鞄・ハンドバッグ・小物技術認定試験(革製品技能試験)
かばん・はんどばっぐ・こものぎじゅつにんていしけん
職人の技能と社会的・経済的地位の向上を図るとともに、後継者を育成することを目的としている検定です。
- 試験区分
- 民間資格
- 主催団体
- 日本鞄ハンドバッグ協会
- 受験資格
- 【1級】
上級技術者が通常有すべき技能の程度
受験資格:日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が10年以上の者。
《但し、すでに2級試験に合格した者は製造実務経験年数10年以上にかかわらず、次年度1級試験を受験できるものとする》
【2級】
中級技術者が通常有すべき技能の程度
受験資格:日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が5年以上の者。
《但し、すでに3級試験に合格した者は製造実務経験年数5年以上にかかわらず、次年度1級試験を受験できるものとする》
【3級】
初級技術者が通常有すべき技能の程度
受験資格:日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が1年以上の者、または専門学校卒業見込みの者。 - 合格率
- 1級:20%
2級:44%
3級:92%
(過去3年の平均合格率) - 出題内容・形式
- 各部門・各等級に沿った内容にて事前作品審査、学科試験、実技試験を行います。
各部門・各等級とも合格基準は100点満点として、学科試験は60点以上、実技試験は90点以上を合格します。
合格者には実施団体発行の合格証書を授与致します。
受験フロー
1.事前作品審査(1・2級のみ)
■鞄・ハンドバッグの受験者は、事前に提示されたデザイン画に基づき、供与された素材を用いて作品2点と型紙を提出する。
(2級の場合は、作品1点と型紙を提出する。)
■小物の受験者は紳士と婦人のどちらかを選択し、供与された素材を用いて作品2点と型紙を提出する。
(2級の場合は、作品1点と型紙を提出する。)
■3級の場合は事前の作品提出はなし。
試験委員会にて作品審査会を実施し、90点以上の作品を合格とし、合格者は筆記試験・実技試験へ進む。
2.学科試験
1級・2級を受験申請した者は、事前に提出した作品審査に合格した者だけが学科試験へと進みます。
出題方法は1級・2級・3級の各部門別に実施し、「真偽法」と「多岐択一法」の併用(計25問)とします。
※3級を受験する者は作品審査がありませんので、全員学科試験を受験できます。
3.実技試験
当日与えられた製作工程を行う(1級・2級は60分程度、3級は30分程度)
【試験免除について】
学科試験合格者で実技試験不合格者の者は、学科試験合格の翌年から3年間は学科試験を免除する。 - 日程
-
【[第8回]鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験】
試験:1・2級:2019年3月2日(土)/3級:2019年3月9日(土)
申込:2018年10月22日(月)
締切:2018年11月5日(月)必着
- 検定料
- 【1級】
・実技試験:20,000円(税込)
・学科試験:2,000円(税込)
【2級】
・実技試験:13,000円(税込)
・学科試験:2,000円(税込)
【3級】
・実技試験:3,000円(税込)
・学科試験:2,000円(税込) - 問い合わせ先
- 日本鞄ハンドバッグ協会
http://license.jlia.or.jp/examination/bag/
《鞄の技術認定試験(皮革部門)》
〒111-0051 東京都台東区蔵前4-16-3 東京鞄会館内
日本鞄ハンドバッグ協会技術認定試験事務局宛
TEL:03-3862-3516
《ハンドバッグ・小物の技術認定試験(皮革部門)》
〒111-0052 東京都台東区柳橋2-16-14 ハンドバッグ会館内
日本鞄ハンドバッグ協会技術認定試験事務局宛
TEL:03-3851-5278 - 補足情報
- 鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験とは、『鞄部門』・『ハンドバッグ部門』・『小物部門(紳士・婦人)』の各部門において職人の技術や知識を一定以上の基準によって認定するものです。
鞄・ハンドバッグ・小物技術認定試験(革製品技能試験)に関連する試験を調べる
- 鞄・ハンドバッグ・小物技術認定試験(革製品技能試験)に関連する試験一覧
- ジュエリーコーディネーター検定
- 日本メイクアップ技術検定試験
- ABC協会認定ブライダルプランナー検定
- 洋裁技術検定
- ファッションビジネス能力検定
- 和裁検定試験
- 和裁技能検定
- 着付け技能検定
- 貴金属装身具製作技能士
- FGA
- きものコンサルタント一般認定試験
- 着物免許(京都きもの芸術文化協会)
- 編物技能検定
- レザーソムリエ
- 革靴製造技能試験(革製品技能試験)
- ベルト技術認定試験(革製品技能試験)
- 手袋製造技能認定試験(革製品技能試験)