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保育士の仕事内容とは?1日の仕事時間やスケジュール、やりがいについてご紹介!

保育士の仕事内容とは?1日の仕事時間やスケジュール、やりがいについてご紹介!

保育士の仕事は「子どもと接し、身の回りの世話をすること」といったイメージをされる方も多いのではないでしょうか。
当ページでは、保育士のより具体的な仕事内容や、1日のスケジュール、雇用形態による仕事内容の違い、事務作業や保護者との関わりなどについて詳しくご説明します。

更新日:2023-11-01(公開日:2019-02-14)

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この記事を監修したのは

白梅学園大学 教授:仲本 美央 氏

白梅学園大学大学子ども学部 教授 仲本 美央

保育士の仕事内容とは?

保育士の仕事内容とは?1日の仕事時間やスケジュール、やりがいについてご紹介!

保育士の仕事は「専門的知識や技術をもって子どもを保育すること」

保育士の仕事の基本となるのが「専門的知識や技術をもって子どもを保育すること」。
いわば子どもの成長・発達を支えるプロというわけです。
日中の大半の時間を子どもの成長をみるわけですから、子どもから親しまれ、信頼されることが必要です。
そのためには、子どもと一緒に楽しく遊び「この先生ともっと遊びたい」「保育園に行きたい」と感じてもらえるように、日々、工夫を重ねることが大切でしょう。

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保育士の主な仕事について

それでは、保育士の主な仕事内容について、大きく4つに分けて見ていきましょう。

(1)子どもの身の周りのお世話や生活習慣を教える

子どもの食べる、着替える、トイレなど、必要なときに身の回りの手助けなどを行います。
また、食事、睡眠、排泄、清潔、衣服の着脱など、基本的な生活習慣を身につけさせ、子どもがひとりでできるようになるために、自分でやりたいという意識を育みます。

(2)子どもの社会性・自立心・感性を育てる

子どもは、多くの友だちや大人と一緒に過ごすことで、集団生活におけるルールを認識し、社会性や、友だちの気持ちに共感したり思いやるなどの感性、道具を使えるようになったり、生活に見通しを持てるようになったりする自立心などが育っていきます。

保育士は遊びなどを通して信頼関係を築くとともに、その心身の健康や発達を促すことが大切といえるでしょう。

(3)保護者とのコミュニケーション・事務仕事など

保護者のサポートも大切な保育士の仕事であるといえます。
1日の終わりに、子どもの様子や活動を報告することはもちろん、時には子育てに関する相談を受けることもあるかもしれません。
その際には保育のプロとして適切なアドバイスをしていくことも必要となるでしょう。
また、お便りの作成や勤務シフトの作成など、事務的な仕事も欠かすことはできません。

(4)保育環境をつくる仕事など

子どもが適切に育つためには人的・物的環境が必要です。
子どもが人間として育つ上で、保育士自身が社会的モデルとなり導いていく必要があります。

また、子ども自身が生活や遊びに意欲的に取り組むことができる環境づくりが大切です。

(5)人と人との関係を支える仕事など

保育現場では、子どもと子ども、子どもと保護者、子どもと保育者、保護者と保育者などさまざまな人間関係があります。
これら人間関係が人それぞれが良好であるように支えていくことも大切な仕事です。

(6)行事・イベントの準備など

保育士の仕事では、行事を企画・準備・実行する機会が日々あります。
そのため、計画性、行動力が求められ、また、行事やイベントでは、その時々の季節感や雰囲気が感じられる環境を作るなど、、クリエイティブなセンスも必要であるといえるでしょう。
各種行事は子どもたちの気分を盛り上げるとともに、成長過程における掛けがえのない思い出作りの場として、また保護者に保育の日常を披露する絶好の場となるため、気をぬけない大切な仕事です。

具体的な行事例
具体的には次のような行事があります。

【行事・イベントの例】
●春の行事(4月~6月上旬)
入園式・新入園児歓迎会・保護者会・遠足

●夏の行事(6月下旬~8月)
プール開き・七夕会・夏祭り・お泊り会

●秋の行事(9月~11月)
運動会・秋の遠足・ハロウィン・保護者参加イベント・いもほり大会・職員研修

●冬の行事(12月~3月)
お遊戯会・クリスマス会・おたのしみ会・節分・ひな祭り・お別れ会(お別れ遠足)・卒園式

●その他
お誕生日会・親子遠足・避難訓練 など

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保育士の勤務時間・1日の流れ

保育士の勤務時間

保育士の勤務時間は基本的に8時間、公立保育園なら8時から20時までのようです。
私立保育園の場合も公立と同様ですが、運営母体の教育方針や運営方針によって異なるようです。
延長保育、24時間開園を実施している施設もあるので、就職する際には条件をよく確認した方がよいでしょう。

