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着付け師の収入・年収はどのくらい?詳しく解説します!

着付け師の収入・年収はどのくらい?詳しく解説します!

結婚式や披露宴、お宮参り、七五三、子どもの入学式や卒業式など、特別な場では着物を着たいという方は多いのではないでしょうか。
また近年、SNSなどの普及を背景に若年層の間でも着物ブームは再燃しています。
しかし、日常的に着物を着るという方でなければ着付けには慣れていないという方も多いかと思います。
そんな時に頼りになるのが着付け師です。
着付け師は着物を正しく、美しく着せるための技能を持つ専門家です。
あわせて着物を着るシチュエーションごとに適切な着こなしや装いのアドバイスなども行います。
それでは、この着付け師を仕事にした場合、どのくらいの収入・年収が見込めるのでしょうか。
今回は着付け師の収入について、また一般的な金額より収入をアップさせる方法などを詳しくご紹介いたします。
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更新日:2024-09-17(公開日:2020-09-02)

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着付け師の収入・年収はどのくらい?

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(1)正社員の場合:年収はおおよそ220~280万円、月給は16~20万円ほど!

「着付け師」といっても、その収入は働き方や実務経験、勤務地などによってさまざまです。

ここではまず、正社員として働く場合の収入を見てみましょう。
着付け師が正社員として働くことができる就職先の一例には、下記のようなものがあります。

・呉服店での着付け業務
・美容院での着付け業務
・ブライダル会社での着付け業務
・写真館などでの着付け業務
・大手着付け教室での講師や着付け業務
・着物のレンタル会社での着付け業務
・着付け派遣会社に在籍し、派遣先での着付け業務
・和装スタイリストのアシスタント業務

このような企業に正社員として雇用された場合の平均的な年収は220万円~280万円前後と言われ、月収に換算するとおよそ16万円から20万円ほどの給料になると考えられます。
ただし、これはあくまで正社員の平均年収で、働き方や実務経験によってこの収入には大きく差が出ます。

たとえば、同じ正社員であっても、着付け師として20年以上の勤務経験があるベテランの場合では340万円~450万円前後と平均年収が大幅に上がるようです。
着付けを仕事とする場合、特に重要視されるのは、着付け師としての実務経験数と言われています。
中でも20~30年にわたり着付け師として働いているベテランがもっとも優遇されることから、着付け師の年収は50代が最も高くなるようです。
実務経験以外では、年齢、都道府県、最終学歴などによっても、平均年収に差が出ると言われています。
また、大手のウェディングサロンなどで働く場合は安定した収入を見込むことができ、ボーナスがもらえることもあるでしょう。

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(2)アルバイトやパートの場合:平均月収10~15万円ほど!

次に、パートやアルバイトとして着付け師の仕事をする場合の収入を見ていきます。
着付け師は、一般的に着物関連企業での正社員求人数は少なめで、繁忙期やお客様からの需要のある時だけ人手が欲しいという企業からのパートやアルバイトといった雇用形態での求人も多い仕事です。
求人の一例を下記にあげてみます。

[ブライダルホール内の美容室]
着付け経験者の求人:時給1,000円

[東京の振袖専門店]
成人式着付けの経験者の求人:
あらかじめ決められた時間内で着付けることを条件とし、卒業式の袴の着付けも含む。
報酬:成人式半日 20,000円(※所要時間・技術・着せ付け人数によって変動)

[有名化粧品会社系の美容室]
東京の結婚式場での着付け業務:時給900~1,500円 / 週1~3日勤務。

このように、パート・アルバイトの着付け師として働くと時給または日給などでの給料計算になり、勤務形態もシフト制が多くなるため、やはりたいていの場合は正社員ほどの収入は見込むことは難しいといえるでしょう。
一部では2,000円という高額な時給のところもあるようですが、着付け師の時給は大体900円前後が平均的で、時給が低いところでは800円ほど、高いところで1,000円から1,200円ほどとなっているようです。
平均的な時給900円で1日6時間の勤務を週5日行った場合、月収は10万ほどとなり、正社員の給料の半分程度になります。

また、正社員にも言えることですが、着付け師は通常「着付け」だけの仕事ではなく、アシスタント業務や雑務、事務などさまざまな業務を行います。
上記の金額はこれらの業務を含んでの時給となります。
中でも呉服店などに勤務する場合、販売業務を兼ねることも多くあると考えられます。

(3)仕事内容が着付けだけの場合:多くても年収5万円ほど!

