結婚式に関わるすべての仕事を統括し、実際に式を運営していく仕事です。顧客から希望を聞き、そのイメージにあったプランを作成し顧客と相談しながら、理想の結婚式を作り上げていきます。「ブライダルプロデューサー」や「ブライダルプランナー」とも呼ばれます。

新郎新婦の要望に的確に応えるためには、ブライダルに関する幅広い知識が必要です。また要望をヒアリングするためのコミュニケーション能力も欠かせません。これはスタッフへの指示、円滑な業務遂行のためにもとても大切です。

ウェディングドレスやタキシードに合わせたブーケやブートニア、コサージュ、結婚式・披露宴会場の装花など、ウェディングには欠かせない「花」をトータルコーディネートし、新郎新婦及び会場を美しく演出する仕事です。

花は、会場イメージを印象づける大きな要素だけに、色彩感覚とセンスが求められます。花材に関する基礎知識やアレンジメント技術は、最低限必要なスキル。幅広い要望に的確に応えるために、デザインバリエーションは多い方がいいでしょう。

結婚式や披露パーティに際し、新婦の要望を聞き、衣装や会場の雰囲気、顔立ちに合わせて、新婦が一番美しく見えるヘアメイクを施します。当日は、開始前のヘアメイク、写真撮影やお色直し時の手直しなど、結婚式や披露パーティ終了までが仕事です。

ヘアメイクの知識や技術はもちろん、衣装や肌色にあったカラー選びには、色彩感覚も必要です。また照明効果に関する理論も兼ね備えていれば、ヘアメイクによる美しさの演出はさらに効果を増すでしょう。

新郎新婦の結婚式当日の衣装をはじめ、ティアラや小物など、衣装に関するすべてをトータルプロデュースするお仕事です。顧客一人ひとりの個性を最大限に引き出せるよう、式場に併せて最適な衣装選びをサポートします。

ウエディングドレスには強いこだわりを持っている新婦も多いので、多種多様な要望に応えられる服飾の知識とスキルが求められます。会場全体の色彩をイメージしながらプランを考えていくので、高い色彩の知識も必要とされます。