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公務員虎の巻〜国家公務員の章〜
  国家公務員とは 仕事の違い・異動・昇進
  職種・試験について 活躍の場
     
国家公務員とは・国家公務員の種類とその業務について

国の予算づくりや外国との交渉など、主に国全体に関わる仕事をします。
国家公務員は試験や仕事の種類、勤務先によって「総合職」「一般職」「専門職」「特別職」に分類されています。

ここでは、それらの仕事内容や試験について、ご紹介します。

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総合職(試験)について

どんな仕事?

人事院の発表では、「政策の企画立案等の高度な知識、技術または経験等を必要とする業務に従事する」とあります。 受験の際にはどの官庁(機関)で働くかは未定で、採用の選考は各機関によって行われます。 具体的には、「事務系」「技術系」の2つに分けることができます。

●事務系

事務系の職種は、各省庁固有の事務やすべての機関に共通した一般事務まで、幅広い分野の仕事に携わります。

総合職は事務仕事のうち、全般的な政策立案や企画を担当し、どんな仕事でもこなせるゼネラリスト的な能力が求められます。

●技術系

技術系の職種は、国として取り組むべき重要な課題、例えば社会インフラ整備、環境保全、農林水産業の振興などに関して研究・調査業務を行います。主に現場での業務が中心ですが、本省庁で働く「技術系行政官」の場合は、スペシャリストとしての専門知識はもちろん、ゼネラリストとしての能力も求められます。

どんな試験?

「院卒者試験」と「大卒程度試験」試験に分かれています。
院卒者試験は、制度見直しの基本的な視点の一つで、「新たな人材供給源に対応した試験体系」をめざしたものと考えられます。
試験内容は、各区分によって異なりますが、すべての区分で公務員として必要な知能・知識を問う筆記試験「基礎能力試験」が課され、新試験では知能分野のウエイトが高くなっています。
司法試験合格者を対象とした院卒者(法務)試験と、大学3年生の受験を想定した大卒程度(教養)試験は秋季に実施されます。

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一般職(試験)について

どんな仕事?

人事院の発表では、「的確な事務処理に係る能力を有する係員」とあります。
受験の際にはどの官庁(機関)で働くかは未定で、採用の選考は各機関によって行われます。 具体的には、「事務系」「技術系」の2つに分けることができます。

●事務系

事務系の職種は、各省庁固有の事務やすべての機関に共通した一般事務まで、幅広い分野の仕事に携わります。一般職は現場の事務処理を担当し、特定業務のスペシャリストとして活躍することが多いようです。

●技術系

技術系の職種は、国として取り組むべき重要な課題、例えば社会インフラ整備、環境保全、農林水産業の振興などに関して研究・調査業務を行います。主に現場での業務が中心です 。

どんな試験?

「大卒程度試験」「高卒者試験」「社会人試験(係員級)」があります。
試験内容は、各区分によって異なりますが、すべての区分で公務員として必要な知能・知識を問う筆記試験「基礎能力試験」が課され、知能分野のウエイトが高くなっています。
「社会人試験(係員級)」は、経歴等のいかんにかかわらず40歳未満の者まで受験できます(採用予定がある場合に実施)。

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専門職(試験)について

どんな仕事?

総合職や一般職との大きな違いは、試験を受ける時点で職場となる省庁が決定していることです。

どんな試験?

「大卒程度試験」と「高卒程度試験」があります。
職種によって試験内容は異なります。
また、採用後ある一定期間の研修を経てから、現場に配属される職種もあります。


専門職[大卒程度]の仕事内容は以下のとおりです。

職種

仕事内容

皇宮護衛官

皇宮警察本部に所属し、皇族の護衛や皇居・御用地・御用邸などの警備を行う。

法務省専門職員

少年院や保護観察所で、非行を犯した少年たちの更生・社会復帰を支援する。

財務専門官

財務局で、国の財政や金融、地域経済状況の調査など幅広い業務に従事する。

国税専門官

国税局や税務署で、納税申告の調査・指導や脱税の強制捜査・告発などを行う。

食品衛生監視員

全国の検疫所で、輸入食品監視や試験検査、検疫衛生などの業務に従事する。

労働基準監督官

全国の労働局や労働基準監督署で、法定労働条件の確保・改善を図る。

航空管制官

全国の航空管制部や空港で、航空交通管制業務に従事する。

外務省専門職員

数年間の研修の後、外交官として海外で勤務したり、外務省に勤務する。

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経験者試験について

どんな試験?

