インテリアコーディネーター資格試験とは?
『社団法人インテリア産業協会』主催で年1回実施される資格試験!
インテリアコーディネーターの資格試験として「社団法人インテリア産業協会」主催のインテリアコーディネーター資格試験(民間資格)というものがあります。
その家に住む人、または店舗や公共施設を作り、そこを利用する人たちにとって快適な空間を作るために、適切な提案・助言を行うインテリアコーディネーターを認定するための資格試験です。
試験~登録までの流れ
試験は年に1度(10月頃)に行われ、合格者は決められた期間内に資格登録申請手続きを行うことにより、インテリアコーディネーターとしてインテリア産業協会に登録されます。
登録後は、協会より登録番号が記載された「インテリアコーディネーター証」が交付されます。
インテリアコーディネーターの資格試験は、インテリアコーディネーターに必要な知識を問う一次試験(学科試験)と二次試験(実技試験)で実施されます。
一次試験(学科試験)に合格すると、後日行われる二次試験(実技試験)に進むことができます。
資格取得のメリット
本格的にインテリアを学びたい、今現在ハウスメーカーやインテリアに関連する仕事に従事していてステップアップを目指したい、仕事の幅を広げたいという人にもおすすめの資格です。
また、資格を取得することで履歴書にも記入することができ、就職・転職の際にも有利に働くでしょう。
気になる試験日や合格発表日は?
前述したとおり、試験は一次試験と二次試験に分かれています。二次試験は一次試験合格後に別日程での受験となり、合格発表の日程も異なります。日程などは以下の通りです。
一次試験スケジュール
試験日:毎年10月頃
合格発表:11月下旬
※2022年度の試験日は10月9日(日)の予定です。
二次試験スケジュール
試験日:毎年12月頃
合格発表:2月中旬
※2022年度の試験日は12月4日(日)です。
試験に持ち込み可能なもの
一次試験・二次試験それぞれで試験に持ち込める物が決められています。
◎一次試験
- 硬度HBかBの鉛筆またはシャープペンシル(万年筆・ボールペンは不可)
- プラスチック製消しゴム
◎二次試験
- 硬度HBかBの鉛筆またはシャープペンシル(万年筆・ボールペンは不可)
- プラスチック製消しゴム
- 色鉛筆(18色以内であれば色の選択は自由。軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限られ、全体が芯でできたもの等は不可)
- 字消し板
- 直定規(30㎝以内)
- 勾配定規
- 三角定規
- コンパス
- 型紙(テンプレート)の円定規だけのもの(一部に角度表示のあるものは可)
- ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみのもの)
- 製図用ブラシ
- ミニ鉛筆削り
【その他注意点】
- 上記以外の型板(テンプレート)の使用はできないのでご注意ください。
- 当日、試験会場での筆記用具・製図用具の貸出はありません。
- 消しかす、削りかすが散乱しないように注意してください。
詳しくは、受験票に記載されている「試験当日の持ち物」等をご確認ください。
インテリアコーディネーター資格試験の内容は?
インテリアの歴史やインテリアコーディネーターの仕事に関する事項など!
ンテリアコーディネーターの資格試験内容は、インテリアの歴史やインテリアコーディネーターに関する事項など、インテリアに関する知識や技能を問われるものになります。一次試験二次試験それぞれで、出題範囲や出題形式が異なります。下記にそれぞれの詳細をまとめましたので、ご参考ください。
一次試験
試験時間 | 160分(12:30〜15:10) |
---|---|
出題形式 | マークシートによる択一式 |
問題数 | 50問 |
出題範囲 | ・インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること ・インテリアの歴史に関すること ・インテリアコーディネーターの仕事に関すること ・インテリアエレメント・関連エレメントに関すること ・インテリアコーディネーションの計画に関すること ・インテリアの構造・構法と仕上げに関すること ・インテリアコーディネーションの表現に関すること ・インテリア関連の法規、規格、制度に関すること ・環境と設備に関すること |
二次試験
試験時間 | 180分(12:30〜15:30) |
---|---|
出題形式 | 実技(プレゼンテーション資料作成・論文) |
問題数 | 50問 |
出題範囲 | プレゼンテーション・論文によるインテリア計画、およびそのプレゼンテーションに関すること |
インテリアコーディネーター資格試験に受験資格はあるの?
一次試験は受験資格なし、二次試験は一次試験合格が条件!
受験資格についても、一次試験・二次試験で異なります。それぞれ下記にまとめます。
一次試験
受験資格はとくにありません。年齢・性別・学歴・職業・経験に関係なく誰でも受験ができます。
ただし、出題・解答は日本語のみとなりますので、ご注意ください。
二次試験
過去3年以内に一次試験に合格していることが条件となります。そのほかには受験資格はありません。
インテリアコーディネーター資格試験の受験申し込み方法は?
インターネット、もしくは郵送で申し込み可能!
インテリアコーディネーター資格試験の申し込み方法は、インターネットおよび郵送で行うことができます。それぞれの手順は下記のとおりです。
受講申し込み手順
●インターネット申し込みの場合
インターネットの場合、パソコンだけでなくスマートフォンでも申し込みができます。使用可能なEメールアドレスが必要です。
また、クレジット決済希望の場合はクレジットカードをご用意ください。
- メールアドレスの登録:メールアドレス登録ページにアクセスし登録します。(自動返信でメールが届きます)
- 返信メール本文内に記載されている受験申込URLをクリックします。
- 受験申込情報を入力してください。
- 決済方法を選択します。(クレジットカードかコンビニ決済が選べます)
- クレジットカードの場合は、申し込み完了メールが届けば受付完了です。コンビニ決済の場合は6.に進みます。
- 支払いをするコンビニエンスストアを選択します。
- 支払い方法が記載された申込受付案内メールが届きます。
- 上記の6.で選択したコンビニエンスストアで受験料を支払います。
- 申し込み完了メールが届けば受付完了です。
●郵送申し込みの場合
- インテリアコーディネーター資格試験運営事務局まで、メールまたは電話で、受験申込書を請求してください。申し込み後、3営業日以内で受験申込書、払込取扱票、返送用封筒が郵送されます。
- 必要書類が届いたら、郵便局から受験料を支払ってください(※払込手数料は申込者負担)。郵送の場合はクレジットカードおよびコンビニ決済は利用できません。
- 受験申込書等を準備し、郵送します(郵送料は申込者負担)。控えが必要な場合は、郵送前にコピーを取っておいてください。
インテリアコーディネーター資格試験を受けるうえで抑えておくべきポイントは?
計画的な試験対策のスケジュールを立てる!
インテリアコーディネーター資格試験に向けて、試験対策は当然されると思います。一方で、どのように進めて良いか分からない、やるべきことは決めたができない、といったケースも多いのではないでしょうか。
どの過去問・テキストを使っていくのか、試験日から逆算して1日何時間勉強すべきか、勉強時間・環境の確保などを具体的に立てるとよいでしょう。
より具体的な試験対策のスケジュールを立てることで、やるべきことが明確になり、試験合格のイメージもできるはずです。
最新のテキストや過去問で試験勉強をする!
インテリアコーディネーター資格試験の勉強を進めるうえで、最新のテキストや過去問を使うという点も重要な要素です。
より最新の試験傾向が見えてくることもありますし、インテリア関連の法規や規格、制度などが変わった場合、それ以前のテキストや過去問を使うと正解が異なったり、解答できないなんてことも考えられます。最新のテキストや過去問を使うことを心がけましょう。
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