環境プランナー資格ガイド
どんな仕事・資格?
ビジネスと環境の両立が企業にとって大きな課題となっている昨今。それらの課題を実現するためのアドバイザーとなるのが、環境プランナーです。この資格は、環境省認可の財団法人地球環境財団が認定する民間資格です。財団が認定する機関で研修を修了した後、資格試験に合格すると環境プランナーとして認定されます。現在、環境プランナー、環境プランナーER、環境プランナーEROという3つのランクがあります。
活躍の場
企業が環境問題に対処した経営を行うために必要な人材、すなわちプロフェッショナルである環境プランナーは、業態業種問わず、あらゆる企業において必要とされています。また環境に対し一定の対策を講じている企業に与えられる環境マネジメントシステムの国際規格=ISO14001の認証を得るための指導者としての活躍も期待されています。資格取得者の中には、税理士や会計士もおり、企業コンサルタントの仕事に知識を生かしています。
気になる将来は?
環境プランナーは、環境省が進めている中小事業者に対する環境保護活動の促進と環境経営のあり方を規定したガイドライン、「エコアクション21」の審査人資格の1つとなっており、今後ますますの活躍が期待されています。また「エコ検定」の上位資格として、「環境プランナー・ベーシック」という資格試験が2009年秋から新設され、資格取得後、規定の講義を修了すると、「環境プランナー」の資格を取得することができるようになります。