●プロフィール
1975年生まれ。大学卒業後、事務、新人教育研修講師などの様々な業務を経験。キャリア・ブレーンにて認定エグゼクティブ・コーチ養成講座を受講し独立。2012年に「彩職献美コンサルティング」を立ち上げた。
これまで自身が学んできた、コーチングをはじめとする実践的なビジネススキルやコミュニーションスキルを、働く女性の仕事力向上のために活かすべく、今年、自ら事業を立ち上げた原田かおりさん。子供のころから夢だったという念願の起業を果たすまでのストーリーをお聞きしました。
─ いつごろから起業に興味を持っていたのでしょうか?
父親が自営業をしているということもあり、自分も会社に勤めるより、自ら何かを起こして働きたいという思いを、中学生くらいから漠然とですが持っていました。
大学卒業後は大手・外資系・中小企業で営業事務、パソコン講師、コールセンター業務、店舗責任者、新人教育研修講師、法人営業などの様々な業務を経験しましたが、いつも「自分が独立したあとも、このスキルは活かせるだろうか」という視点で仕事をしていたように思います。
─ 具体的に起業を考えるようになったきっかけ、そして、ビジネススキルトレーナーを仕事にしようと思ったきっかけは?
25、26歳のころ、独学でパソコンを学んで資格を取得し、IT業界に転職をしました。そこでパソコンを教える業務以外に、人を育てる役割も求められるようになり、女性だけのパソコン技術チームのマネジメントを担当することになったのです。でも人をマネジメントするのは本当に難しく、チームのメンバーである彼女たちをどう活かしていけばいいのか、随分迷いました。
そこで解決策をいろいろ調べるうちに、コーチングに出会い、勉強を始めました。
すると、やればやるほどその面白さに惹かれて、資格を取得。
現場で活かすうちに、「これこそ自分がやりたい仕事かもしれない」と、コーチングにプラスし、自分がそれまで培ってきたビジネススキル、マナーも含めた情報を女性に提供するというビジネスプランを考えるようになっていきました。
─ 独立するまでのエピソードを教えてください。
最終的に起業を決心したのは、35歳の時。
そのとき立てた『5カ年計画』が大きなきっかけのひとつになったと思います。
私は「5年先、40歳までには事業をきちんとした形にしておきたい。それに結婚も出産もしたい」と思っていたので、それをすべて叶えようとすると、36歳のうちにスタートしなければ間に合わないということが見えてきたのです。
そこからは、休みを使って事務所探しをしたり、ビジネスプランを考えたりと起業に向けて具体的に動き出しました。
また社外でも、女性起業家の方とお会いできるような場所に出かけて、刺激ももらいました。
時には「本当に自分にできるのだろうか?」と不安になることもありましたが、仕事仲間や知り合いなど応援してくれる方たちも多く、その声に随分後押ししていただきました。
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