国家資格と言うだけあって誰でも受けられる訳ではなく、定められた条件を満たす方が対象となっています。その受験資格を得るために最も確実な方法は、福祉の大学で必要な科目を履修して卒業する方法、もしくは専門学校(短期/一般養成施設)を卒業する方法です。
福祉系大学(4年)で指定科目を履修して卒業した方、一般大学(4年)卒で専門学校(一般養成施設)を卒業した方は相談援助実務の経験無しで、国家試験を受けることができるようになっています。逆に言えば、福祉系短大卒の場合等は、定められた期間の相談援助実務や、専門学校(養成施設)の卒業が必要とされます。
これから目指す方で、受験資格をまだ満たしていない可能性のある方は、試験対策講座ではなく大学、専門学校を検討しましょう。
このページで紹介している学校は、それぞれの状況に合わせてコースが設置されているところ、卒業と同時に受験資格を取得できるところが基本なので、いくつも学校に通わなければならなくなる、という不安もありません。
社会人にとって、仕事をしながら学校に通うのは困難です。通信制大学であれば、自宅学習と短期のスクーリングで必要な単位取得、卒業ができるので、社会人の方が受講しやすくなっています。通信制でも、通学の場合と同様に大学卒業資格が取得できますが、通学の場合より費用も抑えて受講できるのも大きな魅力。3年次からの編入ができたり、状況に合わせて入学できるような仕組みになっています。