調剤薬局での事務に役立つ試験の一つとして広く知られています
調剤報酬請求事務専門士検定試験
ちょうざいほうしゅうせいきゅうじむせんもんしけんていしけん
調剤報酬請求事務専門士検定は、調剤事務における最高峰の資格検定です。医薬分業の中、急速に変化をとげる調剤薬局において、薬剤師をサポートできる優秀な「調剤報酬請求事務専門士」を認定するために創設された資格で、資格を取得すれば、「専門士」称号を正式に履歴書などに記載することができます。
全国500社以上の薬局に社内教育として導入されたり、一部の薬科大学でも資格取得が推奨されたりと、認知度の高さを誇る資格といえます。
受験級には3級・2級・1級があります。
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- 試験区分
- 民間資格
- 主催団体
- 調剤報酬請求事務専門士検定協会
- 受験資格
- 特になし
- 合格率
- 2級:35〜45%程度
1級:15〜20% - 出題内容・形式
- 【全級共通科目】
▽学科:択一式(マークシート)60分
・薬剤の基礎知識
・疾病
・医療保険制度、調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
・薬局業務の流れ
・在宅業務について
▽実技:処方せんから調剤報酬明細書の設問箇所点数を求める(マークシート)
・処方せん3症例
【3級】
共通科目より追加問題なし
【2級】
追加問題
▽学科:択一式(マークシート)応用20問
・接遇・薬剤の基礎知識
・医療保険制度、調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
・薬局業務の流れ
・在宅業務について
・保険薬局に関わる届出と手続き
【1級】
追加問題
▽学科:択一式(マークシート)応用20問
・接遇・薬剤の基礎知識
・医療保険制度、調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
・薬局業務の流れ
・在宅業務について
・保険薬局に関わる届出と手続き
▽実技:処方せんから調剤報酬明細書の設問箇所点数を求める(手書きレセプト)
・処方せん1症例 調剤報酬明細書の作成 - 日程
-
【[第46回]調剤報酬請求事務専門士検定試験】
試験:2024年12月14日(土)
申込:2024年9月2日(月)
締切:紙:2024年9月27日(金)必着/Web:2024年10月17日(木)17時
- 検定料
- 3級:6,108円(税込)
2級:6,108円(税込)
1級:7,318円(税込) - 問い合わせ先
- 調剤報酬請求事務専門士検定協会 統括部事務局 検定試験係
http://isiyaku.org/
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-17-11 ルート西池袋ビル5F
TEL:03-3981-0983
月〜金 11時-17時(土日・祝日を除く) - 補足情報
- 資格を取得すれば、「専門士」称号を正式に履歴書などに記載することができ、調剤薬局、ドラッグストアなどへの就職に有利です。
また、資格取得者は、試験主催団体である調剤報酬請求事務専門士検定協会の就職支援センターを活用できたり、同協会と協力提携のある大手人材バンク4社の就職サポートを受けられるなど、就職についてのバックアップが受けられます。
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