今年の4月から日本語教師の国家資格化が始まりましたが、当然私も資格を取り直さなければならない立場なので、経過措置を利用して登録日本語教員になるべきか、このままフリーランスとして日本語教師を続けていくか、今後のことをものすごく悩んでいます。
そのように考えていく中で、「そもそもどうして日本語教師になろうと思ったんだっけ?」と、ふと思ったので、日本語教師になろうと思ったきっかけについて、改めて考えてみました!
これから日本語教師を目指そうと考えている方の参考になれば嬉しいです♪
大学の教育実習で外国人に日本語を教える楽しさを知った
私は大学で日本語教員養成課程を受講していたのですが、課程の一環として実施された教育実習で外国人に日本語を教える楽しさを知ってから、日本語教師として働くことを考えるようになりました。
当時の私は家庭教師のアルバイト経験があったので、教えることにはすでに楽しさを感じていたのですが、言葉が通じなかったり、育ってきた文化や環境が全く違ったりする中で、外国人留学生が「勉強になった!」といってくれたことに、大きな達成感がありました。
教育実習は、4~5人のグループごとに実施していくスタイルで、教案・教材作りはかなり大変だったのですが、授業を終えた後に「もっと教えたい!」とモチベーションが高まっている自分がいました♪
色々な国の人と交流をするのが好きだった
人と交流をするのが好きでした。
特に大学3年次のイギリス留学では、さまざまな国の留学生と出会う機会があり、日本とは異なる言語や文化に触れることができる国際交流が、楽しいと思える趣味の1つになりました!
イギリス留学から帰国した後も、大学で主催している国際交流パーティーに遊びに行ったり、地域の国際交流会をお手伝いしたりしていたのですが、こういうのを仕事にできればいいなぁと、だんだん考えるようになったんです。
外資系企業で働くという選択肢もありましたが、大学でちょうど日本語教師の資格を取得していたので、よし、日本語教師になろう!と思いました♪
英語を使う仕事がしたかった
私は完全に文系だったので、英語と国語が得意科目でした。
小さい頃から海外に憧れていたということもあり、大学卒業後は英語を使う仕事がしたいなぁと漠然と考えていました。
とはいえ、学生時代の私の英語力は初級レベル。
意気込んで外国人の先生が開講している英会話の授業をとってみたものの、簡単な日常会話もままならない程でした(泣)
しかしイギリス留学をきっかけに、英語力は飛躍的にアップ。
英語でコミュニケーションをとることに抵抗がなくなり、前から興味のあった日本語教師という仕事について真剣に考えるようになりました!
外国に住んでみたかった
いつか外国に住んでみたいという気持ちはずっとあったのですが、イギリス留学を経験して留学だと高い費用がかかることが分かったので、現地で仕事をしながら生活できればいいのになと思っていました。
でも、いざ調べてみると海外での就労ビザ取得には、専門的なスキルを求められるケースが多いことが判明。家庭教師と飲食店でのアルバイト経験が少しあるくらいの私が、簡単に実現できるものではないことが分かりました…。
そんな中、東南アジアで日本語教師として働いている大学の卒業生のお話を聞く機会があり、日本語教師の需要が高い東南アジアなら仕事をもらえるかもと思い、海外に住む選択肢の1つとして日本語教師を考えるようになりました!
留学の経験を活かして、日本語を勉強している外国人の役に立ちたいと思った
約1年にわたるイギリス留学はすごく学びが多く、特に外国人として海外で暮らすことの大変さを身に染みて感じました。
言葉が通じなくて落ち込むことは日常茶飯事、時にはクラスメイトから人種差別を受けてホームシックになることもありました(><)
そんな時頭に浮かんだのが、教育実習で担当した外国人留学生たち。
実際に自分が海外で生活してみて、彼・彼女たちの立場になって考えることができ、そのように日本語を勉強している外国人の役に立つことをしたい!と思うようになりました。
日本語教師になったら、日本語を教えるだけではなく、日常生活で抱えている悩みや思いを聞いてあげたり、何かアドバイスをしてあげたり、先生がいてよかったって思ってもらえるような存在になりたいと考えていました(^^)
今もその思いは変わらず、どうやったらもっと学習者に喜んでもらえるかな、と日々考えています♪
まとめ
今回久しぶりに、日本語教師になろうと思ったきっかけについて振り返ってみて、意外と大学時代の経験が大きいんだなぁと、気がつきました。
日本語教師を目指すきっかけは本当に人それぞれだと思いますが、日本語教師という仕事に興味がある方は、ぜひこの機会にどうして日本語教師になりたいのか、考えてみてはいかがでしょうか。