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日本語教師として独立・フリーランスになるには?必要事項や仕事内容・働き方などを解説!

日本語教師として独立・フリーランスになるには?必要事項や仕事内容・働き方などを解説!

日本語教師には教員免許のような必須の資格はありません。
そのため現在では、働き方の1つとしてフリーランスや副業という形態で指導する方も増えているといわれています。

必須の資格はありませんが、日本語教師として働くうえで有利になる可能性のある資格や講座がありますので、具体的にどのようなものなのかをご紹介します。
日本語教師を目指している方はぜひご一読ください。

更新日:2024-07-30(公開日:2020-08-19)

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この記事を監修したのは

早稲田大学 名誉教授:川口 義一 氏

早稲田大学名誉教授:川口 義一

日本語教師として独立・フリーランスになる方法

日本語教師として独立・フリーランスになるには?必要事項や仕事内容・働き方などを解説!

日本語教師として独立・フリーランスになる方法はいくつかあります。

「日本語教師養成講座」を受講・修了する

日本語教師養成講座とは、日本語教師となるためにふさわしい知識やスキルを身につけることを目的とした講座のことです。

学位を取得していることが受験条件になることもあるため、大学卒業後に日本語教師養成講座を経て日本語教師を目指すケースも多いといわれています。

養成講座の要件
この日本語教師養成講座は、どのような講座でもよいというわけではありません。
文化庁が「日本語教育に関する研修として適切である」と判断し、開設の届出を受理されている講座に限ります。
この届出が受理された講座を420時間以上受講することで、法務省が明示している「日本語教育機関の告示基準」を満たしていると判断されるのです。

自身に合った講座を選ぶ
届出を受理された日本語教師養成講座は、大手資格スクールなどで受講することができます。
料金体系や受講期間などは、スクールによってさまざまであるため、ご自身に合った講座を選びましょう。

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「日本語教育能力検定試験」に合格する

日本語教育能力検定試験」、上記の日本語教師養成講座と並び、日本語教師を目指すうえで重要な資格であるといわれています。
毎年10月に試験が開催されており、合格率は20%前後で推移することが多いです。

この検定試験に受講資格はありません
そのため、会社で働きながら日本語教師としての独立を目指し試験勉強に取り組む方も増えているようです。

ただし、勉強内容は非常に幅広く、日本語の文法はもちろん、教育制度、歴史、心理学などさまざまな分野の内容を覚えておくことが必要であるといえます。

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対策講座を受講
そのため、ゼロから独学で学習するのではなく、「日本語教育能力検定試験」受験対策の講座を受講し、座学や実習で学習したあとに「日本語教育能力検定試験」合格を目指す方法を検討されるのもよいかもしれません。

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日本語学校・スクールでの指導経験を経たのちに独立する

上記の講座や資格を取得することで「日本語教育に関して一定以上の知識がある」ということを証明することができます。
これらの受講終了や検定合格は、国内の日本語学校などで勤務する際に採用条件として掲げられていることが多いです。

必須の資格はない
ただし、これらは、日本語教師になるうえで必須の資格ではありません

そのため、フリーランスの場合は、無資格の状態でも日本語教師を名乗ることが可能です。
ただし、無資格でもフリーランスで日本語教師として活動できるため、教師個々人では指導レベルに差があるのが実情のようです。

知識や経験を積む
まずは日本語学校などに勤務し、指導経験やキャリアを積んでから独立することをおすすめします。

無資格のフリーランスと比べた時に、「日本語教育に関して一定以上の知識があることの証明」や「実際にスクールで指導した経験がある」というのは、受講生の信頼性を高めるための1つのポイントとなりえるでしょう。

ビジネス経験
さらにスクール以外にも、ビジネス経験のある方であれば「ビジネスシーンで使う日本語」「日本のマナー」なども指導することができるため、そのような部分を学びたいと考えている受講生・学生から選ばれる可能性が高まります。

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独立・フリーランスの日本語教師の仕事内容とは?

