セラピスト資格ガイド
どんな仕事?
セラピストとは、仕事や日常生活でのさまざまなストレスから、不安や生き甲斐消失、孤独、疲れといった多くの苦しみを抱える現代人に、安らぎと癒しを与える仕事です。癒しの方法は、マンツーマンでのカウンセリングや、植物の精油を用いて香りの効果により癒す「アロマセラピー」、カラーボトルと呼ばれる独自のオイルボトルを使用し、色と光によって癒す「カラーセラピー」などさまざまです。
活躍の場
アロマセラピストやカラーセラピストの場合、専門サロンに勤務するのが一般的。セラピスト養成スクールでインストラクターとして活躍するセラピストもいます。ニーズの高まりとともに、個人で開業する人も、徐々に増えてきています。近年、セラピーの癒し効果は、介護福祉の分野でも注目されており、ホームヘルパーや介護士の方が、+αの技術として、セラピースキルを身につけるケースも目立ちます。
必要な知識とスキル
相手の心を敏感に感じることができる洞察力や観察力が求められます。人の心を癒すセラピストは、相手の心に直接触れる仕事です。そのためには、まずは自分自身の心を理解することが大切。自己分析ができていなければ、他人の心を動かすことなどできません。また、知識だけでなくクライアントとして実際にセラピーを受け、その効果を自分自身の体験を通じて理解していることも大切です。