社会保険労務士(社労士)試験の受験案内請求方法と期間
社会保険労務士(社労士)試験の受験案内は請求しなければ入手できません。
まずはここからはじめていきましょう。
受験案内の請求方法
受験案内の請求方法は下記の2通りです。
① 郵送による請求(返信用封筒を同封し、後日発送してもらう)
② 窓口による請求(直接取りに行き、その場で受取)
※2021年度(第53回)は感染症対策のため郵送による申し込みのみとなります。
その他の請求方法(インターネット、電話、FAXなど)はないためご注意ください。
また郵送による請求の請求先は、東京都日本橋にある全国社会保険労務士会連合会 試験センターの一か所のみです。
郵送請求に必要な4点
1. 往信封筒用の84円切手
2. 返信封筒用の140円切手
3. 往信用の長形3号の封筒
4. 返信用の角形2号の封筒 =A4サイズ
郵送請求の方法
①往信用封筒に84円切手を貼付し、宛先(試験センター)、ご自身の郵便番号、住所、氏名を記入します。この際、「受験案内請求」と赤字で記入するのを忘れないよう注意してください。
②返信用封筒に140円切手を貼付し、ご自身の郵便番号、住所、氏名(受験案内受け取り先)を記入し、用意した往信用封筒に折りたたんで入れ、送付(ポストに投函)します。
受験案内請求の受付期間
第53回試験の受験案内の請求受付期間は、3月1日~5月31日です。
また受験案内の発送は、官報公示後の4月中旬〜5月31日です。公示前の請求は、4月中旬の試験の官報公示の翌営業日の発送になります。
返信用封筒が5月14日までに試験センターへ到着するよう、余裕を持った準備をおすすめします(速達対応も可能です)。
遅くとも5月上旬には出願を済ませておくことができていれば、万が一、書類に不備があった場合にも備えることができます。
その他の注意点
・書留の取り扱いはありません。
・郵送での請求手順が遵守されていなかった場合、受験案内が届かない可能性があります。
※社会保険労務士試験オフィシャルサイトに詳しい請求手順が掲載されています。
・受験案内は請求者1人につき1セットのため到着後は紛失しないよう注意しましょう。
社会保険労務士(社労士)試験の申し込み方法
社会保険労務士(社労士)試験は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターへ申し込みます。申し込み方法は以下の2通りです。
① 郵送(専用封筒に入れ、簡易書留郵便で試験センターに郵送)
② 窓口(試験センター窓口へ直接持参する)
※2021年度(第53回)は感染症対策のため郵送による申し込みのみとなります。
郵送での申し込みは、専用封筒に入れ必ず簡易書留郵便で送ります。試験センターの窓口へ持参する場合は、受付時間は9時30分〜17時30分、平日のみ対応、土日祝日は受付を行っていないので注意しましょう。
試験申し込みに必要な書類
・受験申込書(OCRシート)
・写真(4.5㎝×3.5㎝)
・受験手数料の納付を証明する書類(払込受領書または振替払込受付証明書)
・受験資格を証明する書類
・(一部科目免除の人は免除資格を証明する書類)
受験申込書は受験案内に必要事項の記入方法(記入例)が記載されているので、記入例を参考にし楷書で記入していきましょう。
事前に、証明写真や受験資格を証明する書類などもを揃えておくと時間に余裕が持てます。
なお、試験情報の詳細が未発表のため第52回試験(2020年度)概要を参考にしていますが、例年変更はないため、お申し込みを急ぐ場合は受験案内入手前に用意しておくとよいでしょう。
受験料
2021年の試験より、受験手数料が9,000円から15,000円に改定されました。
今後はコンビニなどで受験料の15,000円を支払い、払込受領書を用意することとなります。
郵送の場合は簡易書留郵便で送らなければならないため、必ず有人窓口で提出します。
お申し込みに必要な書類の準備や発送には意外と時間がかかるため、受験案内が届いたら早めの対応をするようにしましょう。
社会保険労務士(社労士)試験の試験会場
例年、試験申し込みの際に希望試験地と希望試験会場が選択できました。
しかし2021年度の第53回試験においては、新型コロナウイルスの影響により、使用できる試験会場が明示できない状況のようです。
第53回試験では、試験申し込み時に希望試験地のみ選択し、試験会場は8月に到着する受験票に記載の会場での受験となります。
社会保険労務士(社労士)試験の合格発表
合格発表は例年、厚生労働省や試験センター、都道府県社会保険労務士会での掲示をおこなっていました。
しかし第53回試験(2021年度)においては、感染症対策のため、合格発表日の官報に合格者の受験番号が公告されるほか、社会保険労務士試験オフィシャルサイトへの掲載にて合格発表となります。
合格発表の詳細
社会保険労務士(社労士)試験の合格発表は例年11月の上旬に行われます。
公開は合格発表日の9時00分からとなっており、合格者の受験番号のほか、合格基準点や解答一覧なども登載されます。
国立印刷局のインターネット版官報を確認する方法もあり、公開時間は通常8時30分となっています。官報には本誌と号外がありますが、社労士試験の合格発表は号外に掲載されています。
また社労士試験の合格発表は受験番号のみの公表で、合格者の氏名は非公開です。
合格発表日には受験者全員に成績通知書が通知されます。この成績通知書は翌年以降の受験資格証明書として使用できるので、再受験される場合は大切に保管するようにしましょう。
また、合格者には成績通知書のほかに合格証書、今後の手続きについて記載されたプリントが同封された厚紙の封筒が郵送されます。
※情報未発表のため、第52回試験(2020年度)を参考にしています。
まとめ
社会保険労務士(社労士)の試験は、受験案内を取り寄せるところから始まります。
申し込みに必要な書類も多数あるので、準備に時間がかかってしまうケースも想定をして、申し込み期間に遅れることのないようお早めに対応されるとよいでしょう。
申し込みは5月上旬までに完了できるようにすると安心です。余裕を持って試験に臨むためにも、試験の公示がなされたら受験案内を早めに入手し、焦らずに準備するようにしましょう。
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