空調・給排水衛生・電気まで、建築設備の高度化・複雑化に対応するエキスパート
建築設備士
けんちくせつびし
建築設備士とは、空調・換気、給排水衛生、電気など建築設備全般に関する知識・技術を認定する国家資格。建築士に対して、建築設備の設計・工事監理についてのアドバイスを行う役割を担います。実務経験などの受験資格を満たし、公益財団法人建築技術教育普及センターが実施する国家試験に合格することで建築設備士の資格を取得することができます。 建築設備士の講座を探す
- 試験区分
- 国家資格
- 主催団体
- 国土交通省
- 受験資格
- [1]学歴を有する者(大学、短期大学、高等学校、専修学校等の正規の建築、機械又は電気に関する課程を修めて卒業した者)
[2]一級建築士等の資格取得者
[3]建築設備に関する実務経験を有する者
[1]〜[3]それぞれ条件に応じて建築設備に関する実務経験年数が必要です。 - 合格率
- 15〜20%程度
- 出題内容・形式
- ■第一次試験[学科]
試験内容:
・建築一般知識:27問
・建築法規:18問
・建築設備:60問
試験形式:マークシート(四肢択一式)
■第二次試験[設計製図]
問題数:11問
出題構成:計算問題
系統図又は単線結線図
空調・換気設備の平面図
衛生吸排気設備の平面図
電気設備の平面図 - 日程
- -
- 検定料
- 36,300円(税込)
- 問い合わせ先
- 公益財団法人 建築技術教育普及センター
http://www.jaeic.or.jp/index.html
本部・関東支部
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3−6 紀尾井町パークビル
本部・関東支部:050-3033-3824(※本部・関東支部) - 補足情報
- 建築設備士の国家試験を受けるには受験資格を満たす必要があります。条件により必要な実務経験年数が異なっており、保有資格や学歴によって最短2年〜最長9年以上までの開きがあります。
建築設備士の資格を取得していれば、実務経験なしで二級建築士の受験が可能に。また、実務経験4年以上で一級建築士の受験資格も認められます。