その他楽器資格ガイド
学べること・学び方
管楽器(クラリネットやトランペット)・弦楽器(バイオリンやチェロ)・打楽器(ドラムや木琴)などのポピュラーなものは各地に教室があります。認知度の低い民族楽器などは、インターネットや専門雑誌で教室を探したり、楽器店や音楽学校主催の入門講座に参加して学びます。楽器の難易度はまちまちで、たとえばウクレレがレッスン初日からコードを奏でられるのにくらべ、バイオリンではきちんと音が出るようになるまでかなり時間がかかります。
こんな時に役立ちます
市民オーケストラに参加したり、有志と音楽サークルを結成することで、発表の場を広げられます。また結婚式などの余興では、ありきたりでない楽器の演奏が、印象度をアップさせるかもしれません。ポピュラー音楽の場合でも、たとえばドラマーはピアニストやギタリストにくらべてずっと数が少なく、バンド間で引っ張りだこの存在です。世界各国の民族楽器は、楽器を通じた文化交流などにも役立ちます。
豆知識
楽器の魅力を最大限に引きだすために、手入れは欠かせません。管楽器は水分をよく拭き取ったのち、ジョイント部にコルクグリスを塗っておきます。またトーンホールを押さえるパッドを定期メンテナンス時に交換することも重要です。弦楽器の代表バイオリンは、本体がほぼ自然素材で作られているため湿気・高温に弱い楽器です。弦や駒のメンテナンス以外にも、保管場所に注意しましょう。打楽器のドラムは、特にヘッド部分が痛みやすいので定期的な交換が必要です。