一般的なシフト例
一般的に保育園は7時~19時までの間、開園していますが、保育士の勤務時間は、一般的にシフト制になっています。
早番、中番、遅番で、早番は子どもが登園する7時前に出勤となるようです。

【勤務時間の例】
早番:7時~16時頃まで
中番:9時~18時頃まで
遅番:10時~子どもが帰るまで

保育士の1日の流れ

●朝/早番担当の場合
園児たちが登園してくるよりも前に出勤し、開園準備をします。
園児たちが登園してきたら、出迎え、子どもの荷物を預かると同時に、保護者からの連絡ノートを受け取ります。
子どもの体調や何か問題がなかったかを保護者に確認するのも朝一番の仕事です。
その後、お散歩、オムツ交換、排泄援助などが続きます。

●昼~夕方
昼食の補助、遊び、着替え、午睡、おむつ交換、おやつなど、子どもたちへの関わりや援助をしながら、合間に職員間が連携を取りながら事務仕事や会議をこなします。

●夕方~
保護者がお迎えにきて園児が降園したら、保育日誌記入などの事務仕事、翌日のスケジュール確認、戸締りなど閉園準備を行います。

1日のスケジュール例
担当する園児の年齢によって、スケジュールは異なりますが、こちらでは0、1歳児を担当した場合の1日の流れをご紹介しましょう。
こちらはあくまでも一例です。

【例:0、1歳児保育の1日の流れ】
07:00 幼児登園
10:00 自由遊び
11:00 昼食
12:00 午睡
15:00 おやつ
16:00 自由遊び
17:00 降園

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雇用形態によって、保育士の仕事内容は違う?

パート・派遣保育士は保育補助業務がメイン!

「保育士」は雇用形態により、業務内容が異なるということをご存じでしょうか。

正規の保育士が人手不足 
正社員・正規雇用の保育士は保育園などで勤務をしていますが、その保育士が人手不足になっているといった報道などを見聞きされたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によれば、約8割の保育園で非正規のパート・派遣保育士を受け入れているという実態があるようです。
パートや派遣といった非正規雇用の保育士が増えているのは、正規の保育士の人手不足の解消が理由であると考えられます。

※保育士の非正規割合の詳細については、下記をご確認ください。
■参考:厚生労働省【第3回 保育士等確保対策検討会(平成27年12月4日)】「保育士の非正規割合(運営主体別)」

パート・派遣の場合、資格がなくても働ける 
パート・派遣保育士は、保育士の資格を有していなくても働くことができます。
パート・派遣保育士の場合は、正規・正職員の保育士の補助を行うことが主な業務となっており、担任などを持つことはなくサブ的な役割を担います。
会議や事務仕事といった業務を行うことはほぼないようです。

そのため、子どもと接する時間は長くなるといえます。
子どもと遊んだり、お世話をするのが好きな方には適した仕事であるともいえるのではないでしょうか。

【パート・派遣保育士の保育補助業務の具体例】
・お出かけ時の子どもたちの靴の準備
・環境整備など

おすすめの派遣会社 
派遣保育士で働く場合には、派遣会社へ登録しなければなりません。
派遣会社はたくさんあり、どの会社を選べばよいか分からないといった方も多いのではないでしょうか。
派遣会社を選ぶ際、スタッフの対応などは押さえておきたいポイントの一つではないでしょうか。
いち早く希望に合った仕事紹介をしてもらうことができたり、勤務期間中に困った時でも迅速なサポートをしてくれると助かるでしょう。
以下でおすすめの派遣会社を紹介します。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

▼保育士派遣でお仕事をお探しの方はこちら
>>『保育士net』の転職サポートなどの詳細についてはこちら

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事務仕事や保護者との関わりについて

意外に多い事務仕事

上記でもご説明をいたしましたが、保育士の仕事のなかで、事務仕事の占める割合は決して低くありません。
例えば、保護者へのお便り作成、メール配信、保育日誌の作成、園児台帳・登降園管理、指導計画の作成、勤務シフト作成、シフト交代時の業務引継ぎ情報の共有、保護者への請求管理作業など、無数にあります。

また、指導計画の作成もその一つです。
「子どもにどのようなことを経験させたいか」「その経験で何を育み身につけることができるのか」を熟慮し、活動内容を提案、計画を立てていきます。
このように、保育の合間にさまざまな事務仕事があるため、どうすれば効率的にこなしていけるかを考え実践していくことも大切です。

保護者とのコミュニケーション

保育士にとって、保護者とのコミュニケーションも保育と同様に大切な仕事です。
送迎時での会話、連絡ノートなどで子どもの情報を共有しあい、密にコミュニケーションをとっていくことが常日頃から求められます。
いわば保育士は、保護者のパートナーという立場に立って、共に子どもを育て成長を支えていく役割を担うともいえるでしょう。
それは「保護者支援」と言い換えることもできます。

保護者支援とは 
「保護者支援」は、厚生労働省が制定した保育所保育指針でその項目が設けられています。
では、保護者支援とは具体的にどのような仕事なのでしょうか。
次にいくつかを挙げてみましょう。

【保護者支援の例】
・子どもの送迎時の対応
・相談を受け助言を密に行う
上記を、連絡や通信、会合や行事など、さまざまな機会を活用しておこないます。

保護者の仕事と子育ての両立等を支援するため、通常の保育に加えて保育時間の延長、休日・夜間の保育、病児・病後児に対する保育など、多様な保育を実施する場合には、保護者の状況に配慮するとともに 子どもの福祉が尊重されるよう努めます。
保護者に育児不安等が見られる場合には 保護者の希望に応じて個別の支援を行うよう努めます。

すなわち、保護者支援は、保護者との密なコミュニケーションなくして実現することはできないともいえるでしょう。
マニュアル通りの業務に限らず、保護者との活発にコミュニケーションをとることによって必要な支援が見えてくるかもしれません。
保育所での子どもに対する保育業務と保護者支援は相互作用があり、双方を欠かさず行っていくことで、子どもが健やかに育ち成長していけるのです。

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やりがいある保育士を目指すなら資格取得が必要

保育士資格を取るには

保育士の資格取得には受験資格が設けられています。
大学、短期大学、専門学校、高等学校、中学卒業など最終学歴や卒業年度、在学中・中途退学かなどによっても異なります。
また、勤務経験などで受験資格を満たすこともできます。

保育士の資格取得を検討されている方は、事前にご自身の受験資格の有無の確認をしましょう。
受験資格を満たしていない方は、受験資格を得るためにどのようなルートがご自身に適しているのかをご検討ください。

保育士の受験資格の詳細については、下記ページにて詳しく解説をしています。

>>保育士になるには?保育士の資格や仕事内容、試験などについてはこちら
>>保育士国家試験の受験資格・試験日程・合格率・難易度についてはこちら

2022(令和4)年の保育士試験の日程などの詳細につきましては、下記サイトをご確認ください。
■参考:一般社団法人 全国保育士養成協議会「保育士試験を受ける方へ」

保育士養成学校への通学がおすすめ!

やりがいある保育士を目指すには、まず保育士資格の取得を目指すことになるでしょう。
保育士になるには、保育養成学校へ通う、もしくは保育士試験に合格して資格取得する方法があります。
スムーズに保育士資格取得を目指したい方は、保育士養成学校へ通われることをおすすめします。
保育士養成学校は、大学・短大・専門学校などがありますので、どの学校に通うかはしっかり検討が必要です。

>>保育士資格を大学・短大で取得するメリットについてはこちら
>>専門学校に通って保育士になる方法についてはこちら

社会人の方には通信制大学もおすすめ!

社会人の方にとって、日々働きながら学校に通うことは難しいと感じることも多いでしょう。
しかし、保育士養成学校には通信制大学等もあります。
必ずしも無理なことではないでしょう。
>>通信講座一覧についてはこちら

また、独学で保育士試験に合格して保育士資格取得を目指す方法もあります。
>>独学で保育士試験に合格する方法についてはこちら

民間スクールなどでは、試験対策講座なども開講しています。
独学で目指すのは不安という方は、講座受講も検討されてみてはいかがでしょうか。 

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保育士の仕事をお探しの方は

コーディネーターへの相談をおすすめ!

保育士としてお仕事をお探しの方は、保育士現場にも詳しいコーディネーターにお仕事相談をしてみてはいかがでしょうか。
ご希望の勤務地や給料など、あなたのご希望に見合った求人情報を紹介してもらうことができるかもしれません。

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保育士の資格取得を目指せるおすすめスクール

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スクールホームページ:
>>ヒューマンアカデミー / 通信講座

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

仲本 美央 氏

白梅学園大学 教授:仲本 美央

白梅学園大学 子ども学部 教授。
短大・大学など保育者養成校数校での専任講師や教授の経験を経て、現在は白梅学園大学子ども学部子ども学科・同大学院子ども学研究科教授を務める。
保育学、幼児教育学を専門とし、主に家庭における絵本の活用や保育士養成プログラムの開発に注力。

【主な経歴】
※代表的なご経歴のみ抜粋
・筑波大学大学院 人間総合科学研究科 修了
・淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 教授
・白梅学園大学 子ども学部 子ども学科 教授

【代表著書】
・『絵本から広がる遊びの世界 読みあう絵本』(風鳴舎)
・『絵本を読みあう活動のための保育者研修プログラムの開発 ―子どもの成長を促す相互作用の実現に向けて―』(ミネルヴァ書房)
ほか多数

【所属学会】
・日本保育学会
・日本乳幼児教育学会
・日本保育者養成学会
ほか多数

仲本教授へのご連絡はこちら

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