小学校の教員になるために必要な免許
小学校教諭免許状
しょうがっこうきょうゆめんきょじょう
小学校教諭免許状を取得するには、二つの方法があります。
一つが、大学などの学校期間で所定の単位を履修する方法です。もう一つが、小学校教員資格認定試験を受験する方法です。
文部科学省において、広く一般社会から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求めるため、職業生活や自己研修などにより教員として必要な資質、能力を身に付けた方が教員免許状を取得する方策として小学校教員資格認定試験を実施しています。
小学校教員資格認定試験は、受験者の学力等が大学又は短期大学などにおいて小学校教諭の二種免許状小学校教員資格認定試験は、受験者の学力等が大学又は短期大学などにおいて小学校教諭の二種免許状を取得した者と同等の水準に達しているかどうかを判定するものです。
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- 試験区分
- 国家資格
- 主催団体
- 文部科学省
- 受験資格
- 高等学校を卒業した者、その他大学(短期大学及び文部科学大臣の指定する教員養成機関を含む。)に入学する資格を有する者で、平成11年4月1日までに生まれたもの
- 合格率
- -
- 出題内容・形式
- 小学校教員資格認定試験 (小学校教諭の二種免許)
≪第1次試験≫
【教科及び教職に関する科目(T)】
筆記試験(択一式):
改正教育職員免許法施行規則第3条第1項表における「教育の基礎的理解に関する科目」及び「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」に関する専門的事項
【教科及び教職に関する科目(U)】
筆記試験(択一式):
小学校の各教科の指導法及びこれに付随する基礎的な教科内容
〔小学校の10教科の中から、「音楽」、「図画工作」、「体育」のうち2教科以上を含む6教科をあらかじめ選択して受験〕
≪第2次試験≫
【教科及び教職に関する科目(V)】
筆記試験(論述式):
小学校の各教科に関する専門的事項及び指導法
(小学校の10教科の中から1教科をあらかじめ選択して受験する)
【教科及び教職に関する科目(W)】
実技試験:
音楽、図画工作及び体育
〔「音楽」、「図画工作」、「体育」のうち、第1次試験において受験したものの中から2教科をあらかじめ選択して受験〕
【口述試験】
小学校教員として必要な能力等の全般に関する事項
≪指導の実践に関する事項に係る試験≫
授業観察、指導案等作成、討論等:
小学校職員として必要な指導の実践に関する事項 - 日程
-
【2024年(令和6年度)小学校教員資格認定試験(第1次)】
試験:2024年6月16日(日) (予備日 2024年6月30日(日))
申込:2024年3月25日(月)
締切:2024年4月12日(金)(当日消印有効)
【2024年(令和6年度)小学校教員資格認定試験(第2次)】
試験:2024年9月28日(土) (予備日 2024年10月12日(土))
発表:2024年11月20日(水)
- 検定料
- 25,000円
- 問い合わせ先
- 東京学芸大学学務部教育企画課資格認定試験係
〒184−8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
TEL:042(329)719
http://www.mext.go.jp/ - 補足情報
- この小学校教員資格認定試験に合格した者は,都道府県教育委員会に申請すると,小学校教諭の二種免許状が授与されます。小学校教諭の二種免許状は国公立や私立の小学校で教師として働くために必要な資格です。子ども達に勉強を教えるだけではなく。情操や道徳心、子どもの心と体を育む大きな役割を担う仕事です。