なんのためにベビーマッサージを学ぶ?
ベビーマッサージを学ぶ大きな理由は2つ挙げられます。
1.自分自身とその子どものため
2.自分自身が講師となり、資格取得を目指す人に教えるためです。
1については、子どもの発育を促す、親子のスキンシップを通して信頼と愛情の絆を強くするなどのほか、子ども以上にママやパパの心身に与える効能も大きいと言われています。
2については、低コストで自分の好きな時間に教室を開講し教えることができるとあって、講師として活躍するママが増えています。
自分と子どものため
ベビーマッサージはスキンシップにより、赤ちゃんの体の発達、心の発育を促してくれる効果があります。また、赤ちゃんだけでなくママやパパにもメリットがあります。毎日、赤ちゃんと触れ合うことでじっくりと向き合う時間が持て、また、マッサージにより、赤ちゃんの体調や気持ちもわかるようになるのです。
そして、何よりも赤ちゃんのママに対する信頼感が深まり安心感を得ることができます。結果、親子の絆がどんどん深まっていくのがベビーマッサージの魅力です。
また、ベビーマッサージは、子供のみならず母親にとっても良い効果をもたらすといわれています。自分の子供を触ったり抱きしめたりすることで、より一層愛情が深まるほか、赤ちゃんが安心したりリラックスできることで、夜泣きが減ったり、寝つきがよくなるということがあるので、両親の寝不足解消に役立つ、といった効果が見込まれるからです。
子どものために資格を取りたいと思っている方におすすめなのは、通信講座です。子育て真っ只中のお母さんにとって、スクールに通うのは大変なこと。
通信教育なら、お子さんがお昼寝をしている時間など、自分の好きなタイミングに自分のペースで学習できます。通信教育で取得可能なベビーマッサージ資格は、日本能力開発推進協会(JADP)のベビーマッサージインストラクターなどがあります。
関連記事:ベビーマッサージの効果的なやり方とは?
教室を開くため
ベビーマッサージの教室を開きインストラクターとして活躍したいと考えている方は、ぜひ資格を取得しましょう。ベビーマッサージは民間資格で、取得していなくても人に教えることは可能です。ただし資格を持っていれば、生徒さんは「きちんとしたプロとしての知識・技術を習得している先生」とみなし信頼して学びにきてくれるでしょう。
大事な自分の子どもに「ベビーマッサージをしてあげたい」と習いにくる方が多い中、子どもに何かあってはいけない・・・、安心・信頼できる先生を選びたい、と考えるのは当然のことでしょう。その安心・信頼の証が「資格」なのです。よって、資格取得により集客力は圧倒的に高まるでしょう。ベビーマッサージインストラクターとして活躍したい場合、ベビーマッサージに関さる知識や技術だけではなく、教室の運営や集客など経営者的なものの考え方も必要になるでしょう。
そのため、教室を開くためのノウハウなどを教えてくれるようなスクールや講座を選択することをおすすめします。
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ベビーマッサージ資格の選び方
ベビーマッサージは民間資格で、認定している団体・資格にはさまざまなものがあります。その中から選りすぐるポイントの一つは、目的や費用が自分にぴったり合っているかという点です。
もう一つは、資格を認定している団体の安定性や永続性、認知度などです。
ベビーマッサージは、国家資格ではなくあくまでも民間資格なので、せっかく資格を取得しても認定団体がなくなってしまう可能性はゼロではありません。そうなったらそれまでの苦労は水の泡です。また、受講資格を医療従事者や教育関係の資格保持者などに限定している団体もありますので注意しましょう。
関連記事:ベビーマッサージインストラクターの養成講座(資格)は複数ある?
