コーチング資格ガイド
学べること・学び方
最近注目を集めている人材開発手法に「コーチング」があります。コーチングとは、相手の話を聞き、質問をしながら、不安や悩みを解消し、解決方法を気づかせ、相手を目標に向かって後押しする手法です。単に、解決策を教授するのではなく、相手とともに解決策を探りながら、能力を引き出していくのがこの手法の特徴です。コーチングを効果的に行うためには、高度なコミュニケーション能力が必要になります。スクールでは、考え方と手法だけでなく、実際にコーチングを行いながら実践的なスキルを学ぶことができます。
こんな時に役立ちます
コーチングは企業で最も注目を集めている人材開発手法です。コーチングの能力を有していることは、すなわち部下や同僚と適切で深いコミュニケーションを取る能力を持っていることを意味します。人を動かす立場に立たなければならないリーダーやマネジメント層の人々だけでなく、ビジネスパーソンの基本的なコミュニケーション能力の一つとして大きな注目を集めています。
豆知識
その名前の通り、コーチングはもともとスポーツの分野から生まれました。コーチは選手の体調や練習の効果、精神状態などを考慮しながら、目標に向かって選手をもり立てていかなければなりません。1950年代にハーバード大学でビジネススキルとしてこのコーチングが注目され、以後アメリカを中心に多くの企業で採用され、近年ではコーチングを専門に行うプロフェッショナルも登場しています。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | ICF認定資格 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 一般社団法人 国際コーチング連盟日本支部 |
受験資格 | ICFが認定するコーチ・トレーニング・プログラム(ACTP)の修了が必要 ■アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC) トレーニング時間:60時間以上 コーチング実績:8名以上かつ100時間以上のセッション ■プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC) トレーニング時間:125時間以上 コーチング実績:25名以上かつ500時間以上のセッション ■マスター認定コーチ(MCC) トレーニング時間:200時間以上 コーチング実績:35名以上かつ2,500時間以上のセッション |
合格率 | - |
出題内容・形式 | 受験資格にある各トレーニング時間とコーチング実績を積んだ上で、筆記試験が行われる。 |
検定料 | ■アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)ICF本部会員:100USドル ~/ 非会員:300USドル~ ■プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC) ICF本部会員:300USドル ~/ 非会員:500USドル~ ■マスター認定コーチ(MCC) ICF本部会員:575USドル~ / 非会員:775USドル~ |
問い合わせ先 |
一般社団法人 国際コーチング連盟日本支部 https://icfjapan.com/ 〒112-0003 東京都文京区春日1-5-3-201 03-3868-0807 |