」で、社会貢献することが、今後の私の目標。
そのためにも、将来的には1軒家や高層マンションなど、お客様が来やすい場所でもっと大きなサロンを開きたいと思っています。
-- これからサロンオープンを目指す方にメッセージを!
エステ系の場合は結果が求められるので、結果を出せる商材や、目玉になるものをご自身の判断で取り入れた方がいいと思います。
最初は低空飛行でも仕方ないという気持ちで、長い目で見ていきましょう。
あとサロンオープンで大事なのは場所です。
自宅でできない方は、どこか別の場所を借りる家賃が必要。そこまで考えて事前に準備しないと経営は難しいでしょう。
でも自分の思い通りのサロンを開けて、お客様に喜んでいただけたときは感激もひとしお。ぜひ夢を叶えていただきたいと思います。
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