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人気のベビーマッサージ資格
数あるベビーマッサージ資格の中で、人気の高い資格といえば、ロイヤルセラピスト協会の「ベビーマッサージベーシック」「ベビーマッサージアドバンス」や、日本チャイルドマインディング&エデュケア協会が認定する「ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト」、ベビーマッサージの開祖・ピーター・ウォーカーの講師養成講座を開催するベビーマッサージ協会の「ベビーマッサージティーチャートレーニングコース」、日本アタッチメント育児協会認定の「アタッチメントベビーマッサージ認定インストラクター」、日本能力開発機構(JADP)が認定する「ベビーマッサージインストラクター」などがあります。
ロイヤルセラピスト協会-RTA
ロイヤルセラピスト協会 - RTAの特徴は、お腹に命が宿ったマタニティ期~赤ちゃん~子どもまでの「親子のコミュニケーション」を軸とした資格を多角的に発行している団体であることです。
受講者は、子育て真っ最中のママが大半を占めます。資格取得後、教室開講までのサポートが万全なのも魅力です。教室開講までの準備、スクール経営のノウハウの伝授、協会員自身が活動しやすいRTAを自分たちの手で創り上げ、さらにRTAを発展させていくための、さまざまなプロジェクトが展開されています。
ベビーマッサージやファーストサインなど業界トップクラスのシェアを誇るカリキュラムだけでなく、ベビースキンケアやファーストトークなどのオンリーワンの講座も自主開発しています。
【ベビーマッサージベーシック】
人気のベビーマッサージとエイデンアンドアネイ(※)提供のおくるみを用いた「おくるみタッチケア」の理論と実践を学びます。誕生してすぐ新生児期からおこなえる、おくるみタッチケアとベビーマッサージが同時に学べる人気講座です。
※ニューヨーク発、ベビーのためにママ、レーガンが設立したモスリンコットン製のおくるみブランド
【ベビーマッサージアドバンス】
デリケートな赤ちゃんの肌を守るための正しい知識を身に付ける講座。スキンケアの正しい知識と実践を学ぶことで、初めての方でも安心してベビーマッサージをおこなうことができます。
関連記事:ロイヤルセラピスト協会のベビーマッサージ講座とは
日本チャイルドマインディング&エデュケア協会
日本 チャイルドマインディング & エデュケア協会(Association of Japan Childmainding and
Educare)・ACEは、産前・産後のママサポートからお子さまのサポートまで長期的で切れ目のない子育て支援をおこなうための専門的知識を持つ人材の育成・認定・支援をおこなっています。妊娠・出産・保育についての専門的知識を持つ「子どものスペシャリスト」を積極的に育成・支援してくことが子どもたちの健全な発達につながることはもちろん、少子化の抑制にもつながっていくと考えています。
【ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト】
ベビーマッサージとは、江戸時代から伝わる日本古来の小児あんまを基にしています。優しく「なでる」「さする」ことが中心のマッサージで、オイルを使わずに服を脱がす必要がなく、いつでもどこでも誰にでもおこなえます。肌とのふれあいから、子どもの心身の成長を促す効果もあります。一人ひとりの体質・気質に合ったマッサージを学べ、特別な道具の用意を必要としないため、開業しやすいのが特徴です。
(資格を取得するには?)
①認定校にて所定の講義全過程のうち出席率が80%以上であること。
②実習レポートの提出。
③筆記試験に合格すると認定証が発おこなされます。
関連記事:ベビーマッサージタッチケアセラピストとは
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ベビーマッサージ協会
ベビーマッサージ協会では、青少年の健全な育成を目的とし、子どもの発達を促すベビーマッサージの日本における普及を計るため、指導者育成講座、講演及び関連研修をおこなっています。
このベビーマッサージの考案者であるピーター・ウォーカーは、イギリスの理学療法士で、障害を持つお子様の機能回復のために尽力しています。健常なお子様にも、「深い呼吸」「柔軟な関節」「強い筋肉」を持ち続けるために研究開発した「ピーター・ウォーカーの発達を促すベビーマッサージ」、及び、キッズの運動のプログラムは、世界中に認められており、既に20カ国以上、1万人以上の人が学んでいます。
【ピーター・ウォーカー ベビーマッサージティーチャートレーニングコース】
約40年の実績・信頼のあるピーター・ウォーカーの「発達を促すベビーマッサージ」を世界中の母親や家族に教えることのできる講師養成3日間講座です。資格取得後は、「ピーター・ウォーカー公認発達を促すベビーマッサージ講師」として活躍できます。
ファーストタッチ、きちんと「お座りできる」・「立つ」の3ステップなど、発達に応じたベビーマッサージを丁寧に指導しています。
【ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージ マスター講師養成講座】
ピーター・ウォーカーベビーマッサージティーチャートレーニングコース修了のベビーマッサージ講師の方限定講座。日本国内にて2年に1回開催予定。ピーター・ウォーカー公認の講師として、ピーター・ウォーカーより「直伝された特別な手技と理念」と「情熱」を持って常に活躍する世界初【ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師】を認定する講師養成1日講座です。
資格取得後は、「ピーター・ウォーカー公認ベビーマッサージマスター講師」として活躍できます。(マスター講師のみ2年更新)
関連記事:ベビーマッサージ協会の資格とは?ピーター・ウォーカー氏の公認資格の概要について紹介!
