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キャリアコンサルタントの将来性は?現状と資格取得の流れ・活躍を目指す方法を解説

キャリアコンサルタントの将来性は?現状と資格取得の流れ・活躍を目指す方法を解説

キャリアコンサルタントは個人のキャリア形成を支援する専門家として、近年注目を集めています。転職市場の拡大や人材不足といった社会情勢の変化により、その需要はますます高まっているといえるでしょう。本記事では、キャリアコンサルタントの需要や将来性、資格取得のメリットについてなどを詳しく解説します。

更新日:2025-03-12(公開日:2024-03-13)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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キャリアコンサルタントに将来性はある?

キャリアコンサルタントの需要は、将来的に高まっていくことが予想されます。

キャリアコンサルタントの需要は、今後も高まると予想されます。転職市場の拡大に伴う人材確保の動きや、働く人のキャリアに対する考え方が変化しているからです。

さらに、国もキャリア支援を推進しており、専門家の役割はますます重要になっています。一方で、キャリアコンサルタントの人材不足は深刻化しています。こうした状況もあり、キャリアコンサルタントは需要が高く、将来性のある仕事だといえるでしょう。

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キャリアコンサルタントに将来性があるといわれる3つの理由

キャリアに対する考え方が変わってきているから

近年、人々のキャリアに対する考え方が大きく変化し、転職などキャリアチェンジに前向きな風潮があります。総務省統計局の資料によると、2023年の転職者数は325万人に達し、前年より12万人増加しました。

また、終身雇用の概念が薄れ、副業やフリーランスなど多様な働き方を求める傾向が顕著です。その結果、個々のキャリアプランを支援するキャリアコンサルタントの重要性が高まり、需要も増加しています。今後も、この流れは続くと考えられるでしょう。

参考 総務省統計局労働⼒⼈⼝統計室「直近の転職者及び転職等希望者の動向について

AIに代替されにくい仕事だから

AI技術の進化により、多くの職業が自動化されつつありますが、キャリアコンサルタントはその例外といえます。なぜなら、人間の感情や価値観、個別の状況を理解し、共感をもって対応することは、AIには難しいとされているからです。

キャリアコンサルタントは、対話を通じてクライアントの潜在的なニーズを引き出し、それに基づいた具体的なアドバイスを提供します。そのためAIに代替されにくく、今後も安定した需要が続くと考えられるでしょう。

国が後押しする動きがあるから

キャリアコンサルタントの重要性を受けて、国もその育成と活用を積極的に支援しています。職業能力開発施策の一環としてキャリアコンサルティングの普及を行っているのは、「労働者の自発的な能力開発の推進」をするためです。

さらに、職業能力開発促進法第10条の3では、企業に対し従業員へのキャリアコンサルティングの機会を設けることを求めています。国の後押しによってキャリアコンサルタントの役割はますます重視され、今後の需要拡大が見込まれるでしょう。

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キャリアコンサルタントの現状

登録者数(※)
77,204人
主な活躍場所
ハローワーク、民間職業紹介会社、人材派遣会社、企業等の人事部門、学校など
一般的な就業形態
正社員、フリーランスなど

参考 国家資格 キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター
参考 jobtag「キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
※2024年12月末時点の登録者数

2024年12月末時点で、キャリアコンサルタントの登録者数は77,204人です。活躍の場は多岐にわたり、具体的にはハローワーク、人材派遣会社、学校などが職場です。ハローワークや人材派遣会社では、自己実現のための転職をサポートしたり、学校ではこれからのキャリア形成について教えたりなど業務内容も多岐にわたります。

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【基礎知識】キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントとは、個々の適性や目標に応じたキャリアプランを提案し、自己実現をサポートする専門職

キャリアコンサルタントは、職業能力開発促進法で規定されている国家資格で、2016年4月に創設された比較的新しい資格です。主な業務として、就業者のキャリア形成に関する相談や助言を行います。

活躍の場は幅広く、企業や教育機関などで働いています。個々の適性や目標に応じたキャリアプランを提案し、自己実現をサポートする専門職として、今後も需要拡大していくでしょう。

