ITパスポート試験の難易度・合格率はどのくらい?
合格率はおよそ50%と、難易度は高くない!
ITパスポート試験の過去6年間(2016~2022年度)の合格率を一覧表にしました。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2022 | 231,526 | 119,495 | 51.6% |
2021 | 211,145 | 111,241 | 52.7% |
2020 | 131,788 | 77,512 | 58.8% |
2019 | 103,812 | 56,323 | 54.3% |
2018 | 95,187 | 49,221 | 51.7% |
2017 | 84,235 | 42,432 | 50.4% |
2016 | 77,765 | 37,570 | 48.3% |
■参考:ITパスポート試験「統計情報」
表を見ると、合格率はおおよそ50%ほどで落ち着いていることがわかります。
数ある情報系の入門資格の中でも比較的取得しやすい試験と言えるでしょう。
しかし、同じく入門資格である情報検定の情報活用試験3級の合格率と比較すると20%程度低くなっており、ある程度の知識・学習時間は求められると考えられます。
他分野とも比較してみると、人気資格の一つである日商簿記検定3級が同じく50%程度の合格率となっています。
こちらも簿記資格では入門レベルとなっており、初学者が受験する際の難易度としては同程度と見て良いかもしれません。
合格者の内訳を見てみると、社会人と学生の合格率では例年20%程、社会人が上回っている状況のようです。
ITパスポート試験では、通常のビジネスの場面で使用する用語が含まれているため、社会人の方はすでに身についている場合もあるのでしょう。
特にストラテジ系やマネジメント系の分野から出題される設問は会社経営やビジネスに多く関係するものばかりです。
学生にとっては馴染みがなく、しっかりと学習しなければ得点するのが難しいかもしれません。
しかし、過去には多数の小学生や中学生もITパスポート試験に合格しており、最年少合格は9歳となっているようです。
高校生や大学生であれば手が付けられないほど難しいというわけではなく、学習時間をしっかり確保できれば合格を目指すことは可能なレベルでしょう。
ITと言っても、実際にプログラミングや専門性の高いスキルを要求されるわけではなく、実務に即した基礎的な知識が多く出題されています。
過去問を繰り返し回答し、出題傾向と記憶問題を把握することが大事と言えるでしょう。
ITパスポート試験の合格点は?
合格点は600点以上!
合格基準は1,000点満点中600点以上となっています。
100問設けられていますので、6割以上得点できれば合格できる計算です。
注意点としては、分野別評価点も合格基準に入っており、それぞれ300点以上の得点が無い場合は不合格となります。
各分野はストラテジ系(経営全般)35問程度、マネジメント系(IT管理)20問程度、テクノロジ系(IT技術)45問程度です。
ただし、総合評価の枠外として毎年8問の設問が出題されています。
これは今後出題する問題を評価するために使われており、時事的な内容や試験的なものとなっているそうです。そのため、実際に合格基準となるのはストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問となります。
まとめ
ITパスポートの難易度について解説しました。
合格率はおよそ50%程度となっており、他の入門資格と比べてもさほど難易度は高くないのがITパスポートの特徴です。
合格点も6割が基準となっており、しっかりと準備をしておけば合格を狙える試験と言えるでしょう。注意点としては、各出題分野ごとに合格基準が設けられている点です。
得意・不得意を作らず、万遍なく解答できるように学習しておくのが重要でしょう。
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