建物の消防を工事、整備、点検できる者としての認定を受けられる資格
消防設備士
しょうぼうせつびし
消防設備士とは、デパート等の建物の消防用設備の工事、整備、点検等を行う仕事です。
資格は乙種と甲種とがあり、それぞれに役割が少し異なります。
たとえば、甲種消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等(特類の資格者のみ)の工事、整備、点検ができ、乙種消防設備士は消防用設備等の整備、点検を行うことができます。
消防設備士の講座を探す
- 試験区分
- 国家資格
- 主催団体
- 総務省
- 受験資格
- ■乙種:特にありません。
■甲種:受験資格は大別して国家資格等によるものと、学歴によるものの2種類があります。
詳しくは実施団体が発表している情報をご確認ください。
■甲種特類:
甲種特類を受験するには、甲種第1類から第3類までのいずれか一つ、甲種第4類及び甲種第5類の3種類以上の免状の交付を受けていることが必要です。 - 合格率
- -
- 出題内容・形式
- ■乙種
筆記(四肢択一式):消防関係法令、基礎的知識、構造・機能・整備
実技(写真・イラスト・図面等による記述式)
■甲種
筆記(四肢択一式):工事設備対象設備等の構造・機能・工事・設備、火災及び防火、消防関係法令、消防用設備等の構造・機能・工事・整備
実技(写真・イラスト・図面等による記述式) - 日程
-
【消防設備士試験】
全国で随時実施。※新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、延期。
- 検定料
- 乙種:3,800円
甲種:5,700円 - 問い合わせ先
- 一般財団法人 消防試験研究センター
http://www.shoubo-shiken.or.jp/
本部
〒100-0013 千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル19階
TEL:03-3597-0220 - 補足情報
- デパート等のビルの管理には、自動火災報知設備などの消防用設備等の工事、整備、点検ができる消防設備士が必ず必要になります。
消防設備士の資格を取得すれば、消防設備の知識・技術を有することを証明でき、自分の強みとして活躍を目指せます。