広告マーケティング資格ガイド
どんな仕事?
マーケティングとは、多様化する消費者のニーズを捉え売れる商品・サービスを創り出す活動全般を指します。広告マーケティングは、消費者や業界動向の調査・分析、商品やサービスについての提案、コミュニケーション戦略の立案などを行う仕事です。近年は企業ブランドの重要性が改めて認識され、単発の広告や販売促進活動からイベント協賛や展覧会の開催を含めた統合型コミュニケーションを展開する企業が増えています。
活躍の場
広告代理店や調査会社、企業のマーケティング部に所属し、市場調査・動向分析、新商品の企画・開発、販売促進など幅広い業務に携わっています。商品の特性や利点を踏まえてその位置づけを行い、広告の目標と予算を決定してテレビや雑誌などマス媒体を用いた広告展開のプランを練ります。また直接的・短期的な効果を狙ったダイレクトマーケティングやセールスプロモーション、パブリックリレーションズなどの戦略も立案します。
必要な知識とスキル
調査や分析などのスキルとともに、マスメディアの及ぼす影響や特性、機能などメディアやマスコミについて理解をしておく必要があります。平面・空間に関するデザインや、国際交流や情報発信の基礎となるコミュニケーションについても学ばなければなりません。社会学・経営学の知識や英語力があれば、活躍の場は広がるでしょう。固定観念にとらわれない柔軟な発想や、時代の先を読む鋭い感性や洞察力も求められます。