中学校教諭資格ガイド
どんな資格・スキル
国公立や私立の中学校で教師として働くために必要な資格です。大学や短大で、教育職員免許法に基づく所定の単位と学位を修得し卒業した後、各都道府県に申請、そこではじめて免許の交付を受けることができます。この資格を証明する免許状は、卒業学位に応じて3種類あり、さらに各教科ごとに分類されます。この免許を取得することで中学校教諭になる資格は得られますが、教員採用試験に合格しなければ教壇に立つことはできません。
こんな人が向いています
中学校時代という多感な時期を生徒とともに過ごす中学校教諭は、不安定な子ども達を理解し受け止める包容力、そして常に向き合おうとする熱意とバイタリティが求められます。また高校受験という大きな壁を乗り越えるためには、子どもはもちろん保護者とのコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことも大切です。すべては教育者としての使命感をもってやり遂げられる人でなければなりません。
この仕事に就くには?
公立中学校の教諭を目指す場合、教員免許取得後、各都道府県および政令指定都市の教育委員会が実施する教員採用試験に合格しなければなりません。合格後は、採用候補者名簿に登録され、欠員や必要に応じて年度ごとに雇用契約が結ばれ、晴れて教壇に立つことになります。私立中学校においては、各校独自で採用試験を実施しており、公立の教員採用試験同様、筆記試験などが行われています。情報はインターネット等で公開されています。