ペット・動物の資格、どう選ぶ？
資格を目指す前に知っておきたいこと
ペット・動物にかかわる国家資格といえば、獣医師ですね。
獣医師を目指すとなると、獣医系の大学に6年通い、国家試験に合格する、というのが一般的なルートです。費用面でも時間の面でも、難易度は高く、狭き門です。他に動物と関われる資格はないのでしょうか？
ご存知の方は多いと思いますが、獣医師以外にもペット・動物と関われる仕事はたくさんあります。たとえば、身近なものだとペットショップの店員や、トリミングサロンのトリマーなど。愛犬のしつけを教えてくれるトレーナーも一つの職業です。動物病院で、受付で対応してくれる愛玩動物看護師の存在に気付いている方もいるでしょう。
これらすべての仕事には、実は必要な国家資格はありません。どの仕事にも、対応した民間資格が存在しています。この団体のこの資格が絶対必要、というのはありません。トリマー一つとっても10以上の資格が存在します。資格が無ければ仕事ができない、というわけではありませんが、専門性の高い仕事になるほど、当然就業の際に知識と技術が求められます。仕事として目指すのであれば、実際に動物と関わりながら学べる通学のスクールで学ぶのが望ましいでしょう。
ますは趣味で、という方や将来的には仕事に、と考えている方は、費用も安く、マイペースに学べる通信講座を試してみるのがよいでしょう。
①動物の医療・介護
ペット・動物にかかわる国家資格というと、獣医師が該当します。
医療・介護の分野には、今最も注目を集めている資格があります。動物介護士です。動物介護が注目され始めたのは、ペットの家族化や、ペットの寿命が伸びてきていることと関係があります。
仕事にするよりは、飼っている愛犬、愛猫のために学んでおきたい、という方が受講するケースが多くなっています。手軽に始めやすい通信講座が増えてきていることも人気に影響しています。 その他、愛玩動物看護師も近年人気の資格です。
②トリミング・グルーミング（お手入れ）
トリミングは専門的な技術が求められるため、スクールで学ぶのが一般的です。
トリミング講座では、動物のブラッシング、シャンプー、カット、爪切り、耳掃除などのお手入れ方法を学びます。また、そのような技術以外に、動物の病気や飼育についての知識も身につけます。
トリマーは、トリミングサロンの他、ペットショップ、ペットホテル等活躍できる場が多数あるので、動物と触れ合う仕事をしたい方ぴったりです。
③飼育・しつけ・訓練
動物飼育のルールを総合的に学ぶなら、たとえば愛玩動物飼養管理士の資格。人と暮らすために必要な犬のしつけをするならドッグトレーナーの資格。
動物に関する知識の不足により、ペットを飼いきれなくなったり、近隣とトラブルを起こすなどの事例が多く起きています。飼い主、動物、周りの環境、すべてにとって生活しやすいように、資格で知識を身につけることができます。
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④ペットビジネスに必要な資格
上記の他に、ペット業界ので仕事をするのに役立つ資格として、ペットビジネス、ブリーダー、ペットシッター、ペット販売士、といったものがあります。
なかでも、ペットシッターは、ペットホテル等で就業する他、ペットシッターサービスを運営する会社のフランチャイズ店として自宅で開業する道もあり、在宅で仕事をしたい方、副業したい方、などを中心に幅広い年齢層から注目を集めています。
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