産業カウンセリング試験のおすすめの本（書籍）をご紹介します！

産業カウンセリング試験に合格するためのおすすめの本（書籍）

産業カウンセリング入門（改訂版） 産業カウンセラーになりたい人のため（杉渓 一言　他複数名）

本書は、産業カウンセリング協会の設立にも関わったいた方々が編著者になっているため、産業カウンセリング協会の公式テキストとして指定されていたこともありました。

広く活用されている
1995年の出版から現在まで資格取得に向けた勉強用の参考書として広く活用されています。
労働問題の顕在化や2001年の公的資格から民間資格への移行など、産業カウンセリングには大きな転換点もあります。

時代に即した改訂
時代の変化に沿ってこの参考書は随時改訂が行われています。
例えば、「産業カウンセリングの相談室」という章の追加や、現代の考え方に合わせた文章の大幅な加筆や修正などが行われている書籍です。

産業カウンセリング　産業カウンセラー養成講座テキスト（日本産業カウンセラー協会 ）

産業カウンセラー養成講座は協会によって運営されており、全国の主要都市で受講可能です。
「Web講義」「会場での講義」を併用して開催されます。
この養成講座は半年から10ヶ月かけて行われており、その中で使用されるのが「産業カウンセリング　産業カウンセラー養成講座テキスト」です。

さまざまな側面から
本書の構成は「8部23章」となっており、コミュニケーション・カウンセリングについての基礎や心理学的内容はもちろん、法令や労務管理など様々な側面から産業カウンセリングについて取り上げています。

課題提出に必須の参考書
養成講座も基本的にこのテキストに沿って課題提出を行うため勉強には必須の参考書です。
講座終了後も知識の確認用として活用しても良いでしょう。

産業カウンセリングハンドブック（日本産業カウンセリング学会 ）

「産業カウンセリングハンドブック」は合計773ページにも及ぶかなりボリュームのある参考書で、約160名もの執筆者により執筆されています。

網羅性の高い参考書
収録されている内容は産業カウンセリングの歴史から始まり、「海外のカウンセリング事情」「具体的なカウンセリング技法」「雇用と産業カウンセリングの関係性」「組織内における産業カウンセリング」など多岐に及んでおり、かなり網羅性の高い参考書と言えるでしょう。

実務面も詳しく記載
テクニック的な内容だけでなく、実際の現場で役立つ実務面についても幅広く記載されているため、これ1冊でかなりの使える知識を身につけることができます。

まとめ

産業カウンセリングは、組織で働く労働者の方が毎日健やかに過ごしていけるよう支援をする大切な仕事です。
その方の人生にも関わるため、専門知識や経験をしっかりと積んでおく必要があるといえるでしょう。

最も合う参考書を選ぶ
今回ご紹介した参考書は、内容の違いはありますが、いずれもカウンセリングに必要な知識の習得に役立つものばかりとなっています。
ご自身に最もあった参考書をお選びください。
しっかりと勉強を積み重ね、悩んでいる方の力になれる産業カウンセラーを目指しましょう。