組込みシステム開発に関する経済産業省管轄の情報処理技術者試験の一区分の国家資格
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
えんべでっどしすてむすぺしゃりすとしけん
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、経済産業省管轄の「情報処理技術者試験」のなかの一試験区分として行われ資格は国家資格で合格者には、経済産業大臣署名の合格証書を交付されます。
試験はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)情報処理技術者試験センターが実施しています。
試験では組込みシステムに要求される機能、性能、品質、信頼性、セキュリティなどをハードウェアへの要求とソフトウェアへの要求に適切に分解し、最適な組込みシステムとして実現するため、次の知識・実践能力が知識や技能知識・実践能力などが問われます。
※情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している経済産業省管轄の国家試験です。
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- 試験区分
- 国家資格
- 主催団体
- 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) (経済産業省管轄)
- 受験資格
- 特にありません。
- 合格率
- 16〜18%程度
- 出題内容・形式
- 【午前T】共通知識
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題範囲:
1.基礎理論
2.コンピュータシステム
3.技術要素
4.開発技術
5.プロジェクトマネジメント
6.サービスマネジメント
7.システム戦略
8.経営戦略
9.企業と法務
【午前U】専門知識
・出題形式:多肢選択式(四肢択一)
・出題範囲:
1.コンピュータシステム(コンピュータ構成要素・システム構成要素・ソフトウェア・ハードウェア)
2.技術要素(ネットワーク・セキュリティ)
3.開発技術(システム開発技術・ソフトウェア開発管理技術)
【午後T・U】
・出題形式:記述式
・出題範囲:
1.組込みシステムの設計・構築に関すること
2.組込みシステムのソフトウェア設計に関すること
3.組込みシステムのハードウェアに関すること - 日程
-
【2020年度(令和2年)春期試験】
試験:2020年4月19日(日)※中止
申込:2020年1月9日(木)
締切:郵送:2020年2月6日(木)消印有効 インターネット:2020年2月10日(月)18時
【2021年度(令和3年)秋期試験】
試験:2021年10月10日(日)
- 検定料
- 7,500円(税込)
- 問い合わせ先
- IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)情報処理技術者試験センター
https://www.ipa.go.jp/
〒113-8663 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15階
TEL:03-5978-7600 - 補足情報
- 組込・制御系エンジニアとは、電気機器を動かすためのソフトウェアを設計・開発する技術者のことです。
エンベデッドシステムスペシャリストは高度IT人材として確立した専門分野をもち、組込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行います。
ソフトウェア・システム開発会社や家電・自動車メーカーなどで、正社員、契約社員として勤めるのが一般的です。またプロジェクト単位での派遣社員を採用している企業も少なくありません。
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