関連記事 キャリアコンサルタントとは?仕事内容をわかりやすく解説

キャリアコンサルタントの具体的な仕事内容

・調査の上、主な仕事内容を簡潔に紹介する
・個人のキャリア相談・職業選択のサポート
・企業内での人材育成・キャリア開発支援
・労働市場の動向分析・情報提供

キャリアコンサルタントの主な仕事は、個人のキャリア相談に応じ、最適な職業選択をサポートすることです。職業適性の診断やキャリアプランの策定、就職活動のアドバイスを行い、拡大する転職市場において重要な役割を果たしています。

さらに、企業内での人材育成やキャリア開発の支援、労働市場の動向分析なども仕事のひとつです。個人と組織の成長を支える専門職として、活躍の場を広げています。

【キャリアコンサルタントに求められる転職希望者への支援】

自己分析
強み・弱み、価値観、興味・関心、適性などを掘り下げる
職業選択
自己分析に基づき、最も適した職業を考える
転職活動サポート
履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策、内定後の交渉
キャリアプランニング
長期的なキャリアビジョン策定、スキルアップ支援、キャリアチェンジ

キャリアコンサルタントの平均年収

平均年収
約550万円

参考 jobtag「キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
※キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントが属する主な職業分類(厚生労働省編職業分類の「カウンセラー(医療・福祉施設を除く)」等)に対応する統計情報です。

キャリアコンサルタントの平均年収は、経験や勤務先によって異なりますが、550万円程度が一般的です。企業内の人材開発部門で正社員として働く場合、独立して活動する場合、副業やフリーランスとして働く場合など、働く環境に応じて収入は変動します。年収は異なりますが、さまざまな働き方があるため、ライフスタイルに合わせて働くことが可能です。

関連記事 キャリアコンサルタントの年収・給料はどれくらい?年収アップ方法についても解説

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キャリアコンサルタントになるには?

需要があり、将来性のあるキャリアコンサルタントは国家資格なので、資格取得まで決まった道筋があります。以下で詳しく解説しますので、これから目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事 キャリアコンサルタント国家資格取得の流れ
関連記事 キャリアコンサルタント試験は独学でも合格可能?受験資格や対策について解説します!

キャリアコンサルタント試験の受験資格を満たす

受験資格
キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。
・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

キャリアコンサルタントの国家資格を取得するには、受験資格を得て、国家試験に合格することが必要です。受験資格の条件は実務経験の有無によって分けられます。

実務経験が3年以上ある場合は、独学での受験が可能です。しかし、実務経験がない場合は、養成講座を受講し、修了することが求められます。養成講座は、キャリアコンサルタントとして必要な知識やスキルを習得することができるため、実際に働く際に役立つでしょう。

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試験を受けて合格する

試験科目
・職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
・キャリアコンサルティングの理論に関する科目
・キャリアコンサルティングの実務に関する科目
・キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
・キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
試験実施機関
特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
料金
学科試験 8,900円
実技試験 29,900円
キャリアコンサルタント試験の免除について
技能検定キャリアコンサルティング職種の1級又は2級の学科試験、実技試験をそれぞれに合格した者については、キャリアコンサルタント試験の学科試験、実技試験のそれぞれに合格した者とみなします。

受験資格を満たしたあとは、国家試験に合格することが次のステップです。試験は学科試験と実技試験の二部構成で行われ、キャリアコンサルタントとして必要な知識と技術を評価されます。

学科試験では、キャリアコンサルティングに関する理論や実務、倫理についての理解を問われるでしょう。実技試験は実際の相談場面を模擬した形で、実務能力を測る試験です。これらの試験に合格することで、正式に国家資格を取得できます。

キャリアコンサルタント名簿に登録を行う

申請〜交付の流れ
1.マイページから登録申請
2.登録センターで受理・審査
3.登録手数料のお支払い
4.登録証の交付
5.登録証の郵送
登録免許税・登録手数料
9,000円(収入印紙)
8,000 円(非課税)

国家試験に合格したあと、キャリアコンサルタントとして活動するためには、名簿への登録が必要です。登録には、厚生労働大臣が指定する登録機関に申請を行うことが求められます。

