韓国語資格ガイド
どんな資格
映画やTVドラマの大ヒットにともない、日本人の韓国への感心は近年ますます高まっています。「ハングル」能力検定は、韓国語の能力をはかる検定です。母国語を問わない一般的な検定試験と異なり、日本語を母国語とする人を対象に考えられているのが特長。7段階に分けられた試験は、どの級からでも受験できるので、自分の能力にあった級から気軽にチャレンジできます。
資格の活かし方
韓国語を学ぶ理由として一番多いのは、「旅行に行った時に使えるようになりたい」というものです。旅行する際に韓国語を知っているのと、いないのとでは、現地での楽しさが格段に違ってきます。また、ビジネス分野でもアジアでの活動を考えている方は、英語以外の第2外国語として韓国語を身につけておけば、就・転職時のアピールとしても強い武器になるでしょう。
こんな人が向いています
韓国への留学や旅行をするために習う人はもちろん、人気ドラマや映画を字幕なしで見たい人など、多くの人が韓国語を学んでいます。2002年からは大学のセンター試験にも韓国語が導入されたので、受験対策としても活用できます。言葉の理解はその民族の考え方や文化を理解することに通じます。日韓の関係が密接になっていくことが予想されるこの時期は、韓国語を学ぶのに最も適した時期と言えるでしょう。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | 韓国語能力試験 |
試験日 |
【[第81回]2022年4月試験】 【[第83回]2022年7月試験】 【[第84回]2022年10月試験】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 大韓民国教育科学技術部・国立国際教育院(NIIED) |
受験資格 | 特にありません。 |
合格率 | 67.2% |
出題内容・形式 | 出題形式: ・TOPIKⅠ(1~2級):聞取り(四択)・読解(四択) ・TOPIKⅡ(3~6級):聞取り(四択)・書取り(記述式)・読解(四択) 出題範囲: 【TOPIKⅠ(初級)】 [1級] ・自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。 ・約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。 ・簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。 [2級] ・電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。 ・約1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。 ・公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる。 【TOPIKⅡ(中級・上級)】 [3級] ・日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語(ハングル)使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。 [4級] ・公共施設の利用や社会的関係の維持に必要な言語(ハングル)機能を遂行することができ、一般的な業務に必要な機能を実行できる。 ・ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語(ハングル)が使用可能。 ・よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解をもとに社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用できる。 [5級] ・専門分野においての研究や業務に必要な言語(ハングル)をある程度理解と使用ができ、政治・経済・社会・文化などの全般に渡った身近なテーマについて理解し、使用できる。 ・公式的、非公式的且つ口語、文語的な脈略に関する言語(ハングル)を適切に区分し、使用できる。 [6級] ・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。 ・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。 |
検定料 | TOPIKⅠ:4,000円 TOPIKⅡ:5,500円 併願:9,500円 |
問い合わせ先 |
公益財団法人 韓国教育財団 https://www.kref.or.jp/ 〒108-0073 東京都港区三田4-6-18 エムアンドエム6F TEL:03-5419-9171 |