ベビーマッサージはマッサージのやり方を何となくでも覚えてしまえば誰でも手軽に実践できますが、繊細な赤ちゃんの体に触れるには注意すべきことがいくつかあります。
部屋の温度や環境、赤ちゃんの体調、マッサージオイルの取り扱いなど、注意を向けていただきたいことについてまとめてみました。
一番大事なことですが、赤ちゃんの機嫌が悪そうなときや泣き出してしまった時は中止して、落ち着いているときに再チャレンジしてください。また、触った時に赤ちゃんがびっくりしてしまうので手を温めておいてください。
始める前に気を配ってほしいこと
赤ちゃんの肌、体調は非常にデリケートです。ベビーマッサージをやる際にも、細心の注意を払いましょう。
赤ちゃんが満腹の時、体調が悪い時は逆効果になるのでマッサージは控えましょう。
前日に予防接種した場合、湿疹などが出来た時の原因がマッサージか予防接種の副反応かわからないので控えたほうがよさそうです。
強い香水は厳禁。指輪などもはずし、赤ちゃんの繊細な肌を傷つけないようにしましょう。
それから必要以上の洋服や靴下の重ね着は、汗をかいたときに熱がこもるため機嫌が悪くなることがあります。
マッサージをする時に注意すること
大人が薄着でいられる程度の室温にし、湿度にも気を配りましょう。
赤ちゃんがリラックスできるように部屋は閉め切ります。
マッサージに使うオイルは、唇などの粘膜に触れたりしないように顔の周りにはオイルをつけません。オイルで滑りやすくなるので抱いたり持ち上げたりする場合は、十分に気を付けてください。
力加減は強すぎず弱すぎず。強すぎると関節脱臼の恐れがあります。わからない時は赤ちゃんの様子を観察しながらやさしく弱いタッチから始め、回数を重ねながら赤ちゃんが気持ちいいと感じる力加減を見つけましょう。
また、生まれたばかりの赤ちゃんはマッサージで肌に触れられることになれていません。ゆっくりと優しく赤ちゃんの目を見つめて話しかけながらマッサージをしてあげてください。
まとめ
ベビーマッサージは、赤ちゃんとお母さんを幸せな気持ちにしてくれます。注意すべきこともどれをとっても難しいことではありません。ルールを守って赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでください。