調剤薬局事務関連の試験は、独学でも受験できるの?
試験によって独学でも受験可能!
調剤薬局事務関連の主要な資格試験は6つあります。「調剤報酬請求事務技能認定」「医療保険調剤報酬事務士」「調剤薬局事務検定試験」は資格を満たさないと受験できませんが、残りの3つは特別な資格が無くても受験可能で、独学でもチャレンジできます。
独学でも受験できる資格の1つ目は、調剤事務管理士です。調剤薬局での処方せんの受付と会計、保険請求分の調剤報酬明細書(レセプト)作成など調剤薬局の事務全般に関わる技能を認定する資格です。試験は技能認定振興協会が実施しており、法律・規制に関わる知識を問う学科試験とレセプトの点検・作成能力を問う実技試験から構成されています。合格率は60%程度です。
2つ目は、調剤報酬請求事務専門士です。調剤薬局で保険請求分のレセプトを適確に算定でき、お客様にわかりやすく説明できる専門家であることを認定する資格です。試験は専門士検定協会が実施しており、3級から1級まであります。どの級も薬剤・法律・接遇の基礎知識を問う学科試験と処方せんからの点数計算・レセプト作成の能力を問う実技試験から構成されています。合格率は3級(新入社員レベル)で50〜60%程度です。
3つ目は、調剤事務実務士です。調剤に関わる報酬請求事務に就けるだけの専門能力を持っていることを証明するための資格です。試験は薬学・医療保険制度・点数算定・接遇マナーに関する知識を問う学科試験と、一般、後期高齢者、小児、在宅、特定疾患の5タイプの処方せんから3つを選択し、レセプトを作成する実技試験から構成されています。合格率は60%程度です。
独学で受験できない調剤薬局事務関連の試験を受けるには?
指定講座受講など、受験資格を得る必要がある!
独学だけでは受験資格を得られない調剤事務薬局関連の資格は、それぞれの試験実施団体が指定する講座を受講する必要があります。以下で受験資格について紹介します。
「調剤報酬請求事務技能認定」
調剤に関する報酬請求事務の知識と技能のレベルを評価・認定することを目的とした試験です。試験は日本医療教育財団が実施しており、同財団が認める所定のカリキュラムを受講した人に受験資格が与えられます。試験内容は医療保険制度、法規制、薬学などに関する基礎知識を問う学科試験とレセプトの点検・作成を行う実技試験から構成されています。合格率は非公開とされています。
※調剤報酬請求事務技能認定についての詳細は、以下でも紹介しています。
>> 調剤報酬請求事務技能認定とは
「調剤薬局事務検定試験」
調剤に関わる報酬請求事務に必要な基礎的な知識・技能を問う試験です。試験は日本医療事務協会が実施しており、認定講座を受講することで受験資格を得られます。試験内容は調剤報酬の算定に関わる基礎知識を問う学科試験と、調剤報酬の算定・レセプト作成等の技能を問う実技試験から構成されています。合格率は90%程度です。
※調剤薬局事務検定試験についての詳細は、以下でも紹介しています。
>> 調剤薬局事務検定試験とは
「医療保険調剤報酬事務士」
調剤薬局での事務能力を示す資格で、保険証の確認やデータ入力、会計、レセプト処理などに必要な能力が問われます。試験は医療保険学院が実施しており、受験資格を得るためには医療保険学院の医療保険調剤報酬事務教育講座を受講し、中間テストに合格する必要があります。試験内容は医療保険制度や保険請求業務に関する基礎知識を問う学科試験と、レセプトの点検・作成技能を試す実技試験から構成されています。講座の中間テストを合格した後に試験を受けるため、合格率はほぼ100%です。
【通信講座】で調剤薬局事務関連試験の受験を目指すには?
主なスクールの調剤薬局事務 通信講座を紹介!
調剤薬局事務関連試験の合格を通信講座で目指せる、主要な通信講座を5つ紹介します。
講座実施主体 | 講座名 | 目指せる資格 | 試験実施団体 | 受講料(税込) |
---|---|---|---|---|
ユーキャン | 調剤薬局事務講座 | 調剤薬局事務検定試験 | 日本医療事務協会 | 39,000円 |
ヒューマンアカデミー / 通信講座 | 調剤薬局事務講座 | 医療保険調剤報酬事務士 | 医療保険学院 | 32,592円 |
ニチイ | 調剤薬局事務講座(通信タイプ) | 調剤報酬請求事務技能認定 | 日本医療教育財団 | 36,667円 |
日本医療事務協会 | 調剤薬局事務 通信コース | 調剤報酬請求事務技能検定試験 | 日本医療事務協会 | 32,780円 |
キャリアカレッジジャパン | 調剤薬局事務講座 | 調剤薬局事務資格 | 日本能力開発推進協 | 42,900円 |
●ユーキャン「調剤薬局事務講座」
日本医療事務協会が認定する講座で、受講すると調剤薬局事務検定試験を受けることができます。検定試験は自宅で教材を見ながら受験できます。仮に、不合格であっても受講期間中(6ヶ月)であれば、再受験できるので安心です。
●ヒューマンアカデミー / 通信講座「調剤薬局事務講座」
医療保険学院が認定したこの講座を受講すると、医療保険調剤報酬事務士への合格を目指せます。資格教育の老舗ヒューマンアカデミーが運営母体であるため、資格取得後の就職支援体制が充実しているのが特徴です。
●ニチイ「調剤薬局事務講座 (通信講座)」
医療・調剤関連の教育を45年以上行っている老舗ニチイが開講している講座です。日本医療教育財団が定めるカリキュラムが準備されたこの講座を修了すれば、無試験で調剤報酬請求事務技能認定の資格を取得できます。(受講期間の目安は4ヶ月間)
学生割引制度や受講経験割引制度など、金銭的負担を抑えることができる各種割引制度が準備されています。また、分割払いで支払うこともできるので、まとまった資金がなくても勉強に取り掛かれます。
●日本医療事務協会「調剤薬局事務 通信コース」
この講座は日本医療事務協会が実施している調剤報酬請求事務技能検定試験の合格を目指せます。初学者でもわかりやすいテキストは、検定試験合格に必須かつ最低限の知識を網羅しています。資格取得の学習期間が最低限で済むので、最短1ヶ月で講座を修了できます。課題の添削や質問にも対応しているので、自宅学習でつまづいても安心です。この講座を修了すれば、検定試験を自宅で受験できます。
●キャリアカレッジジャパン「調剤薬局事務講座」
日本能力開発推進協会が認定するこの講座を修了すれば、調剤薬局事務資格の取得を目指せます。資格試験は在宅で受験可能なので、暗記に頼ることなくテキストを見ながら受験できます。学習期間は標準で2ヶ月、最短で1ヶ月です。受講料は42,900円(税込)ですが、ネット申し込みの場合は31,900円(税込)、教材送料別途450円が必要です。
【通学講座】で調剤薬局事務関連試験の受験を目指すには?
主なスクールの調剤薬局事務 通学講座を紹介!
自宅での独学に自信がない人には通学講座がおすすめです。調剤薬局事務関連で定評があるのは以下の3つの通学講座です。
講座実施主体 | 講座名 | 目指せる資格 | 試験実施団体 | 受講料(税込) |
---|---|---|---|---|
日本医療事務協会 | 剤薬局事務 通学コース | 調剤薬局事務検定試験 | 日本医療事務協会 | 41,800円 |
ニチイ | 調剤薬局事務講座 | 調剤報酬請求事務技能認 | 日本医療教育財団 | 45,049円 |
資格スクール大栄 | 調剤薬局事務講座 | 調剤事務管理士 | 技能認定振興協会 | 86,570円 |
●日本医療事務協会「調剤薬局事務 通学コース」
通信コースとは異なり、通学コースが目指すのは調剤薬局事務検定試験です。通学とはいえ必要な学習期間はたった3日間(15時間)であるため、仕事で忙しい人でも通学が容易です。講座終了後に行われる試験は、教材を見ながら解答するタイプです。暗記より理解を重視する調剤薬局事務検定試験は年6回実施されているため、理解が定着したタイミングで受験することが可能です。
●ニチイ「調剤薬局事務講座(通学講座)」
受講料は通信タイプ(税込36,667円)に比べれば、若干割高な45,049円(税込)です。ただし、対面での指導や、同じ目標を持った仲間との相乗効果もあって、受講期間は2ヶ月(目安)に短縮できます(通信の場合は4ヶ月が目安)。無試験で調剤報酬請求事務技能認定の資格を取得できる点は、通信タイプと同様です。
●資格スクール大栄「調剤薬局事務講座」
調剤事務管理士を目指せるこの講座の特徴は、自宅学習と通学を組み合わせられることです。基礎知識の習得は先生から教わる必要はありません。応用的な知識の習得と学んだ知識のアウトプットのみを通学で行うので、通学の負担を減らせます。初学者でも最短2ヶ月で管理士資格の取得を目指せます。受講料は入学金、教材費込みで86,570円(税込)です。
調剤事務の資格を目指せるおすすめスクール&通信講座
医療事務協会/通信(通信)
ココがポイント!未経験者にやさしいオリジナルテキストで即戦力スキルを短期間で習得
スクールホームページ:
>>医療事務協会/通信
ヒューマンアカデミー / 通信講座
ココがポイント!最短3ヶ月で資格を目指せる!調剤レセプトのスキルも身につく
スクールホームページ:
>>ヒューマンアカデミー / 通信講座
医療事務協会(通学/全国)
ココがポイント!ベテラン講師の直接指導!現場エピソード満載の授業で、実践力を養います。
スクールホームページ:
>>医療事務協会