前述のとおり、通常着付け師としてどこかに就職した場合、事務や雑務など着付け以外の業務もあわせて行うことになり、それも含めての収入となります。

それでは、「着付け」だけの仕事をするとなると収入はどうなるのでしょうか。
着付けの仕事には波があります。
成人式や卒業式のシーズンには仕事が多くありますが、それ以外だとほとんど仕事がない時期もあるためです。
ちなみに、成人式や卒業式などの着付けの場合、一人当たりの着付けで3,000円前後の収入を得られると言われています。しかし、年間通して安定した需要があるとは言えない仕事ですので、一年を通して15人程度しか着付ける機会がないことも多く、この場合は年収で5万円程度と通常のパート・アルバイトよりも低い収入となります。

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着付け師としての収入・年収をアップさせる方法は?

実務経験を積んで、知名度・キャリアアップ、独立開業を目指す!

ここまでの金額を見ると着付け師の収入はあまり高くないように見えますが、中には平均の数倍もの高い年収を得る着付け師もいます。
もちろん、このような方たちも最初から収入が高いわけではありません。
多くは会社に雇用され、働きながら着付け師としての実務経験を積み、実力をつけて知名度を上げていきます。
知名度のある有名着付け師になれば指名も増え、年収600万円超えも実現可能となるでしょう。

有名な着付け師になることができると、さまざまなメディアに取り上げられることもあるかもしれません。
人目に触れる機会が増えることで芸能人や有名人とのコネクションができたり、活動の場が大きく広がったりする可能性も大いにあるのです。
実力を認められれば有名な雑誌やスタジオとの契約ができることもあり、有名人の着付けなどを専属でするようになると安定して高収入を得る道が開けます。

さらに、着付け師には独立開業するという選択肢もあります。
10年ほどの実務経験を積み、一定の知名度を得た後、自分で着付け教室や着付けサロンを開講したり、会社を設立したりして、自分自身が着付け師として働くだけでなく同時に会社の運営・経営などを行うのです。
このように着付けビジネスを手広く行うことで収入をアップさせることができるでしょう。
当然、自分自身も独立開業した後は時給で働くわけではなくなるため、自分で着付けの内容によって自由に価格が設定できます。
例えば5,000円で価格設定した着付けを30分で複数終えることができれば、時給に換算した場合は1時間1万円の収入を得ることになるのです。
このように経験を積むことで得られる技術力とスピードは、収入を上げていくことに繋がると考えられるでしょう。

また、有名着付け師になれば講習会を行ったり、本の出版をしたりすることで副収入を得ることもできるでしょう。
インターネット時代の現代では、ブロガーやユーチューバーとして情報を発信する形での活動も可能です。
こうした副業で収入を得られるようになるためにも、資格取得やスキルの継続的向上を行い、サービスの質や信頼を高めることが必要になるでしょう。

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まとめ

今回は、着付け師の収入・年収についてご紹介しました。

あまり収入が高くないと言われる着付け師の収入ですが、自分のやり方次第でその金額は大きく変わります。
まずは着付け教室などで正しい基礎知識を身につけることから始めましょう。
その後、実務経験を積み、ベテラン着付け師になって、技術を磨きながら知名度を上げる努力を続けていけば収入を上げていくことは十分に可能です。自分が着付けを習った教室から仕事のあっせんを貰えることもあるようです。

インターネットが普及した今、着物は若い世代にも受け入れられ、根強いブームとなっています。
そのため、最近では20代、30代といった若い着付け師も増加しているようです。
ブログやSNS、ホームページなどのツールを活用することで若い着付け師の方も独自のスタイルなどを発信するなど新しい活躍の仕方を展開することも可能です。

フリーランスとして活動すれば、定年退職もなく、年と共に実務経験を重ねることで一層の信用や信頼を得られる着付け師。
着物が好きだから仕事にしたいという方はもちろん、パートやアルバイトとしての需要も多いため、副業として、また、子育てをしながらなど、自分の生活に合わせて働くこともできる仕事であることも魅力のひとつでしょう。
国内でも年齢を問わず、また外国の方にも着物文化が見直されつつある今、着付け師はこれからも需要の見込める仕事であると言えます。

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