フラワーデザイン・アレンジメント資格ガイド
どんな仕事・資格?
ホテルやレストラン、デパートなど、人々が集うアメニティー空間をフラワーアレンジメントで心地よく演出する仕事です。必ずしも資格が必要ではありませんが、資格があればフラワーデザインの基礎があるとみなされて有利です。民間の団体が認定する資格は多数あります。初心者から段階的に受験できるのはフラワーデザイナー資格検定試験です。実務経験のある人には、各県の職業能力開発協会が検定するフラワー装飾技能士の資格があります。
活躍の場
フラワーショップでは花のアレンジセンスが売り上げを大きく左右するので確かな技術をもつことが証明できれば就職にも有利でしょう。お店によっては昇級につながる場合もあります。その他、ホテルやレストラン、ショップのディスプレイ、結婚式や各種イベントなど、活躍の場は多岐にわたります。能力次第ではフリーのフラワーデザイナーやフラワーコーディネーターとして独立したり、フラワーインストラクターとして教室を開くことも可能です。
こんな人が向いています
初心者がフラワーデザイナー1級を取得するには、早くても3、4年はかかります。スクールに通いながら1級取得を目指しましょう。就職先はフローリストはもちろん、将来の独立も視野に入ります。1990年開催「国際花と緑の博覧会」以来、フラワーデザイナーは一気にスポットライトを浴びた感がありますが、まだまだ参入の余地はあります。安く、品種も増えたフラワービジネスの現場では、デザインが大きな付加価値となっているのです。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | フラワー装飾(フラワー装飾作業)技能検定 |
試験区分 | 国家資格 |
主催団体 | JAVADA 中央職業能力開発協会 |
受験資格 | 原則として検定職種に関する、下記実務経験が必要。 ・1級:7年以上 ・2級:2年以上 ・3級:6ヶ月に満たない場合も受検可能 ※実務経験は学歴や職業訓練歴、または下位資格の取得によって変わり(短縮され)ます。 |
合格率 | - |
出題内容・形式 | ■3級学科試験 出題形式:真偽法及び四肢択一法 試験内容: 1.フラワー装飾一般(フラワー装飾の歴史、フラワー装飾の活用方法、フラワー装飾用語、フラワー装飾のデザイン、造形に関する基礎理論) 2.フラワー装飾作業法(基礎技法、ブライダルブーケ・コサージ及び花束の制作方法、アレンジメントの製造方法、空間及び平面の装飾並びにディスプレイの方法、その他の装飾品の製作方法) 3.材料(フラワー装飾に使用する材料の種類・性質・加工方法及び使用方法、フラワー装飾に使用する器工具の種類及び使用方法) 4.植物一般(植物の生理及び生態、植物の分類、植物の維持管理) 5.安全衛生(安全衛生に関する詳細な知識) ■1・2級学科試験 出題形式:真偽法及び四肢択一法 試験内容: 1.フラワー装飾一般(フラワー装飾の歴史、フラワー装飾の活用方法、フラワー装飾用語、フラワー装飾のデザイン、造形に関する基礎理論) 2.フラワー装飾作業法(基礎技法、ブライダルブーケ・コサージ及び花束の制作方法、アレンジメントの製造方法、空間及び平面の装飾並びにディスプレイの方法、その他の装飾品の製作方法) 3.材料(フラワー装飾に使用する材料の種類・性質・加工方法及び使用方法、フラワー装飾に使用する機械及び器工具の種類及び使用方法) 4.植物一般(植物の生理及び生態、植物の分類、植物の維持管理) 5.安全衛生(安全衛生に関する詳細な知識) ■1・2・3級実技試験 フラワー装飾作業(デザインプランの作成、フラワー装飾品の製作、フラワー装飾品の配置、フラワー装飾品の維持管理) |
検定料 | 学科試験:3,100円 実技試験:18,200円 |
問い合わせ先 |
中央職業能力開発協会 〒160-8327 東京都新宿区7-5-25 西新宿プライムスクエア11階 TEL:03-6758-2861・2890 http://www.javada.or.jp/index.html ※東京の場合 東京都職業能力開発協会 〒102-8113 東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター7F TEL:03-6631-6052 |