英文会計資格ガイド
どんな仕事?
英文会計資格は米国の会計理論および実務に関する知識を測る検定試験です。歴史も古く、企業の認知度も非常に高い資格です。検定は初歩レベルの4級から、国際企業で部門マネージャーを務める実力があると見なされる1級まで4つのレベルに分かれています。中でも2級は英文での財務諸表の作成能力があるなど実務に対応できるレベルであり目標にするとよいでしょう。
こんな人が向いています
現在、各企業では国際会計基準の導入が始まっています。国際会計基準はアメリカの会計基準を元にしているため、本資格を取得していれば多くの企業から高い評価を受けることになります。また、財務・会計関連業務を英語でこなすことができる能力を証明できるため、外資系企業や海外と頻繁なやり取りをする企業などで活躍することができるでしょう。
豆知識
英文会計検定は、試験はすべて英語の記述式で行われます。財務・会計に関する高度な知識だけでなく、高い英語力が必要です。英語力の目安は2級でTOEIC500点以上、1級でTOEIC700点以上といわれています。キャリアアップを目指す企業の財務・会計担当者や、外資系企業や一般企業の海外部門などを目指す学生の方におすすめの資格です。