収納(プランナー/アドバイザー)資格ガイド
どんな資格・スキル
収納プランナー(アドバイザー)とは、その名の通り、収納に関する知識を以て、住居やオフィス等の収納に関する悩みを解決、整理・収納方法をアドバイスする仕事です。依頼者の要望やスペースに合わせて、収納方法を提案し、美しく機能的な空間をコーディネートします。近年、こういったプロの需要が高まる中、住空間収納プランナー、整理収納アドバイザー、収納マイスターなどさまざまな民間資格も生まれています。
活躍の場
収納プランナー(アドバイザー)の多くは、整理・片付けのプロとして独立している人が多く、個人や企業向けに整理・収納のプランニングおよびアドバイスを行う事業を行っています。また同時に、講師として個人向けの各種収納講座やセミナーなどを開講している人も少なくありません。もしくは、すでにインテリアや建築設計のプロとして活躍している人が、プラスアルファとしてその知識を活かしているケースも多く見られます。
必要な知識とスキル
収納のプロとして、あらゆるケースに対応できる「引き出し」をたくさん持っている必要があります。アイディアや発想力も必要ですが、まずは整理収納を理論立てて学ぶこと、そして基礎となる知識を得ること。施主の要望を把握するためのコミュニケーション力、それをカタチにするためのプランニング力、そして提案力はプロとして仕事をしていく上で欠かせないスキルです。また常にアンテナをはり、情報収集を行うことも大切です。
収納講座・スクール比較試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 住空間収納プランナー認定試験 |
試験日 |
【マスター認定試験(11月)】 【エキスパート認定試験】 【ベーシック認定試験】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 日本収納プランナー協会 |
受験資格 | 【ベーシック】受験資格は問いません 【エキスパート】日本収納プランナー協会のベーシック会員であること 【マスター】 ・日本収納プランナー協会のエキスパート会員であること ・協会規定の課題を提出していること ・認定校が開催するマスター養成講座を受講していること |
合格率 | - |
出題内容・形式 | 【ベーシック】45分 <試験方法>記述式 住空間収納プランナーとしての基本知識・ノウハウを問う <公式テキスト内容> ・住空間プランナーの仕事 ・現代の暮らしと住まいの問題点 ・環境に与える影響 ・現状ヒアリング ・整理収納の基本 ・収納プランニング 【エキスパート】150分 <試験方法>記述式・実技 ベーシックで基礎を学んだうえで、プランニングに必要な専門知識を問う <公式テキスト内容> ・人間工学と住まい ・収納家具と収納用品 ・ファイリングシステム ・収納計画の必要性 ・収納計画の手順 ・ライフスタイルに合った収納計画 ・部屋ごとの収納計画 ・建築基礎 【マスター】 <試験方法>記述式(60分)・模擬講義(30分/1名) 教育機関や、社内・社外セミナーにおける指導者となるための知識を学び実際の講義スキルを問う <公式テキスト内容> ・住空間収納プランナーの理解 ・現場経験の整理 ・講師スキル ・講座理解 |
検定料 | 5,000円(税込) |
問い合わせ先 |
一般社団法人 日本収納プランナー協会 http://www.nspk.org/ 〒152-0032 東京都目黒区平町1丁目27-11-402 TEL:03-6459-5646 (月・水・木・金 10:00~17:00) |