独学でもITパスポート試験に合格できる?
独学でも合格できるが、メリット・デメリットがある!
Tパスポートは情報処理技術者試験の中でも、最も基礎的な知識を扱う試験です。ITパスポート試験の範囲を押さえて勉強すれば、独学で合格する可能性は充分あると言えるでしょう。
独学でITパスポートの試験勉強をする場合は、メリットとデメリットを比較して「自分に独学が向いているだろうか」「独学で試験勉強を進めるべきだろうか」をしっかり考えて決めることをおすすめします。
ITパスポートは独学すべきか決める際に考えたいメリットとデメリットとは何でしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
独学によるITパスポート合格のメリット
メリットは「費用負担が軽い」「自分に合わせて勉強の予定を立てられる」の2つです。
独学でITパスポートへの合格を目指す場合、通信講座などの費用は発生しません。
ご自身の予算に合わせた教材を購入すれば、教材の費用負担を軽減することができます。
人によっては、すでにITパスポートを取得した人から教材をもらうなども方法も考えられます。
独学の場合に必要になるのは、受験料や試験会場への交通費くらいではないでしょうか。
独学には、費用面でのメリットがあるはずです。
もう1つの独学のメリットに、勉強の予定を柔軟に立てられるというメリットがあります。
仕事や通勤の合間に勉強したり、自分の苦手なポイントに時間を割いたりするなど、オーダーメイドな勉強計画を立てやすいはずです。
独学によるITパスポート合格のデメリット
デメリットは、「他人に質問できない」ことと「勉強の予定で迷いがち」なところです。
通信講座などでITパスポートの勉強をしていると、不明点があっても「通信講座の講師に質問できる」という安心感があるのではないでしょうか。
ですが、独学の場合は周囲に勉強を教えてくれる講師などおらず、質問をすることもできないため、自ご自身の力で模索し、不明点を解消させて理解ていかなければならないでしょう。
また、勉強の予定で迷いがちな点もデメリットではないでしょうか。
独学は自分で勉強の計画を立てますので、
「どの分野にどれくらい時間を割くか」「問題演習はどれくらい行えばよいか」なども、基本はご自身の計画次第です。
結果、勉強の予定を立てるときに迷う可能性があるかもしれません。
以上のことから、試験範囲であるIT関連の知識をすでにお持ちの方や、スケジュールや勉強計画を管理できる方などは、独学に向いていると言えるのではないでしょうか。
ITパスポート試験合格に必要な勉強時間の目安はどのくらい?
およそ100~180時間の勉強時間が必要!
独学でITパスポートの合格を目指す場合、試験勉強に必要な時間の目安も気になるポイントではないでしょうか。どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
ITパスポートを独学で取得する場合の勉強時間は、およそ100~180時間が目安だといわれています。
1日2時間くらいの勉強で約3ヶ月かかる計算でしょうか。1日の勉強時間を1時間にすると、半年ほどかかるかもしれません。
仕事によっては勉強時間は個人差も
ただし、必要な勉強時間には個人差があります。
人によっては、わずか15~30時間ほどの勉強でITパスポート試験に合格するケースもあるようです。
たとえば、仕事で常日頃から情報処理などに携わっていたとします。
ITパスポートはITの知識や基礎力を問う試験のため、仕事でITに接している方は少ない独学の時間で取得できるかもしれません。
対して、インターネットやパソコンに普段あまり触れていない方は、IT用語を理解することからなど、目安の勉強時間より長い時間を要する可能性もあります。
ITパスポートの合格を目指す方のIT知識によっても勉強時間が変わってくるはずです。
いずれにしても、ITパスポートの合格を独学で目指すなら、勉強に早めに着手することをおすすめします。勉強をはじめてみると「合格までの目安時間より多く時間を取った方がよさそう」など、独学に必要そうな時間や勉強期間などもわかるかもしれません。
ITパスポート試験の効率的な勉強法とは?
テキストで基礎知識を身につけ、過去問を解く!
Tパスポートの勉強方法は、テキストで基礎力を身につけて過去問を解くという「インプットとアウトプットをバランスよく行う方法」がおすすめです。
まずは、ITパスポート試験までどれくらい時間があるのか確認し、計画を立てていきます。
ITパスポート試験までの残り期間を確認しておかないと「勉強の時間配分を間違えた」「思っていたより試験日まで時間がなかった」など、ITパスポート試験間際になって慌てるかもしれません。
テキストによるインプットと、演習問題を解くアウトプットの比率は7:3ほどだといわれています。
インプットとアウトプットを効率良く行うためにも、まずは独学の勉強計画を立ててはいかがでしょうか。
(1)テキストによるインプットをする
ITパスポートの勉強計画を立てたら、今度はテキストによるインプットに入ることをおすすめします。
ITパスポートのインプットでは、テキストを徹底的に読み込みます。わからない用語の意味を調べたり、基礎知識を覚えましょう。インプットの目安は全体の7割ですから、勉強時間が仮に100時間だとすれば、そのうちの70時間はインプットにあてる計算です。ただ、70時間インプットに使うとして、ITパスポートの試験範囲のどの分野にいくら時間をかけるかが次の問題になることでしょう。
苦手な分野がある場合は、インプットの時間を苦手分野に多く割く方法が考えられます。「ITパスポートのテキストでよくわからない部分があった」「難しく理解が足りないところがあった」などの場合は、インプットの時間をその部分の勉強へと多めに割くかたちで勉強計画を修正してはいかがでしょうか。
独学でのインプット方法には、テキストの他にも、YouTubeやWebサイト上で講義を受けたりする方法もあります。
(2)演習問題を解くなどアウトプットをする
次に、ITパスポートの独学のアウトプットは、演習問題を解くなどの方法があります。
具体的には、書籍を購入して学習する他、Webサイトやアプリで問題を解いたりといった方法があります。また、ITパスポート公式サイトより過去問題のダウンロードも可能です。
ITパスポートの演習問題を解いていると、インプットによる理解が足りない部分が見えてくるはずです。
理解が足りない部分については、テキストに戻って復習するなどさらに丁寧にインプットを行う対策をとってはいかがでしょうか。
演習問題によるアウトプットは、ストラテジやマネジメント、テクノロジなどの分野で6割の得点をとれるかが目安になるといわれています。
試験では「損益分岐点、稼働率、二進数」に関する計算問題も出題されるため、計算方法も押さえておきましょう。
アウトプットで基礎力が身についているかを確認し、その上で、ITパスポート試験直前は過去問などで知識の補完を目指してはいかがでしょうか。
まとめ
ITパスポートは独学でも合格を目指せる試験です。
ITパスポートの独学には、費用負担を軽減できるメリットや、自分で柔軟に勉強計画を立てられるメリットがあります。
ただ、独学でわからないところが出てきても質問できないデメリットなどもあるため、自分に独学が合っているかよく考えることをおすすめします。
これからフリーランスとして独立をご検討されている方や将来的に独立を目指している方などは、ITパスポートの取得を目指しても良いかもしれません。
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