民間企業などでの経験を評価し、係長以上の職に採用する中途採用試験です。採用予定がある場合に実施されます。
受験するためには、大学卒業後5年以上、または高校卒業後9年以上の実務経験が必要ですが、場合によっては多少の違いがあります。
この試験は、実社会の経験が重視されることが特徴であり、経歴にかかわらず受験することができる一般職「社会人試験(係員級)」とは異なります。


特別職について

どんな仕事?

立法機関(国会)、司法機関(裁判所)などで働く公務員のことで、各機関が独自に 採用試験を行っています。


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国家公務員の仕事の違い・異動・昇進

国家公務員の場合、どの試験に合格したかによって、その後の仕事内容や異動の範囲・頻度などが変わってきます。

仕事内容 総合職は、国のさまざまな行政機関で働き、主として政策の企画立案等の高度の知識、技術または経験を必要とする業務に従事します。
一般職は、国のさまざまな行政機関で働き、主として事務処理等の定型的な業務に従事します。
専門職は、特定の機関で、特定分野の仕事を専門的に行います。

異動の範囲 総合職は、国内はもちろん職務によっては海外での勤務を命ぜられることも少なくありません。2〜3年という短い間隔で異動になることが多く、特定の研究所で働く研究職などを除き、全国各地へ転勤する可能性が大きいのが特徴です。
これに対し、一般職[大卒]・専門職は、原則として採用されたブロック内での異動となります。ただし、一般職[大卒]の行政以外の職種や専門職の特定の職種は全国各地へ移動する可能性があります。

昇格のスピード 国家公務員の昇任は、従来国家種、国家種、国家種のどの試験に合格したかで、その後の昇任のスピードやどこまで昇任するかが決まっていました。しかし、この入口主義は、社会情勢の変化の中で公務の活性化を図るため、見直し・是正が進んでいます。
平成24年度からは、総合職試験、一般職試験、専門職試験、経験者採用試験からなる新採用試験を実施しており、これを契機として、より一層能力・実績に基づく人事運用を推進することとしています。

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活躍の場・各省庁の担当業務を簡単にご紹介

国家公務員の活躍の場である、各省庁の担当職務を簡単にご紹介します。

企業の利潤独占を禁止し、企業が自由で公正な競争の下で活動するよう指導する。
全国の警察組織の中枢として、国家的・全体的・調整的見地から警察行政を担当する。
消費者問題に関する情報を集約、分析し、各省庁に対する勧告、措置要求などを行う。
金融制度に関する企画立案や民間金融機関などに関する検査・監督を行う。
皇室関係の国家事務および儀式と文化財の管理などを行う。
行政の基本的制度や地方自治制度の管理運営、情報通信の高度化促進や郵政事業の健全な運営など、広範な行政機能を持つ。
基本法制の維持および整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、 出入国の公正な管理などを行う。
在外公館を通じて得た情報を分析し、良好な国際境の形成や国際社会における国益の追求につなげる。
国家財政と経済政策の要として、予算編成、税制改革、関税政策、国庫・国債、国有財産、為替政策、金融危機管理などを行う。
創造的な人材の育成、学術・スポーツ・文化の振興、科学技術の総合的な振興を図る。
国民の保健・福祉および労働者の働く環境の整備に関する業務を行う。
食料を安定的に供給するために、農林水産業の振興、食品加工産業の育成、技術発展や貿易交渉などの業務を行う。
経済および産業全般の発展、鉱物資源およびエネルギーの安定的かつ効率的な供給確保を図る。
国土の総合的・体系的な利用、開発・保全、交通政策の推進などを図る。
地球環境の保全、公害の防止、自然環境の保護整備をはじめとする環境行政を総合的・一体的に推進する。
日本の平和と独立を守り、国の安全を守ることを目的とし、陸海空の各自衛隊を管理・運営する。

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