「成熟した美術鑑賞者」としての活躍を目指せる検定
美術検定
びじゅつけんてい
美術の知識・教養を高め、作品の観察力を深めることで、美術と社会をつなぐ「成熟した美術鑑賞者」としての活躍を目指せる検定です。
- 試験区分
- 民間資格
- 主催団体
- 「美術検定」実行委員会
- 受験資格
- 2・3・4級は誰でも受験できます。
1級は美術検定(もしくは旧アートナビゲーター)2級取得者のみ受験可能です。 - 合格率
- 4級 96.5%
3級 78.0%
2級 41.9%
1級 15.1%
(2018年度実績) - 出題内容・形式
- ▽4級−西洋美術・日本美術の名作を知る
出題形式: マークシート問題
西洋美術・日本美術史の中から、代表的な作品や作家などについて問われる。
※主な出題範囲:中学レベルの歴史教科書に掲載の文化財および「この絵誰の絵?」
▽3級−西洋美術・日本美術の基礎的な歴史的な流れを理解する
出題形式: マークシート問題
西洋美術・日本美術史に登場する作品や作家だけでなく、美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても問われる。
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「改訂版 西洋・日本美術史の基本」
▽2級−幅広い美術に関する知識や、美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する
出題形式: マークシート問題(美術史問題+実践問題)
西洋美術・日本美術史の基本的な知識や情報を始め、建築工芸や技法、写真映像、現代美術、美術館など幅広い美術の知識と、美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する実践的な知識が、それぞれマークシート問題で問われる。
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「改訂版 西洋・日本美術史の基本」「続 西洋・日本美術史の基本」「アートの裏側を知るキーワード」
▽1級−美術や美術鑑賞の現場に関する知識、情報を元に自分で解釈・思考し、明解に伝達できる
出題形式: 記述式問題
美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識をはじめ、鑑賞をする視点からの作品描写や、より楽しい鑑賞のためのアイデアなど、実践的な現場で求められる能力が記述式問題で問われる。
※主な出題範囲:「改訂版 西洋・日本美術史の基本」「続 西洋・日本美術史の基本」「アートの裏側を知るキーワード」ほか
◆すべての級の出題範囲の典拠となる書籍は
「カラー版西洋美術史」、「カラー版日本美術史」です。
【2〜4級マークシート問題:知識・情報の活用問題について】
これまでの美術の知識を蓄積、記憶する問題の他に、作品や資料といった美術に関する情報から総合的に判断、思考する能力を問うマークシート問題が加わります(新傾向問題の出題数は全体の約1〜2割です)。 - 日程
-
【2021年美術検定】
試験:2021年11月13日(土)・11月14日(日)
- 検定料
- 4級 3,970円(税込)
3級 6,110円(税込)
2級 7,950円(税込)
1級 9,990円(税込) - 問い合わせ先
- 一般社団法人美術検定協会
https://www.bijutsukentei.com/
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-5-7 ヒルクレスト平河町1階
Email:info@bijutsukentei.jp