日本アタッチメント育児協会
日本アタッチメント育児協会が認定するベビーマッサージのインストラクター資格は、単なるメソッドや手法を学ぶだけの資格ではありません。母子関係における心のやりとり「アタッチメント」を育むこと、子どもの発達について知ること、それらを親に教え導くための知識とスキルを身に付けていく資格です。
その根幹となるのが、アタッチメント理論と、発達心理学における知識です。ベビーマッサージのやり方だけでなく、こうしたアタッチメントや発達心理学、対人援助における知識といった「育児の専門家」としての知識までを身に付けて、はじめてインストラクターとして認定されます。
日本アタッチメント育児協会の「アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター養成講座」が、育児の専門家としての基礎知識の修得を認定する「育児セラピスト
前期課程(2級)」を同時取得できるのは、そのためです。育児の専門家になるためのカリキュラムが、講座の中に必須科目として含まれているのです。
【アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター養成講座】
カリキュラムは「レクチャー(講義)」と「ワークショップ(実践ワーク)」で構成。同じ志のもとに、多種多様な人たちが会して、同じ場で学びます。同じ業界、同じような立場の人もいれば、全く違う業界や立場、年齢の方も参加します。そうした方々と講義を共に学び、ワークを共に取り組むことこそ、この講座でしか味わえない魅力です。
関連記事:アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクターとは
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日本能力開発機構(JADP)
日本能力開発機構(JADP)が認定する「ベビーマッサージインストラクタ」の資格を取得すれば、JADP認定インストラクターとして教室を開講することが可能です。また、助産師、看護師、保育士、保健婦など、乳幼児と関わる専門職に就いている方なら、自分の仕事の幅を広げる資格の一つとして、アピールすることができます。
さらに、地域の子育て支援センターや行政機関などと連携、また妊婦や子育てサークルなどでベビーマッサージやベビーヨガを教えるなど、育児を助けるボランティアとして活躍できます。
【ベビーマッサージインストラクター資格取得講座】
・受験資格: 日本能力開発機構指定の認定教育機関などがおこなう教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者。
※キャリカレは、協会指定の認定教育機関です。
関連記事:ベビーマッサージインストラクターとは?資格概要・なるための方法などを紹介!
チャイルドボディセラピスト
「チャイルドボディセラピスト」は、赤ちゃんに触れて手足や体をマッサージする「ベビーマッサージ」に関する資格のひとつです。
ベビーマッサージは、赤ちゃんをマッサージするだけではなく、親子が直接触れ合って体温を伝え、見つめ合い、撫でながら優しく声をかけることで五感を刺激し、心や体、そして脳の発育を促します。お父さん、お母さんと赤ちゃんが触れ合うことで赤ちゃんの情緒を安定させ、親子の絆をも深めます。
関連記事:チャイルドボディセラピストとはどんな資格?資格の種類や仕事内容も紹介します!
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わらべうたベビーマッサージ
わらべうたマッサージはその名前のとおり、「わらべうた」を用いるマッサージです。
ここで使用するオリジナルのわらべうたはベビーマッサージ向けに作られた近代的なもので、歌を歌いながら赤ちゃんとお母さんとのスキンシップやマッサージを楽しむことができます。
関連記事:わらべうたベビーマッサージとは?資格の概要と取得方法を紹介します!
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