登録されると晴れて、クライアントに対してキャリア相談や支援を提供することが可能です。

5年に1度登録の更新を行う

更新講習(知識講習)
目的)時間の経過に伴い内容自体が変化する労働法令や労働市場の実態等を重点にブラッシュアップ
内容)資格取得後に改定のあった労働法令等の最新知識について受講
更新講習(技能講習)
目的)受講するキャリアコンサルタントの技能を伸ばす
内容)一定の科目の範囲から、それぞれが補いたい、または伸ばしたい分野を選択し受講

キャリアコンサルタントの資格は、一度取得して終わりではありません。資格を維持するためには、5年に一度の更新が必要です。

更新には継続的な学習や研修への参加、必要な実務経験を積むことが求められます。資格更新を怠ると、名簿からの削除や資格の失効などのリスクが生じるため、定期的にスキルや知識をアップデートし、最新の情報を提供できる状態を維持することが重要です。

キャリアコンサルタント国家資格の難易度

需要が上がり続けるキャリアコンサルタントとして活躍するためには、国家資格であるキャリアコンサルタント試験に合格する必要があります。キャリアコンサルタント試験は、年に3回実施されており、例年受験生の約50〜60%の方が合格しており、国家資格の中では取得しやすい資格といえます。

難易度については以下のページで詳しく解説しています。

関連記事 キャリアコンサルタント試験の難易度・合格率は?必要な勉強時間についても解説!解説

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キャリアコンサルタントの資格の勉強方法に悩んだときは

キャリアコンサルタントの受験資格を満たしていない場合、養成講座の受講が必要です。キャリアコンサルタントに関連するスクールや講座は多くの企業から提供されており、その中から自分に合ったものを選ぶのは難しいでしょう。

「BrushUP学び」では、複数の通信講座や通学講座の資料をまとめて無料で請求できます。さまざまな選択肢を比較しながら自分に最適な講座を選ぶことが可能です。無駄なく効果的に資格取得に向けて学習を進められるでしょう。

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将来も活躍できるキャリアコンサルタントになる方法

せっかく資格を取得するのであれば、人に求められるキャリアコンサルタントになりたいと思われるでしょう。ここでは、長く活躍するためポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

傾聴スキルや冷静な判断力を高める

キャリア支援を行ううえで、相談者の声に耳を傾け、適切に聞くスキルは必須です。傾聴スキルは、相談者のニーズや課題を正確に理解するために重要であり、その後の支援に大きな影響を与えます。

また、現状を把握した上で、冷静かつ柔軟に判断を進める能力も必要です。キャリアコンサルタント基礎的な能力ともいえるため、日々の実務や訓練を通じて、これらのスキルを磨くことが求められます。

常に新しい情報を吸収し続ける

転職市場や各業界の動向は、技術革新や社会の変化によって日々変化しています。キャリアコンサルタントは、こうした変化を常に察知し、最新の情報を把握していくことが重要です。

新しいテクノロジーや業界のトレンドを理解し、それに基づいて適切なアドバイスを行うことが、相談者にとって価値のある支援となります。継続的に情報を吸収し、自分の知識やスキルをアップデートしていく姿勢が大切です。

自分の強みとなる専門分野を持つ

キャリアコンサルタントとして成功するためには、特定の専門分野を持つことが重要です。さまざまな業界で求められる職種ではありますが、特定の専門性を高めることで、相談者に対してより業界に即した適切なアドバイスを行え、信頼を得られます。

もし、専門外で自分だけでは対応が難しい場合は、適切な専門家や機関に案内しましょう。その人が求めている情報を提供することは、信頼を築くうえで重要な役割を果たします。

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キャリアコンサルタントは将来性や需要が高い職業

キャリアコンサルタントの需要は、転職市場の拡大や多様な働き方のニーズに応じて今も将来的にも高まっています。資格取得や取得後も、相談者のニーズに応えるため、継続的な研鑽が必要です。また、知識だけでなく傾聴力や冷静な判断力などのスキルを磨く必要もあるでしょう。知識とスキルが揃ってはじめて、効果的なキャリア支援が提供できます。

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