フリーランスの日本語教師になると、いくつかの組織と契約して働いたり、別の仕事と掛け持ちで働いたりするなど、柔軟な働き方をすることが可能です。
具体的にはどのような選択肢があるのでしょうか。

日本語学校の非常勤講師

まず、日本語学校の非常勤講師として働くケースがあります。
常勤講師であれば学校関係の雑務も担当することが多いですが、非常勤講師であれば基本的に自分の受け持つ授業をきちんとこなせれば問題ありません。
複数の学校と契約して授業を受け持つことができるので、給料や働く時間帯なども自由に決められるというのが魅力的です。

ただし、非常勤講師は時給制であることも多いため、授業数を多く取らないと収入が上がりにくい可能性もあります。
そのため、採用においての勤務条件などをしっかり確認しておくとよいでしょう。

就業先により異なりますが、時給は1コマあたり1,500円~2,000円程度となっているようです。

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自分で教室を開く

さらに、フリーランスであれば、自分で教室を開くこともできます。
「プライベートレッスン」ともいわれ、指導内容を自由に設定できるため、自分の望むような報酬や労働時間に調整することが可能です。

  • 集団指導か個別指導か
  • 授業料
  • 指導場所
  • 指導時間
  • 授業の進め方 など

最近では「オンラインレッスン」という形で指導をおこなうケースも増えており、オンラインであれば自宅にいても指導できるため、副業として取り組むということも多いようです。
オンラインの日本語教師を募集している日本語学校や教育関連の企業もあるため、契約先の1つとして検討してみてもよいでしょう。

一般企業内での研修

また、一般企業内で外国人社員に日本語研修・セミナーをおこなうというケースもあります。
近年では外国人採用に力を入れている企業も増えているため、社員教育の一環として日本語の指導をフリーランスに依頼することもあるのです。

こうした場合には、ビジネスシーンで使用する日本語を指導することもあるので、実際に会社での実務経験があると採用されやすくなる可能性があります。

執筆活動

日本語教師としての知識を活かし、執筆活動をおこなうことも可能です。
日本語教育に関する書籍を出版したりブログなどを執筆したりと、ライターとして情報発信することもフリーランスの働き方の1つといえます。

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独立・フリーランスの日本語教師のメリット・デメリットとは?

メリット

日本語教師は、フリーランスになることで働き方にさまざまな選択肢を持つことができます。
特に報酬や労働時間などを自分の好きなように調整できるというのは、大きなメリットといえるのではないでしょうか。
子育て中の方や他に仕事をしている方であっても、ライフスタイルに合わせたり副業として両立したりが可能です。

また、フリーランスとして、さまざまな現場・環境で働くことは、ご自身のスキルアップやキャリアアップ、人脈の広がりにもつながるでしょう。

デメリット

ただし、自由度が高い反面、受講する生徒の集客を自力でおこなわなければならず、日本語教師としての能力や経験を上手にアピールする必要があるでしょう。
日本語教師としての指導だけではなく、細かな事務処理などもすべて担う必要があります。

また、フリーランスとして仕事が軌道にのるまでは、収入面で不安定になる場合もありえるでしょう。

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まとめ

日本語教師として独立・フリーランスになる方法についてご紹介してきました。

日本語教師になるためには必須の資格はありません
しかし、日本語教師としての信頼性を考慮すると、知識と資格を身につけることは重要といえます。
これからフリーランスの日本語教師を目指される方は、今回ご紹介したように講座の受講や資格の取得、ビジネス経験を積むことなどをおすすめします。

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

川口 義一 氏

早稲田大学 名誉教授:川口 義一

早稲田大学名誉教授。言語・生活研究所代表。
現在は、言語・生活研究所の代表を務めながらオンラインでの日本語教育において精力的に活動中。

【主な経歴】
城西国際大学大学院人文科学研究科特任教授(2018/4~2019/3)
早稲田大学大学院日本語教育研究科専任教員(2002/4~2014/3)
早稲田大学日本語研究教育センター専任教員(1988/4~2002/3)

【代表著書】
『もう教科書は怖くない! 日本語教師のための初級文法・文型完全「文脈化」・「個人化」 アイデアブック』(ココ出版)(2016/12)
『ライブ! 成長する教師のための日本語教育ガイドブック』(共著)(ひつじ書房)(2005/5)
ほか多数

【海外派遣歴】
ケルン日本文化会館日本語教師オンライン研修会招待講師(2020/6)
EPA候補生・教師研修(ベトナム・ハノイ)招待講師(2020/2)
ほか多数

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