薬膳・漢方検定の試験情報
- 試験区分
- 民間資格
- 主催団体
- 一般社団法人 日本漢方養生学協会
- 受験資格
- 特になし
- 合格率
- -
- 出題内容・形式
- マークシート100問
▽薬膳・漢方検定公式テキスト目次
第1章 現代の薬膳・漢方
第2章 漢方の基本
第3章 薬膳の基本
第4章 身近な食材
第5章 薬膳・漢方と暮らし
巻末企画 薬膳・漢方検定対策集 - 日程
-
【第17回 薬膳・漢方検定】
試験:2023年3月12日(日)
締切:2023年2月15日(水) - 検定料
- 6,200円(税込・通常価格)
- 問い合わせ先
- 一般社団法人 日本漢方養生学協会
http://www.kampo-youjyougaku.jp/
〒108-0074 東京都港区高輪3-25-29
03-3280-2219 - 補足情報
- 試験はマークシート式となっており、正解率70%以上で合格となります。検定の公式テキストが市販されており、模擬問題・解説も入っていますので試験対策に活用できます。
薬膳・漢方検定の基本情報
薬膳・漢方検定は、日本漢方養生学協会が主催しており漢方の知識を活用して食生活を改善してみたい方に最適な資格です。
漢方は中国の伝統医学をベースに日本で発展してきたもので、陰陽五行や五臓六腑など、普段は使わない語彙や概念が多く出てきます。
漢方に興味を持っていても、なんだか難しくて挫折してしまったという人もいるかもしれません。
そのような方にこそ薬膳・漢方検定がおすすめです。
薬膳・漢方検定は、これから漢方を学んでみたいというビギナー向けの資格だからです。
漢方薬の難しい勉強はほとんどありません。
身近にある食品の漢方的な効能を学び、季節や体質に合わせたレシピ作りを学べます。
まずは自分自身の食生活改善、家庭での健康管理という目標を持って楽しみながら漢方を学ぶことができるのです。
薬膳・漢方検定の資格取得の方法
薬膳・漢方検定は誰でも気軽に受験できる検定試験です。
年齢・性別・国籍・学歴など受験資格の制限はありません。
また指定スクールや講座の受講も不要なため、薬膳・漢方検定の資格を取りたい!と思った人がすぐにチャレンジできるのが魅力です。
試験会場として指定されているのは「仙台・東京・名古屋・大阪」の4か所です。
最寄りの都市を選んで受験しに行く必要があります。
試験時期は毎年、夏と冬の2回で、詳細な時期は公式サイトなどで発表されているのでチェックするようにしましょう。
独学で合格もめざせます!
薬膳・漢方検定は、資格取得のために特別な講座を受講する必要がないため、公式のテキストをしっかり勉強すると独学でも資格取得できます。
薬膳・漢方検定の合格率は約85%で難易度は高くありません。
とはいえ、受験者アンケートでは45%ほどの受験者が「難しかった」「やや難しかった」と回答しているため試験勉強はしっかり行う必要があるでしょう。
試験はマークシートで4択の中から正答を選びます。
例えば、以下のような質問が出題されます。
Q:だいこんの性質として適切でないものは次のうちどれか。
1:かぜの予防
2:辛味
3:温性
4:消化促進
日々の食生活に役立つ実践的な問題ですね。
試験時間は60分で、100問中70点以上で合格することができます。検定試験の問題は、主に公式テキストから出題されるので、付属の模擬問題や解説を利用し、あまり馴染みがなくて分からない部分を中心にしっかり読み、問題を解いておくようにしましょう。
漢方独自のキーワードや、固有名詞などは暗記する必要があります。
最初こそなじみのない語彙の暗記は大変ですが、一度覚えてしまうと、今後、漢方の本を読むときもスラスラ理解できるようになります。
公式テキストを用いて薬膳・漢方検定の試験勉強をすることで、漢方の基礎知識が自然に頭に入ってくることが大きなメリットです。
おすすめテキスト
全改訂版 薬膳・漢方検定公式テキスト
監修 薬日本堂
試験実施団体である日本漢方養生学協会が認定する公式テキストです。
学習のポイントを基礎から身につけることができる内容となっており、検定合格のために学んでおきたい一冊です。
おすすめ薬膳レシピなども収録されています。
薬膳・漢方検定の上位資格 漢方養生指導士
薬膳・漢方検定を取得すると、身近な食材を使った食養生についてもっと学んでみたいと思うようになるはずです。
家庭の中で資格を活かすだけではなく、漢方の知識を用いて他の人に健康のアドバイスをしてあげたい方には上位資格である「漢方養生指導士」がおすすめです。
漢方養生指導士は、薬膳・漢方検定と同じ日本漢方養生学協会が主催している検定試験です。
薬膳・漢方検定合格者は、漢方養生指導士の講座を受けるための入学金1万円が免除される特典がついています。
漢方養生指導士は、漢方の知識を用いた健康アドバイザーとして活躍できる「漢方スタイリスト」や「漢方カウンセラー」などの上位資格にもつながる初級資格です。漢方や薬膳に興味を持ち始めた人は、ぜひチャレンジしてみたい資格ですね。
資格取得にかかる費用と期間
薬膳・漢方検定は独学で受講可能なので、勉強のためにかかる費用は公式テキスト1,650円(税込)のみです。
公式テキストは書店やネット通販で購入可能です。薬膳・漢方検定の受験料は6,200円(税込)です。
一度、不合格になった方の再チャレンジのための再挑戦割(5,700円)や、日本漢方養生学協会の認定する野菜検定・調味料検定など、食に関わる検定試験の合格者の割引(5,740円)なども用意されています。
試験会場は、前述の通り仙台・東京・名古屋・大阪の四カ所だけなので、最寄りの都市に住んでおられない方は交通費や宿泊費がかかります。
しかし、薬膳・漢方検定は講座やスクールが不要で検定試験としては非常に安価なので、比較的チャレンジしやすい資格ではないでしょうか。
薬膳・漢方検定の活かし方
薬膳・漢方検定は、まずは自分自身の体調管理や食生活の改善に活かすことができます。
漢方では西洋医学では診断名がつかない「未病」が得意分野のひとつです。
身近な食材を漢方の知識を使って組み合わせて薬膳料理として活用し、自分や家族の健康度がアップしたという方は少なくありません。
自分や家族が漢方の力で健康になったことをきっかけにして、友人から薬膳料理のレシピなどについて尋ねられるようになったという方も多いようです。
薬膳・漢方検定の資格を取得した方の多くが、さらに上位資格の漢方養生指導士を学び、漢方や薬膳への知識を深めています。
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