PHP資格ガイド
どんな仕事?
PHPは、WEBシステムを構築する上で必要不可欠なプログラミング言語の一種、スクリプト言語です。ブログや掲示板、検索システムの他、グループウェアなどを開発するために必要な言語。Perl同様、テキストベースでプログラムを構築でき、簡単に動的なWEBコンテンツを作ることが可能。商用サイトでも広く採用され、注目を集めています。またオープンソースで、入手も利用も無料、初心者にもトライしやすい言語と言えるでしょう。
活躍の場
WEB開発の場は、WEB制作企画会社だけではなく、規模の大小に関わらず一般企業にまで広まっています。特にPHPを使ったシステムは、一般的なWEBサイト上で活用できるものが多く、独自のWEBサイトを開発し、運用している企業でも広く活用され、その担い手であるWEBプログラマーに対するニーズは高まっています。求人数も多く、その採用条件としてPHPスキルを求められることも少なくありません。
必要な知識とスキル
PHPは、基本的にHTMLに埋め込む言語です。HTMLに関する知識やスキルは必須と言えるでしょう。そして、Linuxをプラットフォームに、UNIX系OSやWindowsで動作する高機能WEBサーバーのApache、世界中でも需要が高いデータベース管理システムMySQLと組み合わせて、システム開発を行うことが多く、これらについての知識とスキルがあれば、さらに仕事の幅は広がるでしょう。
試験データ
項目 | 内容 |
---|---|
資格・試験名 | PHP技術者認定試験 |
試験日 |
【PHP技術者認定試験】 |
試験区分 | 民間資格 |
主催団体 | 特定非営利活動任意団体PHP技術者認定機構 |
受験資格 | 特になし |
合格率 | 上級:10%前後、初級:70%前後 |
出題内容・形式 | ■初級 ・出題形式:選択式(複数または単一選択) ・出題内容:『初めてのPHP5』を主教材とし、一般的な知識やPHPオンラインマニュアルなどからも出題します。 ・出題範囲: 1章 オリエンテーションと始めの一歩 2章 テキストと数の操作 3章 判定と繰り返しについて 4章 配列の操作 5章 関数 6章 Webフォームの作成 7章 データベースに情報を保存 8章 クッキーとセッションでユーザを記憶 9章 日付と時刻の取り扱い 10章 ファイルの操作 11章 XMLのパースと生成 12章 デバッギング 13.8 クラスとオブジェクト(クラス定数も含む) 14章 日本語処理 付録B 正規表現の基本 付録D PHP5.1とPDO 追加1.セキュリティ(各章からのポイントの集約や一般的な知識など) 追加2.出力バッファ(エラー処理。各章からのポイントも含む) 追加3.定数・予約語 ■上級 ・出題形式:選択式(複数または単一選択) ・出題内容:『プログラミングPHP 第3版』を主教材とし、一般的な知識やPHPオンラインマニュアルなどからも出題します。 ・出題範囲: 1章 PHPについて 2章 PHP言語の基本 3章 関数 4章 文字列 5章 配列 6章 オブジェクト 7章 ウェブに関するテクニック 8章 データベース 9章 グラフィック 10章 PDF 11章 XML(&XML系で追加された関数) 12章 セキュリティ 13章 アプリケーションに関するテクニック 14章 PHPの拡張 15章 WindowsでのPHP 追加 SPL(Standard PHP Library) 日付クラス PEAR(管理系のコマンドなど) 名前空間 クロージャー リフレクション Late Static Binding JSON PDOとネイティブモジュールの違い mysqlndドライバについて 正規表現(pcre, posix, mbstring) APD/Xdebug memcache フィルター |
検定料 | 初級:13,200円(税込) 上級:16,500円(税込) |
問い合わせ先 |
特定非営利活動任意団体PHP技術者認定機構 http://www.phpexam.jp/ |